体温と免疫力

花粉症体温計で測る平熱。個人差はありますが、36度前後というのが平均的と思われますが、35度近いという方もいらっしゃるのではないでしょうか。

この季節になると、眼科には「ブタクサ」に反応し、秋の花粉症の症状を訴え来院される方が増えてきます。こういったアレルギー症状を軽減させるには”免疫力”なるものが高いことが理想なのですが、この免疫力は実は体温にも大きく影響します。体を冷やすと風邪をひくよ!というのも同じで、体温が下がると免疫力が低下して風邪をひきやすくなります。アレルギーも同じく免疫力が低いと症状が悪化しやすくなります。

実際に体温を1度上げれば免疫力は5倍近く上がるといわれています。体質改善を考えてみるのも花粉症アレルギーへの対策のひとつです。

では体温を上げるにはどのようにする必要があるでしょうか?

お風呂に入ったり、ショウガ汁を飲んだりするのは一時的は上がりますが、持続性はあまり期待できません。体内の熱を作るのは「筋肉」の働きによるのものです。結局のところ、適度な運動をして、筋肉量を増やす!ということがやはり必要ということです。また、筋肉量が多ければ基礎代謝も高まりますので、ダイエットにも一役買ってくれます。