はやり目の感染拡大が報じられています。

目の充血先日、はやり目の感染拡大がニュースで報道されました。はやり目というと、夏のプールの季節に気を付けなくては!と思う方が多いかもしれませんが、夏だけの病気ではありません。

ニュースによれば、「9月28日~10月4日までの週の全国の患者報告数は、都道府県別では宮崎県が最も多く8.33人。宮崎県では前週に比べて患者数が2.5倍に急増。船橋近辺では、同じ千葉県内では野田市。船橋から東京都へ通勤通学をされている方を考えると東京都中央区、葛飾区での感染拡大中」と報じられています。

船橋ではまだ感染拡大報告がなくても、ご家族の方が都内に電車などの公共の交通機関などを利用して通勤などされている場合は注意が必要です。

はやり目はアデノウィルスが原因で起こります。ウィルスなので、感染力は極めて強く一年中感染の危険性があります。ご家庭ではタオルやお風呂、食器洗いの時などで感染してしまうケースが高いので十分に気を付ける必要があります。

乾燥肌にはヒルドイドローションで潤いを。

10月も中旬となりました。吹く風も冷たくなり、肌がガサガサ乾燥して化粧のりも悪い・・・。さらに、保湿を考えて購入してしまう化粧品代金もアイタタタっ!!

ヒルドイドローションと、いうお悩みをお持ちの方にお勧めしたいのが「ヒルドイドローション」なのです。

さすが、保険適用の処方薬といったところでしょうか。皮膚の乾燥症状の改善、血流改善などを改善してくれるという効果において右にでるものはないでしょう。敏感肌であっても、安心して使えます。

また、お財布にも大変やさしいのです。ヒルドイドローションそのものは200円程度ですが、保険処方薬の場合は医師の処方料や調剤薬局での調剤料などが別途発生します。ですが、それをあせても初診で1500円程度、再診なら1000円程度との負担といったところです。

ちなみに、化粧直しのときもヒルドイドローションを塗って、その上からパウダーをのせれば乾燥からしっかりお肌をガードできます。A子も現在愛用中ですっ^^

光干渉断層計(OCT)眼底検査での早期発見。

OCT検査当院でも今年の4月に導入した光干渉断層計(OCT)ですが、患者さんご本人様にもご自身の目が今どういった状態なのかが写真でよくわかると大変好評をいただいています。

そして近年の光干渉断層計(OCT)が普及することによって、糖尿病網膜症による失明が減少していることがわかっています。

1991年の厚労省の調査では成人の失明率No1の病気はこの糖尿病網膜症で、全体の18.3%を占めていました。その後、2013年の調査では緑内障に続き、第2位の病気になり、全体の15.6%と減少になりました。

糖尿病を患っている患者さんは増加をたどる一方で、糖尿病網膜症での失明率が減少しているのは、早期発見と適切な治療が行なわれたという点にあるのではないでしょうか。

また、内科の先生からの眼底検査の指示の徹底も素晴らしいものです。糖尿病と診断された初期の段階で眼科受診をされている患者さんは、それだけ視力を維持することにアドバンテージをもっている状態ということです。失明をしないということと、視力を維持するということにはかなりの差があると考えていただくと良いと思います。

アカントアメーバ角膜炎

近年、感染する人が増えてきている「アカントアメーバ角膜炎」。最悪の場合失明することもあるという恐い病気です。
アカントアメーバ角膜炎の感染者は90パーセントがコンタクトレンズ使用者と言われています。
アカントアメーバは土の中や水の中にいる原生生物で、水道水や家の中のホコリにも存在しています。通常は人には無害なもので、角膜も健康な状態であれば感染することはありません。
しかしコンタクトレンズ使用者は角膜にキズなどができやすく、そのキズからアカントアメーバが侵入してしまうのです。
ア カントアメーバ角膜炎は目ヤニや目の痛み、異物感などの症状がありますが、ゆっくりと進行するため自覚症状が少なく、初期段階ではあまり気づかないことが 多いそうです。そのため、異変を感じて病院に行った時には、かなり病状が進行している場合が多いのです。さらに特効薬がないため治療が困難な病気でもあ り、完治するまで数ヶ月かかることもあります。角膜にキズが残ってしまい視力が戻らない場合もあります。
アカントアメーバから目を守るために大切なことはもちろん、コンタクトレンズのケアをしっかりとすることです。
使 用している方も多いMPS(マルチパーパスソリューション)と呼ばれる洗浄・消毒・保存が1本でできる溶剤ですが、これは浸けておくだけで全てができるも のではありません。必ず、こすり洗いをしっかり行ってください。そしてMPSを入れるコンタクトレンズケースも毎日しっかりと洗い、必ず乾燥させてから使 用してください。
毎日のコンタクトレンズケアは面倒臭いとおろそかになってしまうこともあると思いますが、目は一生のものです。
定期検診を受けつつ、しっかりとケアをして大切な目を守りましょう。

