花粉症スケジュール

だいぶ暖かくなってきましたね。
連日、風が強い日が多く、花粉症の患者さんが今年は大変多いです。

皆さんもご存知の通り
世間一般的に、花粉症のシーズンは2月~4月頃
この時期に飛んでいるのはスギ花粉です。
花粉症で最も多いのはスギ花粉ですが、
花粉症の原因はスギ花粉だけではありません。
日本では、ほぼ1年中なんらかの花粉が飛んでいます。
自分がもっているアレルギーの花粉が飛んでいる時期に
鼻水、くしゃみ、目のかゆみなどの症状がでます。

1年の花粉スケジュール

スギ       2月中旬~4月下旬頃
ヒノキ      3月初旬~6月下旬頃
シラカバ    4月中旬~6月下旬頃
イネ科     5月中旬~10月中旬頃
ブタクサ属   7月下旬~10月下旬頃
ヨモギ属    8月中旬~10月中旬頃
カナムグラ   8月中旬~11月下旬頃
ハンノキ属   1月初旬~6月下旬頃

場所やその年によって飛散時期は違いますが、
代表的なものをあげてみました。
他にもたくさんの花粉が飛んでいます。

少し寒くなってきた秋頃の花粉症は風邪と間違えやすく、予防が遅れがちに・・・
どの花粉の花粉症であっても、お薬や予防は同じです。
自分の花粉症の時期を知って、早めの予防を心がけましょう~

 

 

睫毛を傷めないために・・・・

目に異物が入るのを防いだり、
接触すると反射的に目を閉じてくれる働きがあるまつ毛・・・
眼科的な意味では、目を守る役割をしてくれていますが・・・
私たち女性にとっては目を大きく、
ぱっちりに見せてくれるのも、まつ毛の大事なお仕事の一つです。

さくら眼科ではまつ毛を増やすために、睫毛美容液を販売しています。
まつ毛を増やすために使用する貧毛用処方薬で、
まつ毛を長く、濃く、太くしてくれます。
夜1回まつ毛のキワに塗り、約4週間ほどで目に見える効果が出始めます。
約8週間でほとんどの方に目に見える効果があらわれ、
約16週で最大効果になります。
しかし、せっかくまつ毛美容液を使用して伸ばしても、
まつ毛が痛んだり切れたり・・・
不健康なまつ毛では意味がありません!!
まつ毛を健康に育てるためには、
美容液でケアしつつ痛めないようにするのが大切!

まつ毛を痛めないようにするには・・・

●栄養をしっかりとる
まつ毛も髪と同じ!栄養が必要です。
特に、たんぱく質・ビタミンE・ビタミンB群・亜鉛をしっかりとりましょう。

●強い刺激を与えない
洗顔時にゴシゴシこすったり、ビューラーで強くはさんだり・・・
強い刺激は抜け毛や切れ毛の原因になります。

●目のまわりは清潔にする
抜け毛の原因や、新しいまつ毛が生えてくるのを妨害してしまいます。
アイメイクや汗や涙をキレイに落としましょう!
目のまわりは以外に敏感です

●ストレスやホルモンバランスの乱れ
ストレスやホルモンバランスの乱れにより
まつ毛の成長をつかさどる細胞の働きがにぶくなってしまいます

まつ毛美容液を使っている人も使ってない人も・・・
健康的なまつ毛を育てましょう~~

 

眼科でも点鼻薬を処方できるの?

今日の花粉の猛威は凄まじかったようですね。患者さんがドアを開けて出入りするたびにA子もくしゃみが出てしまう感じでした(汗;)

花粉症が発症すると、目のかゆみや充血、涙が出たりとありますが鼻の症状も大変です。

よく最近、お問い合わせをいただきますが、 「目の診察を受けた時に花粉症の点鼻薬も処方してもらえますか?」ということです。

まず、出来るか出来ないか? 答えとして言えば 「出来る」 です。

耳鼻科的な処置を行なうことは当院ではありませんが、使っている点鼻薬を目薬と一緒に処方することは可能です。点鼻用のいつもの薬を出すという事であれば診察の際に先生にお申し出ください。

しかし、花粉症といえど侮れません。痒いので、過剰なアレルギーやこすってしまったりして腫れあがるほど真っ赤な目でいらっしゃる患者さんもいらっしゃいます。 少しでも薬で落ち着いてくれるとよいのですが。また、午前中の診療よりも午後の診療のほうが 比較的空いていますので、待ち時間が気になる方は参考になさってください。

憧れの青い瞳

私たち日本人の瞳の色は、茶色~濃い茶色の方が殆んどだと思います。
しかし、世界には薄い茶色や灰色、青などの
とてもキレイな色の瞳の方も多くいらっしゃいます。
茶色の瞳も十分キレイですが、
誰もが一度は、青や灰色の瞳に憧れたことがあるのではないでしょうか?

