線の太さは均等ですか?

眼科にいらした事があるなら、見覚えのあるようなこんな表です。
時計の針みたいですね。視力表によって、若干の画像は違いますが
だいたいこんな感じです。

 

 

 

 

真ん中の円のあたりを見て、そこから外に向かって伸びている放射線の
「太さは均等ですか?」

こんな感じで、視力検査のときに聞かれると思います。これは何の検査かというと、
乱視があるかどうかを調べているものです。

この画像では分かりづらいかもしれませんが、この線の太さが均等に見えない!
という方は、乱視があるということになります。

乱視がある方は、
例えば縦のライン12-6の線のあたりが太い、
3-9の横の線のあたりが太い、など線の太さが均等に見えません。

乱視というと、「物がダブって見える」という認識があると思います。
このダブって見える方向も乱視にはあり、
縦ブレ、横ブレ、斜めブレなど様々です。
「ブレていても、見えるからいいや~!」なんて単純に思っていても
乱視のブレはきちんと矯正しないと、大変疲れます。眼精疲労の原因になります。

これも屈折異常(わかりやすく言えば、眼の異常)の一つです。放置せずに、
きちんと眼鏡やコンタクトレンズで矯正し、スッキリとした視界を手に入れましょう!

 

眼鏡も乱視用でも薄型のタイプが出ているようですし、コンタクトも一昔前までは、
乱視といえばハードコンタクトと言われていましたが、今では着け心地もよい使い捨て
タイプの乱視用レンズも発売されていますよ♥

若くても白内障になります。

白内障というと、どうしても加齢に伴う症状というイメージです。

確かに、白内障のほとんどは 年をとると白髪になるのと同じで、
目の中の水晶体も白く濁ります。
物が2重に見えたり、眩しかったり、かすんだり・・・
眼鏡やコンタクトをしても、治るようなものではありません。
白内障の種類でいうと、これは「加齢白内障」になります。

平均すると、患者さんは 40歳代から増え始め、
60代で7割程度
70代で9割程度
80代では、ほぼ100%に近い方が白内障になります。

 

 

 

 

左)正常眼            右)白内障眼

右の眼は、水晶体が白い曇りガラスのようです。

ちなみに日本には、カリーユニやタチオンなどをはじめとして
白内障の進行を遅らせる薬がありますが、治す薬はまだありません。

海外では、気休め程度とされているところが多く、
日本の投薬量は どうやらビックリされているようです。

日本の医療の方針としては、
「薬を使用し、白内障の進行を遅らせ手術を先延ばしにする」方法と
「薬を使用せずに白内障を進行させ、手術して視力を回復させる」という方法。
大抵はどちらかを患者さん自身が選んでいるのではないでしょうか。
他にも慢性疾患などが関連して、早めに手術をしたり、コントロールが必要なケースもあります。

 

そして本題です。白内障は加齢に伴うものだけではありません。

加齢によるもの以外でも、
・先天(生まれつき)の白内障、
・ぶどう膜炎や、網膜色素変性など眼の病気に併発する白内障
・アトピーや糖尿病などの身体の病気に併発する白内障、
・眼の外傷や薬・X線のために起こる白内障

などなどです。

一度濁った水晶体は元にはもどりません。
特に、若いほど白内障の進行は早いと言われますので、「おかしいな・・・」と
思ったときに、すぐ先生の診断を仰ぐようにしましょう!

 

プラセンタ注射は顔にもできる

ビタミン・ミネラル・アミノ酸など、様々な栄養成分を含むプラセンタ。

通常であれば、腕のあたりに筋肉注射をし、
成分は血中をめぐっていくという流れです。

しかし、改善を望む部分には個人差があり、
より効果を期待したい部分に注射するほうが即効性もあり効果的です。

たとえば、肩こりがひどいなら肩へ。
腰痛なら腰へ。
また、なるべく効果を持続させたいのであれば、
お腹など脂肪分の多いところへ注射し、
体内への吸収ペースを遅らせるという方法もあります。

中でも、人気なのはお顔へのプラセンタ注射です。
美顔・毛穴の引き締めなどの効果を期待される方は、
多少の腫れを伴う方もいらっしゃいますが、
効果が実感できるという方が多くいらっしゃいます。

