コンタクトレンズを気軽に買うのは要注意です。

コンタクトレンズを購入される際、皆様はどのように購入していますか?

コンタクトレンズは心臓ペースメーカーなどと同じ
高度医療管理機器と認定されていて、
ちょっと誤った使い方をすると人体に大きな損傷をきたすもの
とされています。

当院で処方したコンタクトレンズは、
処方箋という形式で発行し
その商品銘柄から、データ値まで細かく記載しています。
できれば対面販売のお店で
処方箋と照らしあわせて、患者さん自身も確認のうえ
購入していただいきたいのは言うまでもありません。

しかし、今はインターネットで何でも買える時代です。
”眼科の処方箋なしで買えます”など、沢山の広告を見ます。
確かにこれは販売する側も購入者側も
違法ではありません。

そもそもそんな法律自体が存在していないのが現実なので、
取り締まる基準すらないのです。
(早く整備してほしいものです;)

 

ただ、気軽にインターネットで購入し
目が痛いと駆け込んでくる患者さんを見ていると可哀想で
仕方ありませんし、
こればかりは自己防衛していただくほかない。
としか言えません。

度数はわかっていても、それ以外のデータ値がわからないから
テキトーに入力してしまった。。。結果、目に合うコンタクトが買えず
診察を受けに・・なんて、ちょっと寂しいお話です。

コンタクトレンズは度数だけでなく、ベースカーブ・サイズ・乱視etc・・・・と
多数データが必要となり、
種類ごとにレンズデザインも異なるので
実際に目に入れたときのフィット状態も変わってきます。

なので、同じ度数だからといって
目に入れても大丈夫なんて保障、どこにもないのです・・

 

また、恐ろしいのはインターネットで購入の場合
ご本人が間違っている商品が届いたことに
大変気がつきにくい・・・ということです。

以前、ボシュロムから出ているソフトコンタクトレンズ
「オプティマFW]を購入したという患者さんがいらっしゃいました。
どうも不調で、来院。コンタクトレンズの状態をチェックしようと、
顕微鏡に患者さんのレンズをのせてみてビックリです。
「あれっ?!オプティマFWのレンズ刻印がない!」
かわりに「メダリスト」という2週間定期交換タイプのレンズ の刻印が・・・・

この「メダリスト」を、購入した「オプティマFW」と思って
1ヶ月使用してしまった状態でした。

 

来院しなかったら、2週間交換レンズをもっと長い期間使い続けて
しまうことになっていたと、患者さんも驚いていました。

しかも通常、オプティマFWは瓶に入って届くはずなのに、
平たいブリスターのようなケースで届いたとのこと。
(患者さんに販売したネット業者さんも、勘違いしたのでしょう・・・
と思っておきましょう;)

これ、私たちが見れば明らかに外見で違うものとすぐわかります。
しかし患者さんの場合、ソフトレンズが2枚届けば、
「あ。注文した商品が届いたな。」くらいにしか思いませんよね・・・

今は使い捨てレンズが主流になり、
パッケージで判別はつきやすくなったと思いますが
間違った商品が届いたりしていませんか?
安いからといって、目に合わない商品を使っていませんか?

目は一生使う大切なものです。
こういったトラブルにならないよう気をつけましょう!