疲労回復にもプラセンタ注射を。

今日で8月も終了です。夏バテなどで体力の低下が見られる方におススメしたいメニューは、プラセンタ注射です。男性女性問わず、施術可能です。

 

以前よりプラセンタの効果についてはお話をしてきましたが、サプリメントなどで摂取するよりも注射の場合は直接血液に入れますので速効性が高いということです。プラセンタには、豊富なアミノ酸、ビタミン、、ミネラルの成分が含まれているのでバランスの良い栄養補給ができます。血液中に入ることにより局所的ではなく、体全体への効果が期待できます。美容目的だけではなく、幅広い要望に応えることができるのです。

また、よくご質問をいただく注射をする頻度についてですが、疲労回復効果を期待するのであれば週に1~2回程度が目安です。

しばらく継続していると、「あ、そろそろ疲れがたまってきた」とか自覚症状が出てくる頃合いが分かってくるようになると思いますので、そのように感じたら打つと良いでしょう。忙しく通院回数が難しい方は、数アンプル分をまとめて注射することもできます。効果持続のために、お腹のように脂肪分の多い部位に打っておくのも方法として挙げられます。

当院ではプラセンタ注射は予約不要です。気が向いたときにお立ち寄りいただけるような体制になっております。

使い捨てコンタクトレンズに不良品が入っていた時。

いつも使用している使い捨てコンタクトレンズ。パッケージブリスターから取り出したら、まず何をしていますか。

そうです。まずレンズそのものに異常がないか確認します。

万が一、2枚レンズが重なって入っている、欠けている、破れている等。何かいつもと違うようなレンズを見つけたのであれば絶対に目に入れてはいけません。

勿体ないと思っても目には絶対に入れてはいけません。

では、レンズは捨てるしかないのでしょうか。せっかく購入したレンズですから、そのままゴミ箱ではなく、購入した販売店もしくはレンズパッケージに記載されている
メーカー各社のフリーダイアルにまずは連絡してみましょう。

その際に、不良品レンズの入っていたレンズとパッケージを手元に用意しておいてください。「ロット番号」「LOT」というところに数字が記載されているはずです。
この番号を伝えると、どこでどのように作られたのかが確認されます。また、不良品は新品のレンズと交換してもらえるはずですから、発見した異常レンズはその際に購入店を通して製造メーカーへ渡してもらうようにします。

老化の原因『糖化』

ここ最近、老化の原因の一つとして新しく発見された
『糖化』というのが、注目を集めています。
『糖化』というのは、体内であまった糖がたんぱく質と結びつき、
加熱されてAGEという物質をつくります。
このAGEは、毒素の強い物質で老化原因の一つと考えられています。
しみ、しわ、たるみなど見た目の老化の原因になるのはもちろん、
心筋梗塞や白内障といった病気の原因にもつながります。

では、糖分を控えれば、AGEは減少するのか・・・?
それだけでは不十分です。
AGEは、糖とたんぱく質が加熱されてできたものです。
私たちが普段食べている食べ物や飲み物の中にも多く含まれています。
例えば、、、ホットケーキのこんがり焼けた茶色い部分や、
ご飯のオコゲ、とても食欲をそそりますがAGEが多く含まれています。
AGEは加熱によってできるので、短時間低温の調理法が大切です。
例えば・・・・野菜炒めよりサラダ、焼き魚よりお刺身など・・・・
ジュースなどに多く含まれる人工甘味料は、ブドウ糖にくらべ、
AGE化がはやまるので注意が必要です。
また、血糖値がもっとも高くなる食事の1時間後などに、
ウォーキングなど軽い運動を行ない、糖を消費することも効果的です。