これから秋にかけては、マスクなどで数日の腫れ具合は隠すこともできますので、
希望される方はまず、ご相談ください。(もちろん、腫れが気になる方は、通常の筋肉注射でも十分効果は期待できるはずですよ)
また、施術後にメイクをしていただいても問題ありません。

どんなに効果の高いお化粧品などを、肌の上から塗っても、
皮下組織への吸収には限度があります。
注射により血中へ直接、有効成分を入れることにはかないません。
是非、比べてみてはいかがでしょうか。

 

子供に眼鏡をかけさせるべきか。

様々な家庭教育がなされる中で、個性多いお子さんが当院にも沢山
来院します。これも美人で優しい院長のパワーでしょうか?!

さて、お子さんの眼鏡についての質問で、
よく受ける2つの内容について検証してみます。

1つめは「眼鏡は、何歳の子供から装用可能なのでしょうか・・?」

これは、何歳という決まりはありません。
平均的には3歳くらいから、眼鏡の装用ができると言われています。3歳に満たなくても、その子が便利で使ってみたいなどと興味を持った場合は、2歳くらいでも使用できるようです。

わが子に眼鏡をかけさせたくない、とか
お子さん自身も眼鏡をかけたくないとか、いろいろ事情はあるようですが、必要な視力が出ていないのは、大変不便なことです。

また、意思表示がうまくできない小さなお子さんの場合、お母さん・お父さんに是非、ちゃんとお子さんの視力に問題がないのか、気にしてみてあげる必要があります。
特に3歳児検診などで指摘を受けた場合は、放置せずに必ず精密検査を受けるようにしてあげてください。

もう1つは、「無理にでも眼鏡はかけさせるべきか?」

結論から言えば、無理にでもかけさせる必要がある場合があります。

一般的に目が悪いというと、
「近視」の子を対象に言われているかと思います。
学校からのプリントで、視力判定BとかCとかは、近視の状態の子がほとんどです。

こういったケースの場合は、生活上不便がないいようなら、無理にかけ続けさせる必要はありません。例えば、黒板が見えにくいときだけ使うなどで十分です。成長期のむやみな眼鏡の装用はオススメしません。

 

しかし、眼科的にいうと見逃せないのは「遠視」の子のほうです。
斜視や弱視の原因にもなり、成人したときには調節力の低下にともない、相当の眼精疲労をもたらすようになります。
確実に見分けるのは難しいですが、
その中で、強度の遠視の子には、いくつかの行動パターンがあります。
日常生活をよく観察してみてください。

・瞬きを異常なくらいする。
・他の子に比べて、落ち着きが少ない。
・飽きっぽい、諦めが早い。
・目を細めながら物を見る。
などなど、個人差はありますが、少なからず当てはまることをしていると思います。

少しでもおかしいな・・・と思ったら眼科を受診してください。
測って何事もなければ、それで安心ですし、異常が見つかれば早期発見は重大な疾患を未然に防ぐことにもつながります。

そして、強度遠視のお子さんは、本当にピントを合わせる力をつけるために、
眼鏡を必ずかけ続けさせてください。
眼鏡には、コンタクトレンズと違い、容姿的コンプレックスを持ったり、煩わしさを感じてかけていたくないと思ってしまう子もいて、気がついたら眼鏡を外してしまっていたりすると
治療の意味がなくなってしまいます。

眼科内でも、お子さんとの視力検査はある意味戦い?!です。
強度の遠視を放置したために、弱視になってしまったりするお子さんを見ていると、
今、ここで何とかなるかもしれないのに!!という子を放っておけなくなってきます。
「治療のため」と薬を飲むようなものと割り切って、必要な眼鏡は必ず装用させるようにしてください。

目が見える世界って、素晴らしい物だということを是非、お子さんに教えてあげてください^^

 

バイオフィニティ、知っていますか?

コンタクトレンズの製品ですが、「バイオフィニティ」という商品をご存知でしょうか?
また、「クーパービジョン」という製造メーカーをご存知でしょうか?