瞳の色は、角膜ごし見える虹彩の色素の量で決まります。
虹彩表面の色素の量が豊富な人・または人種ほど、濃い茶色の瞳になり、
色素量が少なければ、薄い茶色の瞳になります。
白色人種の場合は、虹彩表面に色素がなく、
虹彩そのものが透けて見えていて、虹彩内の色素の量によって、
瞳が青く見えたり、灰色に見えたりします。

近年では、私たちの憧れをかなえるアイテム
『カラーコンタクトレンズ』が多くのメーカーから発売され、
その日のファッションや気分に合わせて、
青や灰色などに瞳の色を変えたり、
また瞳を大きくするレンズも発売されています。

また、アメリカでは、たった20秒のレーザー治療で、
瞳を半永久的に青くする手術が話題になっています。
レーザーで虹彩表面の色素を吸収する治療で、目に害はないとされています。
まだ、実用化はされていませんが、
近い将来、手術で瞳を青くすることができるかもしれません。
ただし、一度青くした瞳は茶色には戻せないのでご注意を!!

 

ワンちゃん用のコンタクトレンズも存在します。

コンタクトレンズというと、「人間が使うもの」という認識がありますが、実は犬用のコンタクトレンズなんていうのも存在します。犬も近視を矯正したりするのかと驚きますよね。しかし、こういった動物用のコンタクトレンズは視力を矯正するものではなく、細菌感染などから角膜を保護するため に使われます。

犬にも人間と同じように角膜があり、瘍などがあったりしたときに自ら目を傷つけてしまうのを防ぐ目的で使用します。また、犬にも人間にと同じように白内障があり、犬社会でも老齢化が進んでいるようです。こちらも、やはり犬用の眼内レンズがあったりします。

人間でも白内障になると、見えにくく、眩しさを感じたり物が二重に見えたりと視覚的な不具合が生じます。人間なら「見えにくい!」と言えますが、動物は言葉で訴えることができません。

では実際に愛犬が白内障なのかどうかが気になりますよね。こんな様子をみかけたら、ワンちゃんが白内障にかかっている可能性大です。年齢的に予測がつくところもありあますが、参考にまでに挙げてみます。

*物によくぶつかる
*動き回る物体に目をやらない
*階段の昇り降りがうまくいかない
*よく寝るようになった

というような行動をとっていませんか?当てはまることがあれば、獣医さんに相談してみましょう。(残念ながら、さくら眼科は人間のみの診療です;)ペットは家族同様に暮らしている方も多いと思います。是非、大事にしてあげてください。

花粉症なのか、風邪なのか?

昨日、関東地方でも「春一番」が吹いたと報道されていました。春、こういった強い風が吹くと、次の日は花粉症の患者さんで院内はいっぱいです。(比較的、午後の診療の方が空いていますので、お時間 ずらせる方はご参考までに・・)

花粉症だと、
+目が充血する
+目がかゆい
+涙がでる
+目がゴロゴロする

といったような症状に悩まされますが、 実は風邪でもこういった症状がでます。では、花粉症なのか風邪なのかを見分けるには どのあたりに注目すればよいでしょうか?

風邪の場合、上記の症状にプラスして 「高熱」「喉の痛み」が出る事が多いです。正確な診断は、医師に診てもらわないとわかりませんが、 花粉症と暢気にしていたら、
風邪やインフルエンザだったなんてことになるかもしれません。

また、花粉症は目だけでなく体全体に症状をもたらします。

*鼻がつまる、もしくは鼻水が止まらない
*くしゃみの連発
*思考回路が鈍くなる
* 頭痛など・・・。

発症前に何とか撃退できれば良いのですが、なかなか思い通りにはなりませんね。ちなみに、某眼鏡チェーン店さんで花粉カットの眼鏡のCMやっていますがこれは大変花粉をカットする上で良い製品と見受けます。目に入ってしまう花粉の90%以上カットできるようです。通常の眼鏡と違うのは、やはり上下左右から花粉が入り込まないようにガードがついていること。花粉から目を守れるなら、出来る限りのことは
やっておきたいところです。