この千葉県を含む関東周辺では、まぶたが腫れた状態を見たら、
「あれっ?!ものもらいじゃない!!」
と、言うと思います。
関東近県で、育ってきたのであれば、間違いなく、使う言葉だとも思います。
この「ものもらい」
正式な病名としては、麦粒腫というものがついていますが、こんな病名を使う患者さんはあまりみかけません。
ところで、この「ものもらい」。
地域によって、いろいろな呼び名があるようです。
わたくし事ですが、主人は東海地方の出身なので、
ものもらいのことを「めんぼ」と言っていました。
さらに、大阪の友人は「めばちこ」
北海道の友人は「めっぱ」
最初に聞いた時は、「は?!」
何を言っているのだろう、と思ったものです。
さらに、ちょっと調べてみると
四国のあたりでは「めいぼ」、熊本では「おひめさん」などと呼ばれているようです。
ちなみに、原因は「黄色ブドウ球菌などの細菌感染」で起こります。
よく、ものもらいという呼び名から、
「他人にうつりますか?!」と質問を受けますが、ウィルス性のものではありませんので、人から人へうつるということはありません。
もし、かかってしまったら、腫れて痛みがでたり、煩わしさがありますので、早めに治療薬で退治したいものですね!