このクーパービジョンというメーカーは、いっさい製品の広告をしません。ですので、メディアへの露出が全くありませんので、一般の方でご存知のようなら、かなりの物知りさんです。

 

しかし、このメーカーさん。

本当に良い製品を沢山発売しています。ワンデーアクエアシリーズもその一つです。
中でも新しく登場した「バイオフィニティ」。2週間定期交換レンズです。
バイオフィニティ
酸素透過率抜群のシリコーンハイドロゲル素材で、なおかつレンズの初期装用時から、最終日まで快適に使用できると、オススメした患者さんも大満足される方の多い製品です。

シリコーンハイドロゲル素材のものだと、レンズが固かったり、親油性のため表面が曇ったりといった訴えが多かったのですが、これは万能ですね!

私自身も使用してみましたが、

まず、着けた瞬間に、「え?!」ふわっと軽い感じ!!という感覚です。
数時間経っても、問題なし。
最終日あたりでも初日と変わらない様子♪拍手!!!

通常のレンズでは、2週間交換間近だと、ゴロゴロしたり乾燥しやすかったりもしますが、このレンズではそういったことはありませんでした!また、私の目のカーブも比較的キツイ数値ですが、違和感ありませんでした。

個人差はあると思いますが、一度は使用してみる価値のある製品と思えます。
ともかく、広告費をすべて製品の開発費に充てているという良心的なメーカーさんの作り出した産物です。知名度に関わらず、是非、試してみてください^^
新しい発見があるかもしれません。

 

レーザーの届かないシミを消す方法。

気がついてみれば8月ももうすぐ終わりです。
夏の凄まじき紫外線をタップリ浴びて、シミ予備群までもが気になります・・

9月以降は、シミのレーザー治療を希望される方も多くいらっしゃいますが、
レーザーの光に効果がでないくらいの、比較的薄いシミがでているケースがあります。
レーザーは、黒いものに反応するようにできていますので、黒色が足りないと
効果がでません。

そんなとき、この「ルミキシル」の出番です。

ルミキシル
今までは30ml入りの瓶タイプでしたが、チューブタイプに
取り扱いを変更しました。
このほうが、最後の最後まで使い切りやすいということで!
価格も¥4,200とお手ごろ価格に改定されました!

お顔全体に塗っても問題はありませんが、シミ改善を期待
するのであれば、是非、シミの部分に重点的に塗りこんでみてください。

洗顔後、乾いたお肌に塗るのが一番効果的です。
化粧水の後でも構いませんが、とろみのあるタイプの化粧水
の場合 、浸透しにくくなりますので、その場合は必ずルミキシルが先になります。また、ルミキシルを使用しているときは、SPF値30以上の日焼け止めを併用してください。

 

今までは美白・透肌といえば、ハイドロキノンという概念がありました。しかし、ハイドロキノンに含まれる科学物質は、肌のアレルギーや炎症を起こす原因となり、ハイドロキノンの濃度が高いほど、その危険性も高いものでした。
しかし、ルミキシルは、米国スタンフォード大学で開発され、「ルミキシルペプチド」配合。非毒性・非刺激性の成分から、美白・透肌効果をもたらしますので、安心して使用できます。

効果が実感できるまでに、数回の肌のターンオーバーが必要となりますので、1週間くらいで使用するのを諦めたりしないで下さい。使い続けた時、ふと鏡をみるとシミがなくなっていた!なんていう結果がでると思います。

 

 

侮れないドライアイ

ドライアイ症状って、悩みます。

何をしていても、シパシパと目が乾く・・・
ゴロゴロするし、充血する、疲れやすい。などなど一定ではない症状をきたします。
一日に何度も目薬をさしたり、大変です。

では、涙はどのようなものなのでしょうか?
涙は、ムチン・水層・油層の3層からできていて、目を傷や異物、バイ菌から守る働きをしています。また、目に酸素や栄養分を運ぶのも涙の役目です。

そして、「主涙腺」と「副涙腺」というところから分泌されています。
主涙腺からの分泌は、反射性分泌と言われていて、目の刺激や感情によって涙が流れます。例えば、映画とかを観ていて、感動したりする時に出るものです。

対して、副涙腺からの分泌は基礎分泌と言われます。 規則正しく一定の割合で分泌され、まばたきをすることにより、目の表面の乾燥を防ぐ働きをします。

この基礎分泌が足りなくなると、「ドライアイ」という症状が起こります。

 