遠近両用レンズの種類が増えました。

遠近両用のコンタクトレンズ、
お使いいただいた方のお話をお聞きすると、

「・・まぁ、不便はないけど、こんなもんだよね!」

くらいの反応です。
正直、遠近両用コンタクトレンズは
技術的に開発途中ともいえる分野です。
これからも、どんどん新しい製品が出てくるのが楽しみです。

今回はクーパービジョン社から
「プロクリアワンデー マルチフォーカル」という
製品が発売されました。

プロクリアワンデーマルチフォーカル中心部分に近方度数を入れているので近くを見るときに焦点が合いやすく設計されています。

通常、中心部分に近く用の度数を入れると遠くが見えにくくなったと感じる方もいらっしゃいますが、このレンズの場合、視界の揺れや、まばたきをした時の違和感を軽減させられるようにも作られています。

このようなマルチフォーカルタイプの遠近両用コンタクトレンズは、レンズを通して「遠く」も「近く」も見えた情報が、同時に脳に伝わっています。遠くと近く、どちらの情報がより鮮明なのか脳が判断をして見えたという情報を処理します。
その伝達がスムーズに行くような技術設計ということなので、試してみたくなりますね!

また、見え方だけでなく「乾燥感」の軽減にも目を見張るものがあります。PCハイドロゲル素材を採用し、涙になじみやすく、細菌物質などもつきにくくなっています。ドライアイやアレルギーなどがあっても安心して使えそうです。

一度、遠近両用コンタクトが合わないとドロップアウトしてしまった方も、再度チャレンジしてみてはいかがでしょうか。当院でも、本日からテスト処方を開始しました!

腫れた目に、眼帯はいつも必要?!

目を怪我した、腫れた。

なので眼科を受診して、
「目を治療している患者さん」=「眼帯をしている」という
イメージがありませんか?
眼帯の男の子

 

 

 

 

よく、患者さんにも聞かれます。

「眼帯をした方がいいですか?」と・・

 

なんとなく、眼帯で目を保護してもらえているという
安心感がわいてしまうところですが、
基本的には【眼帯はおススメしていません】

 

よほど重症で、埃なども入らないよう目を保護しないといけない!と
いう時は、必ず先生から指示があります。

特にお子さんの場合、むやみに眼帯をしてしまうと
かえって発達途中の視力形成などにも
影響を与えかねません。
バイ菌が入らないようにと、つけた眼帯が目にとっては
逆効果になってしまいます。

しかし、お子さんの場合
眼帯がないと、腫れた目を手で触ったりこすったりされないよう
注意することが必要です。

今まで問題なく使っていたコンタクトが、急に不調になった。

若かりし頃から、何十年と使用していたハードコンタクトレンズ。
現在のレンズに汚れがたまってきたので、そろそろ交換。

とくに大きな不調はなかったので、度数をはじめとした全てのデータを
同じもので作り替え。

真新しいレンズになったはずなのに
レンズが曇る?!違和感が・・・
しかも、前回作ったのと同じデータなのにどうしてだろう?!と
驚くこともあると思います。

 

真新しいハードコンタクトレンズにして、
こういった症状が出た時は
まず、新しいコンタクトレンズを装着する前に
よくコンタクトレンズを洗って、水道水ですすいでください。

水に馴染まずに保存されていたレンズに多いのですが
いきなり新しいレンズを目に入れると
目の脂質分がレンズ表面に吸着してしまいます。

そうなると、レンズが曇って仕方ない・・・ということになります。

 

また、この初期商品の親水性が原因ではなかった場合、
年齢が40代以上の方は、「涙の量と質」に変化が出ているの可能性も大です。

涙は3層に分かれているとされ「水層」・「油層」・「ムチン層」とあります。
加齢とともに分泌される涙の量が減り、さらに涙を蒸発させにくくする油層が
薄くなります。
同じように見えても、涙の「質」が違っていてはどうにもなりません・・

このように、コンタクトレンズそのもの以外にも
原因がある場合がありますので、
不調が出る場合は、我慢して使用するより
先生に相談してみると良いでしょう。

ソフトコンタクトレンズの裏表。

インターネットなどで、手軽にコンタクトレンズが入手できるように
なりましたが、一方で使い方や目に本当に合っているかということを
確認せずに使用されている方をお見受けします。

