乱視だと思っていたら、違う病気だった。

手元のパソコンや携帯の画面を見ていると、数字の3と8、6と8、8と9の区別が付きにくい。また、月を見ていたら1つしかないはずなのに数個にダブって見える。

こういった症状は、ほとんどの方が「乱視」と思われるでしょう。

乱視が原因であれば、乱視矯正用のメガネやコンタクトレンズを使用すれば視力が出ます。しかし、これらを使用しても見え方が改善しないというケースがあります。
さらに、光がまぶしい・乱反射するといったような症状が併発してくると、単なる「乱視」ではなく「白内障」を患っている可能性が高くなります。
白内障そのものは老化現象のひとつであり、年齢とともに水晶体が白く固く濁っていく病気です。見えにくくなれば、水晶体を交換する手術をすることにより、視力は全快します。

しかし、老化現象であれば放置しても大丈夫なのでは?と思われる方もいらっしゃると思います。ある程度までは様子を見るということで問題はありませんが、放置しすぎるとブドウ膜炎という炎症を起こしたり、水晶体が固く膨らみ緑内障発作を起こすこともあります。また、いざ手術に!と踏み切ったときに放置されていない方に比べて水晶体が固く、トラブル発生のリスクが高くなります。

見え方は少しずつ変化をしていくものですので、昨日と何か視界に変化が生じたか?という自覚症状を問われると、なかなか気が付きにくいものです。
放置状態にならないように、十分気をつけましょう。