治療法としては、人工涙液やらの目薬を頻繁にさして、目の表面を乾かさないようにするのが一般的です。ソフトコンタクトレンズを使っている方は特に、レンズに涙を吸い取られますので、注意してください。他にも、涙点プラグといったものを挿入したりする処置もあります。

 

ここで気をつけてみてほしい点があります。
「ただのドライアイだわ~」と気楽に考えていたのに、
全く別の病気からの影響の場合もあります。

「シェーグレン症候群」
と呼ばれる免疫の異常による全身病です。

この病気の場合は、涙の分泌だけではなく、唾液・胃・気道など全身の分泌が減少し、炎症を起こします。 目に関していえば、5割弱の確率で両目の涙腺が腫れたりもします。

どの年代にも起こりうるものですが、特に40歳以上の女性に多く、患者さんの割合では9割を占めているいう統計があるそうです。

症状も徐々に進行していくタイプのものですので、日頃からの定期健診が大切です。

 

プラセンタ注射を続けてみよう!

プラセンタ注射の効果は、美容を意識している方なら
おのずと気になるところです。
医院サイトでも、少し紹介はしておりますが、いい事づくしです♪
http://www.sakura-ganka.jp/page/placenta_b.htm 

多量のビタミンサプリやら、栄養ドリンクとか、
全部まとめて、プラセンタにお任せ!!ですね。

美容効果はもちろん、慢性疾患の改善につながりますので
一石二鳥です。

(メルスモン)     (ラエンネック)

メルスモン

ラエンネック

 

使用しているのは、この2種です。

 

しかし、兼ねてから思うところは、どんな事にしても「継続すること」が重要です。

折角、調子よくなってきたところで止めたりすると
「あ~、もったいない!!」
なんて思ってしまいます。

 

ともかく、続けてみていただけるよう
当院ではプラセンタ注射は、【予約不要】です。
平日仕事帰りにでも、再診の方なら19:30まで受け付けています。

コスト的にも船橋周辺では安いと思います。
明朗会計で毎回、診療が終わったら【1本 ¥1,680】と、
まとめて安くしたい方は【1本あたり @¥1,050】の20本コースがあります。

初回のカウンセリングなどには、時間を少し要しますが
2回目以降なら、かなりスムーズに終了します。

「あ、今日寄っていこうかな」なんて、
スーパーへ夕食の買出しに行くような感覚でお立ち寄りください。

 

眼科の患者さんも同じ待合室にいらっしゃいますので、
どんな事で来院しているのかなんて、他の方にもわかりません。

結構、美容目的の方の場合、(私がそうなのですが)
美容皮膚科とか何となく、コンプレックスがあるような、他人に通っているのを
見られたくないような感じってないでしょうか?
もし、医院内で知人に遭遇してしまっても
「最近、目が疲れて・・」「視力が落ちたみたい^^」なんてごまかして、
こっそりキレイになってやろう!!と心の中で闘志を燃やしている系です。

 

そして、こんないい事ばかり書いていると、逆に怪しまれたりするのも寂しいので、
少しマイナスの事ですが、理解してほしいことも書いてみます。

やはりどんな良いものにも、100%リスクのないものなどありません。
平成18年10月10日(火)から、プラセンタ注射を投与された方の
献血ができなくなりました。

この理由について、日本赤十字社は以下のようにコメントしています。
「プラセンタ注射薬の使用を通じて、これまでvCJD(変異型クロイツフェルトヤコブ病)の感染事例は報告されていませんが、vCJDを伝播するリスクを検討したところ、輸血や臓器移植と同様にヒト由来の臓器から製造されており、理論的なリスクが否定出来ないことから、念のための措置として、献血をご遠慮させていただくことになりました」

感染すると報告されていませんが、感染しないとも報告されていない。
実態がわかるまでの経過措置をとる体制になったようです。
あれからもう5年も経っていますね・・

早く、 感染源が特定されればいいのに!!

 

こういったリスクのことを知ると、
「あ・・ちょっと怖いかも」と思う方もいらっしゃると思いますので、
最後はプラス思考に考えてみましょう!

