プラセンタの種類☆

プラセンタを利用した化粧品やサプリメントなどが多数発売されていますが、現在は「ブタ」「ヒツジ」「ウマ」「ヒト」、そして「植物性」などが挙げられます。

中でも一番安全性が高くて、効果が高いのは「ヒト」です。重篤な副作用が出たということも現在までありません。「ヒト」のプラセンタは日本では注射のみ認められていて、「メルスモン製剤」と「ラエンネック製剤」として流通されています。そのため、「ヒト」プラセンタが打てるのは医療機関に限定されます。当院でも、プラセンタ注射は「ヒト」プラセンタを注射しています。

ちなみに他の動物性のものは、ある程度の効果は確認されていますがアレルギー反応を起こしたり、トラブルになったという話をよく耳にします。その反面、植物由来のプラセンタはアレルギー反応はこそは少ないですが、もともと植物に胎盤はないため胎座から採れる成分がプラセンタとされます。そのため、成長因子が含まれないのでアンチエイジングを期待するうえではヒトや動物性のものと比べるとその効果は低いものとなります。(成長因子は、細胞の修復や分裂を促して元気にさせる力を持っています)

馬の目多くはブタプラセンタが安価のため多く流通しているようですが、動物性のプラセンタで悩むなら今は「ウマ」が一歩前を行くものとなっているように思えます。

ウマプラセンタはブタと比較してアミノ酸が1.2倍程度含まれていて、さらに必須アミノ酸が「ヒスチジン」「フェニルアラニン」「メチオニン」「トリプトファン」の4種類と準必須アミノ酸「チロシン」「システイン」の2種が含まれるということで注目をされています。ですが、ブタプラセンタに比べるとかなり高価なようです・・。

プラセンタの種類はさまざまですが、やはり「ヒト」プラセンタが一番安全で効果が高いので、医療機関に通えるかたはこちらがお勧めです。