コンタクトレンズの検査を眼科で受けた場合、
必ずソフトコンタクト(使い捨ても含む)であれば、裏と表の
確認方法の説明を受けるはずです。

裏表を確認する方法は、主に2つあります。

 

 

 

 

 

1つ目は、上の写真のようにレンズの縁の部分が
尖っているか、否かで判別します。

縁の部分が反り返るように尖っていれば
裏になりますので、
確認して正常な方向に戻しましょう。
2つ目は、レンズの真ん中を折り曲げて、
レンズの曲がり具合を比べる方法です。
下の写真を確認してみて下さい。

 

 

 

 

 

 

正常な場合、レンズの縁は内側に丸まりますが、
裏の場合は、外側に反り返ります。

ご自身の判別しやすい方法で見分けて頂ければ問題ありませんが、
必ず確認して、目に装着して下さい。

以前、使い捨てレンズを利用の患者様で
「レンズが保存液に浸かっているままの状態が正常」と判断して
装着していたと聞いて、かなり驚きました。

1/2の確率で正常方向に装着されるとは思いますが、
そんなギャンブルはやめて、見分け方をマスターして
正しく使用しましょう。

医療機関を結ぶネットワークが数年後にできる?!

ニュースなどで最近、耳にすることが増えたのではないでしょうか?
厚生労働省が、2018年を目標に、全国の病院・診療所で、
患者さんの治療履歴や病名などの診療内容の情報を共有化させる
システムを作ろうと、取り組みが進んでいますね。

電子カルテとドクター

 

 

 

 

 

今現在、国内の病院・診療所の約8割にあたる9万弱の医療機関で
レセプトコンピューターが使用されていると言われています。

当院でも電子カルテや電算レセプトなどを導入し、
この取り組みに協力していこうと検討中です。
(特に、レセプトの電算化は千葉県が全国でも先駆けとして
導入している医療機関が多いとか・・)

 

他の診療所や病院で、治療内容などを共有することで
先ず第一に患者さんの利便性があがります。

例えば、さくら眼科にいらしたときに、
「内科で糖尿病と診断された。検査をするように内科の先生から言われた」
と、言われた時、内科での治療内容や検査結果、処方薬のことなど
医師が直接確認することができるのです。

患者さん自身が検査結果を忘れてしまったり、
飲んでいる薬が思い出せなかったりしたときに、
そこで一度診療計画がストップすることにもなりかねません。

全診療科の先生が、治療情報を共有することで
多角的方面から、その患者さんの治療計画を立てていくことができる
素晴らしい取り組みだと思います。

 

しかし、現存では個人情報の保護体制や
医療機関に導入されているコンピュータがそれぞれ異なったりと
導入までの壁はまだまだ立ちはだかりそうです。

「物を見る」ことは、大人になっても重要です。

子どもの時は、視力の発達のために
「物を見る」ということは大変重要なことだと
以前よりお話をしています。

では、お父さん・お母さんの世代。
その上はおじいちゃん・おばあちゃんになったら
意識的に「物を見る」ということを
しなくても良いのでしょうか?
家族と視力

 

 

 

 

 

 

 

視力は、年齢に関係なく確保することが必要とされます。
物を見ることによって、脳に刺激を与えます。
そうすることで、脳の活性化にもつながります。
年をとっていても、物をしっかりとした視界で
見ることは、結果的にアンチエイジングにもつながります。

年をとると、老化現象の1つとしてほぼ全員に白内障が
発症すると言われますが、
ずっと曇った視界でいるより
今は日帰り手術などもありますので
早めに視力回復をはかる。
というのは有効な手段としておススメします。

また、度の極めて合っていない眼鏡やコンタクトレンズ。
これらも調整して、すっきりとした視界を手に入れましょう。