プラセンタ製剤が世に出て40年以上経過します。
しかし、これまで重篤な副作用報告が1例もないそうです。
この事実こそ、プラセンタの安全性の高さを物語っていると思いますよ。

きちんと理解した上で、続けられたら
もっとプラセンタの効果も上がる気がしませんか!

 

遠視はツライよ・・

近視と遠視、どっちがマシ?

近視だと老眼にならないからいいよ。
とか、遠視だと遠くから来る友達の顔まで見えるからいいよ。
などなど、いろいろな事を聞きます^^
否定するわけではありませんが、少しツッコミを入れたくなるような
会話です。

しかし、患者さんのお話を聞いていると、実際に遠視の方の方が、
生活上、苦労が耐えないという個人的意見です。

 

こちらは、一般的な屈折状態を表す眼図(・・略図)です。

上の図を元に目をみてみると、どことなくカメラの作りに似ています。
角膜はレンズ、水晶体はしぼり、網膜はフィルム、などといったところでしょうか。

調節力が働かない状態で見た場合、それぞれ定義があります。
1)の正視の状態で、焦点が網膜上にあれば、物がしっかり見えているという
状態になります。

2)の近視の場合、近方は見やすいが、遠方が見えにくい状態です。
水晶体は膨らむと凸レンズの役割を果たしますが、凹レンズの役割は果たせません。
ですので、目の筋肉が緊張し続けることはありません。
角膜手前に、めがねやコンタクトレンズで凹レンズをかざすと、正視状態を
作れます。(他力本願?!)

3)の遠視状態の場合、遠方も近方も焦点が合っていません。
水晶体は膨らむことにより凸レンズの役割を果たしますので、
遠方を見るにも近方を見るにも、水晶体を膨らませ続けようとします。
(頑張り屋さん?!)

このため、遠視の方はどちらを見るにも調節力を働かせ続けないといけません・・。
水晶体を膨らませるために、常に目の筋肉を緊張させ続けるので、遠視の方って
目がホントに疲れやすいのです。

薬を飲んだりして、簡単に治るようなものではないので、ちょっと可哀想です。
遠視の度数が強いと、さらに疲れ度合いが酷いので、しっかりと合った
めがねやコンタクトレンズを活用してあげてください。

 

角膜(黒眼)には、血管はありません!

白眼の部分には、よーく見ると
赤い毛細血管が見えます。

これは当たり前のことなので、心配することはありません。

しかし、ソフトコンタクトレンズを長時間
使い続けている方の眼をみてみると・・・・

えっぅ!!血管がこんな角膜(黒眼部分)にまである!!という方が
いらっしゃいます。

そもそも血管は、酸素や栄養素を運ぶ大切な役割がありますが、
角膜 は物を見るために、透明でなければならない組織です。
ましてや、血管なんてあったら大変なことになりますよ!

元々は血管などないのが正常ですが、
眼の酸素不足状態が続くと、酸素を取り入れようと、血管が角膜にまで
伸びてしまいます。
これは「角膜血管新生」と呼ばれ、ソフトコンタクトを長時間使い、眼の
酸欠状態が続いていると起こります。
角膜中央部に向かって、血管が伸びていきますので、放置し続けると
失明の恐れがあります。

また、自覚症状は全くと言ってよいほどありません。
視力が徐々に低下して、気づいたときには、かなり悪化している状態に
なっているはずです。

こういうタイプの眼の疾患は、ともかく ”予防” が重要です。

ソフトコンタクトではなく、ハードコンタクトや眼鏡に切り替える。
ソフトしか使えそうもないなら、酸素透過率の高い製品を使い、
使用時間を短めする。定期検査を受ける。

などなど、面倒くさいようにも思えますが、
注意するのと、しないのでは大きな差がでるはずです。
また、角膜血管新生が初期の段階であれば、ソフトコンタクトを止め、
ハードコンタクトする程度で改善されます。
しかし、酷くなるとコンタクトレンズ自体を中止することになります。
中止しても、すぐに状態が回復することはないので、また時間をかけて元の
状態に戻していく必要があります。

こうならないよう、ソフトコンタクトレンズユーザーの方は十分な注意が
必要です。

また、角膜だけではなく、網膜や虹彩なども血管新生にならないよう
気をつけたいですね。