注目される成分、EPAってご存知でしょうか。

先日、食生活が偏りがちなA子がサプリメントを選んでいると
店員さんに、お魚を食べるのが苦手ということを伝えると
「EPA」が効果的です!とお勧めいただきました。

DHAはよく耳にしますが、EPAとは??
お話を伺うことにしました。
どちらも似たようなところはありますが、
DHAは「脳」に、EPAは「血液」に効く成分とされています。

摂取することにより、EPAは
■中性脂肪を低下させる働きがある。
■血管を強くする。
■抗炎症パワーがある。
■血液凝固による血栓ができにくくなる。
(動脈硬化などの予防につながります)

など、体にとって嬉しい効果をもたらすとのこと。
健康のために、食べられない食材分を補うために
サプリメントを使用するA子にはかなり助かります!

EPAは、青魚(「まいわし」・「本まぐろ」・「さば」・「真鯛」・「ぶり」など)の油に多く含まれ、
人間の体内では作り出すことができない成分です。
お刺身など、生の状態で食するほうが、調理時に成分を逃すことなく
摂取できるようです。

また、一日の摂取量の目安は、
性別問わず18歳以上の方で1日1g以上~2g未満
とされています。
(良い成分であっても、過剰摂取は避けるようにしましょう)

中性脂肪を減少させる働きもあるので、
生活習慣病に気を付ける意味でも、摂取を心掛けたい成分の一つです。

外で遊ぶ子と遊ばない子、近視になる確率に大きな差がでます。

ここ10数年、テレビゲームの出現により
子供が外で遊んでいるのを見る機会が減ってきたように感じているA子です。

 

ではここで、子供の目が近視にならないようにするために
どちらが効果的か、という点を考えて
A:「外で遊びなさい」
B:「ゲームは30分まで!」
どちらの方を重要視して、注意したらよいと思いますか?

確かにどちらも大切な事なのですが、
正解は「A」です。

ゲームだけに限らず、部屋の中での活動時間を短縮させるよりも、
外で遊ばせる(活動する)時間を多くとらせるほうが、子供が近視になる確率が低い!
という報告が上げられているようです。

これも、とある某メーカー営業マンさんからの口コミになるのですが
ちょっと耳よりな情報でした。
海外の例ではありますが、
遺伝的要素・人種的要素も同程度の児童(日本で言えば小学1年生)を対象に
どのくらいの割合で近視の子供がいるかを調べた結果、

A地域で生活をする児童の近視率は3.3%
B地域で生活をする児童の近視率は29.1%

さらに読書などをする時間は、Aグループの児童の方が長かったとのこと。

あら?読書(マンガやゲームもこの主の作業ですよね)が多いのに、
近視になってないの?と思いました。

 

そして、何がここまで近視率の差を広げたのかと言うと、
A地域の子供たちは、
外で遊ぶ時間が長かった!!ということでした。

 

外で活動することが、目の調節緊張状態を緩和させ、
近視になるリスクを回避したのではないか。
と、結論付られたようです。
読書などをする時間が長くても、この結果がでるのであれば
いかに成長期の子供が外で遊ぶことが大切なのか
わかる気がします。

お子さんが近視になる確率を下げるには、
「外で遊ばせること」
これが一番効果をなすという結果でした。

実際問題としては、遺伝要素や様々な生活環境が関係してきますが
是非、ご参考になさってみてください。

5月の紫外線量は、真夏と同じくらいあるというのはご存知ですか?

真夏の海、晴れ渡った空の下、紫外線量が多そうだ!!
ということは容易に想像がつきます。

しかし、寒さも和らいでようやく過ごしやすくなった5月の紫外線量って
どのくらいだと思われますか?

