市販薬と病院でもらう処方薬の違い。

病院で先生の診断を受けずとも、
薬局薬店で、目薬を買うことができます。

何に効く目薬なのかは、パッケージなどに
「ものもらい用」「かゆみどめ」などと
大きく記載されているので
大体の見当はつきます。

購入して点眼をしていれば、大抵の場合は
良くなってきます。

では、先生の診察を受けて処方される目薬と
市販薬では何が違うのでしょうか?

先生の診察を受けた処方薬は、
1つの目薬が、1つの役割を果たします。
例えば、炎症を抑える目薬なら、炎症を抑える作用だけの
効果がでます。

なので、必要な薬の成分を、必要な量だけ点眼することができます。

比べて市販薬だと、メインで入っている薬の成分の他に
様々な成分が混ざっています。

1つの点眼薬で例えば
「殺菌」「炎症止め」など、複数の効果を発揮するようになっています。

これなら、市販薬のほうが便利なのでは?!と
思えてしまいますが、
薬を投与するにあたって大切なのは
必要な薬の成分を、必要な量だけ点眼する
という点にあります。

「殺菌」作用だけで十分なところに、
余分な薬の成分をむやみに投与するのは
あまりおススメできるものではありません。

また、先生から出る処方薬には
防腐剤などの成分も入っていません。

目にとっては、それだけでも余計な負担がかからずに済みますね!

市販の目薬も、病院がお休みのときなど、
大変助かるときもありますから、
ケースに応じて使い分けると良いでしょう。