色覚異常でも、日常生活を送ることはできます。

色覚異常と聞くと、物が見えないとか白黒の世界になるとかちょっと違う思い込みを持たれている方もいらっしゃいます。しかし、目にはちゃんとカラーで視界が捉えられます。色の具合は他人と違っていても、見る機能には問題がありませんので日常生活程度であれば一般の方と同じように過ごすことができます。

ただ一点、違うことは「色の区別」がしにくいということです。具体的には、色覚異常の中でも多いパターンで言えば次のような色の区別がしにくいと言われています。

灰色(黒色)

ピンクと白(灰色)

オレンジ黄緑

また、これらに加えて

と黒

ピンク

の区別がしにくいといった方もいらっしゃいます。もっと具体的に日常的なことを挙げてみます。

◆紅葉が識別できない

◆充電ランプ、充電中の赤→緑などに変化する場合、完了の色が変わったかどうか判りにくい

◆電車の中にある路線図、色分けされている路線が読み取りにくい

◆スーパーの買い物で、新鮮な食材かどうか判別がしにくい

◆靴下を左右色違いで履いてしまうことが多い

などが挙げられます。形や文字ではなく、色に頼って判別をしなければならないことが苦手なのです。しかし、視力そのものは異常なく日常生活は問題なく送れる方がほとんどです。

もし、色覚異常と診断された場合は前向きに受け止めることが大切です。また、身近にこのような異常をお持ちの方がいらっしゃるようでしたら、困っているときは手助けをしてあげてください。

オペレーター24時間365日対応のレンズメーカー

日本アルコンといえば、目薬の製造メーカーでもありますが各種使い捨てコンタクトレンズも製造をしています。
エアオプティクスアクア
こちらのメーカーさん、感心すべき点があります。なんと使用中の同社のコンタクトレンズについてオペレーターの方と24時間365日の稼動体制で対応をされています。

レンズに対してのご質問やトラブルなど気になることがあれば、本当に「いつでも」ご相談できるのです!

【フリーダイアル】
0120-389-103

コンタクトレンズは高度管理医療機器のひとつで、取り扱いにはとても注意が必要なものです。病院でも救急指定を除いては、24時間体制で診療を行えるところはありません。

デイリーズトータルワンデイリーズアクア

アフターサービスがしっかりとしている製造メーカーのレンズを選択するのも、安全に使用する上では大切ですね!ワンデーではデイリーズシリーズ、2ウィークではエアオプティクスシリーズ。1マンスではEXアクアが発売販売されています。

iPS細胞による網膜手術のその後☆

昨日のニュースで、昨年9月にiPS細胞から目の網膜の細胞を作 り、臨床研究として世界初の移植を行った兵庫県内の70代女性の難病患者について、「良好と評価できる」と発表されていましたね!

同ニュース内では、
1年後の詳細な検査でも腫瘍などはなく、視力の低下が抑えら れており、悪い血管も再発せず、体液の漏出もなくなり網膜の形が改善。既存治療では低下が続いていた視力は0・1程度を維持し、「明るく見える」との自覚症状もあるという。
との報道。

加齢黄斑変性は、現在、レーザー光凝固術・脈絡膜新生血管抜去術・黄斑移動術などが主流とされています。

加齢黄斑変性しかし、どの方法でも視力が不良になったり、思わぬトラブルや合併症を起こす危険があり、加齢黄斑変性になったらこれをすれば確実に治る!という確固たる治療法がありませんでした。今回のiPS細胞網膜手術は、新しい治療法として大変注目を集めたものでした。新しい治療方は、その後の経過については、どうなるか未知であったというのも確かです。このまま、良好維持に期待しています!

秋のスキンケア

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今日から10月に入り、季節はすっかり秋です。暑くもなく寒くもなく、ちょうど良い季節を楽しみたいですね。
とても過ごしやすい秋ですが、実はお肌のトラブルが起こりやすい季節です。
自覚症状がない状態でも、夏に受けた紫外線による肌ダメージをそのままにしておくと、季節が冬に変わった時に一気に肌が老化してしまうことなどもあるので、危険です。

夏の紫外線は、乾燥と色素沈着などのダメージを肌に残します。
紫外線は角質層の保湿機能やバリア機能を低下させるため、空気が乾燥してくる秋にさらに肌の乾燥がひどくなってしまいます。
また、秋になると皮脂の分泌量も減るため肌は慢性的な乾燥肌になってしまうのです。
もう一つ紫外線はメラニン生成を活性化させ、シミやソバカスなどの原因を増やします。肌が健康な状態であれば紫外線が少なくなるとそれに伴い、メラニン生成量も少なくなっていきます。
肌を健康な状態に保つためには、秋は特に保湿が大切です。洗顔した肌にはまず水分補給、そして油分で覆う、さらに皮脂の分泌量が少なくなる秋には、美容液などもいつものスキンケアにプラスすることがオススメです。保湿成分の豊富な美容液を併用すれば肌の水分維持量は大きくアップします。
季節の変わり目は特に肌トラブルを起こしやすいため、しっかりとスキンケアをしていきましょう。