 

実は、真夏(7月~8月)と同じくらいの紫外線量が降り注いでいます。

そして日中では、お昼の11~12時くらいが一番紫外線量が多い時間帯と
観測されています。

そう考えると、「まだ暑くないから日焼け止めはいいか~・・」と油断していると
大量の紫外線を浴びてしまうことになります。

紫外線は、老化の原因をつくるアンチエイジングの最大の敵でもあります。
シミ、しわ、にきび、肌荒れ・・・と
紫外線の浴びすぎはマイナス要素が多すぎるくらいです。

今からでも、しっかり紫外線対策をしていきましょう。
・日焼け止めを使う
・UVサングラス、帽子、日傘などを活用する
・ビタミン・ミネラルなどの栄養素を積極的に摂取する
・ポリエステルや綿など、紫外線を通さない素材の洋服などを使用する

など、簡単にできそうなことは沢山あります。

 

また、体質にもよりますが、日焼け止めは紫外線吸収剤を使用しているものを
おすすめします。
(紫外線吸収剤といっても、肌が吸収するわけではないのでご安心を・・)
紫外線反射材採用のものだと、反射された紫外線が目に入り、
目の病気の原因にもなり得るからです。

ちなみに、朝、大量に日焼け止めを塗るのは
肌に負担をかけることになります。
日中にこまめに塗りなおすほうが効果的です。

今から、紫外線には注意していきましょう!

夜になると見えにくい。

「夜になると、視界がぼやけて見えにくくなる。」

昼間、明るいところでは問題なく見えるのに
暗いところだと、どうしても視力が落ちる気がしてならない・・
このような症状が出ている方はいらっしゃいますか?

通常、明るい場所から暗い場所へ入った場合
最初は何も見えませんが
次第に目が慣れてきて、だんだん辺りの物が見えるように
なってきます。

しかし、この暗順応がうまくいかず、暗いところで
物が見えるようにならないことがあります。

こういった症状を
「夜盲症(やもうしょう)」と呼んでいます。

夜盲症には先天性と後天性があります。

後天性の場合、ビタミンA欠乏症でも有名で、
急にこういった症状が出始めた!などという場合は
ビタミンAを意識して摂取することによって改善されます。
まずは栄養バランスの取れた食事を心がけましょう!

 

ところで、
人間の網膜には明るさを見分ける2種類の細胞があり
そのうち、暗いところで物を見る役割を果たす
桿体(かんたい)」細胞というのが存在します。

桿体細胞には、ロドプシンという色素があり
これは暗いところで物を判別する役目を果たします。
このロドプシンは、主にビタミンAなどで構成されているため、
ビタミンAが不足すると
暗いところでの視力の順応が上手くいかなくなります。
このため、夜盲症の症状が発症します。

しかし、正確な診断は先生の診察を受けないと分かりません。
網脈絡膜、視神経等が障害されればどんな疾患でも
夜盲症のような症状は起こりますので、早めの受診をオススメします。

先端恐怖症でもコンタクトレンズが使えるの?

ゴールデンウィーク、ゆっくりお休みをいただきました。
今回は人込み・渋滞のなかにはあえて飛び込まず、
自宅でほぼノンビリして、私の連休は終了です。

そんな休み中、A子は久々にとある友人に会いました。

私がこんな職業についているのを知っているので、その友人から質問された内容がコチラ。
↓   ↓   ↓

 「先端恐怖症でもコンタクトレンズが使えるの?」

返答としては、
「絶対に、何がなんでもコンタクトをしたいと思うなら、使える」
とさせてもらいました。

 

これ、○○恐怖症と名のつくもの、
本当に「どの程度、駄目なのか」個人差が大きすぎて、
単純に先端恐怖症と言われても、解答に困るところがあります。

ちょっと指が目に向けられるだけでも駄目なのか、
指が近づいてくると駄目なのか、
自分の指なら大丈夫なのか、

様々なのです。

ご自身が、「先端恐怖症で怖い」と感じるその「怖さ」より
「コンタクトを使いたい」という願望が勝れば
使えるのではないでしょうか?

とある眼科さんで取られたデータでは
先端恐怖症だと言ってコンタクトを着けるのも大変だった患者さんでも
95%が克服されて、コンタクトを使用できるようになったと
公表されていましたよ。

それに、先端恐怖症と言っていたけど、
やってみたら、恐れるに足らずだったり
という方も多いのではないでしょうか。

ただ、先端恐怖症だから
”コンタクトレンズは絶対に無理” と決め付けず、
使ってみようという気持ちがあれば
是非、チャレンジしてみてください。

どうしても駄目なら、メガネという道具があるのですから、
そちらを活用しましょう!