年末年始こそ、目の休息を☆

今年も昨日で仕事納めをした方も多いと思いますが、さくら眼科は今日まで通常診療中です☆

さて、年末年始は家族で過ごしたり、旅行へ出掛けたりと様々な予定もあるとは思いますが、是非とも目の休息時間も確保してあげてください。

睡眠では具体的に目の休息には何をするのか?

簡単です。しばらくの間、目を閉じましょう!

物を見るという事をしばしストップすることは、目にとっては大変ありがたい休息時間なのです。目は、絶えず視界から入った情報を脳に送り続けています。物体を見るためには、目の様々な筋肉が動く必要があります。目を閉じていれば、見ることに付随する器官を自然に休めることができるのです。

他にも、蒸しタオルなどで目の回りを温めて、血行を良くするのも効果的です。勿論、睡眠時間をゆっくり取るということでも構いません。年始にはきっとスッキリとした状態で仕事に戻れるはずです☆

さくら眼科は、2017年は1月4日(水)10:30から通常診療です。皆様、どうぞ良いお年をお迎えください。

「見えにくい」を放置しないようにしましょう

目が悪いということを放置してしまうことはよくないことです。
例えばお子さんの場合だんだんと視力が低下していくと自分ではあまり気づかず、その見え方に慣れてしまい放置されてしまう可能性が高くなります。メガネなどで適正な視力に矯正して見えるようになると、今まで見えなかったものが見えて興味の幅も広がり、集中力も上がる可能性があります。
見えないということは学力や運動などにも悪い影響を与えてしまう恐れがあります。学校の視力検査でひっかかったら場合はそのままにせず、必ず眼科を受診するようにしてください。

もう一つ、視界がゆがんで見える、中心が見えにくい、かすむ、など突然見えにくくなったなどの症状が起きた場合は絶対に放置せず、すぐに病院に行きましょう。網膜剥離や緑内障、黄斑変性症など目の病気の可能性があるため、放置していると危険だからです。いつもと違う見え方、違和感を感じたら眼科を受診してください。

今年もあと4日になりました。年末年始お休みの方、お仕事の方、体調管理に気をつけて新しい年を迎えられるようにしたいですね。
ganka_kensa
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生後6ヶ月から、視力のスクリーニング検査ができるようになりました。

本日から、「スポット ビジョンスクリーナー」による検査で、視力のスクリーニング検査が可能となりました。生後6か月から施行可能です。こんなカメラみたいな小さな機械なのですが、とっても優れものなのです。スポットビジョンスクリーナー本体

ところで、視力のスクリーニング検査がどんな検査かと申し上げますと、簡単に言えば小さなお子さんでも視力がどの程度なのかを測定することができる検査ということです。

子どもの視力は、小学校就学までには成人と同じくらいに発達するといわれていますが、それまでの発達段階で異常(近視・遠視・乱視・斜視など)が起きると、弱視になってしまうこともあります。発達段階で早期に異常が発見できれば、適切な処置をして視力を正常に発達させるように促すことができます。

視力検査と聞けば、「C」の文字みたいな図形を見て、どちらが切れ目になっているかを答えますが、乳幼児にこれを回答させるのは困難なことです。

しかし、今回導入したスポット ビジョンスクリーナーでは、カメラで撮影をするようにして測定ができます(写真左)。お子さんを抱っこしたままでも問題ありません。検査における痛みなども全くありません。また、医師や看護師がお子さんに触れたりすることもありません。いつもと違うところといえば、少し薄暗いところで撮影するくらいでしょうか。
スポットビジョンスクリーナ結果(写真右)についても、どのくらいの近視・遠視・乱視・斜視などがあるのかがひと目でわかるようになっています。

うるおいプラスにチェンジ☆2ウィークピュアマルチステージ

マルチステージリニューアルシード社より長年親しまれてきたシード社の「2ウィークピュアマルチステージ」。この度、「うるおいプラス」としてリニューアル、パッケージも前に比べたらちょっと明るくなった印象です。

ピュアシリーズのプラスとマイナスのイオンをあわせ持つ【両性イオン素材“SIB”】により、うるおいを保ち、なおかつ汚れもつきにくいという特長をさらにいかすために、天然保湿成分のアルギン酸を保存液に投入!保水力を高めるため、乾燥感のさらなる軽減につながります。

ちなみに、”うるおい”の成分としてアルギン酸が配合になったわけですが、製品名は遠近両用ではないワンデータイプや2ウィークタイプのように、「うるおいプラス」というネーミングではなく「2ウィークピュアマルチステージ」のままのようです。折角なのだから、わかりやすいように製品名を変えても良いとも思いますが、長すぎるからやめたのでしょうか?!

ボトックスの欠点を補った「ゼオミン」で、シワ改善。

メスをいれることなく、おでこや目じりなどの深~いシワを改善する「ボトックス」。手軽にできる良さが大変人気な施術なのですが、繰り返し多量にボトックスを投与すると、

美容ボトックス【抗体が作られて、ボトックスの効果が出なくなるっ?!】

ということが問題視されています。

ボトックスと一般的に呼ばれる「ボツリヌストキシン製剤」には「複合タンパク」なるものが存在しています。このタンパクは各社メーカー、製品によって様々な量が入っていますが、これがボトックスの効果を段々と抑制してしまう「抗体」の原因とされています。

もちろん、数回ボトックスを投与した程度では大きな変化はなくとも、何度も何度もボトックスを打っているうちに前回と同じ量を投与したのに、シワが改善にならない….。なんて事になってしまったら残念でたまりません。

ゼオミンそこで当院では、この複合タンパクの含有量が極めて少ない、限りなくゼロに近いとされる「ゼオミン製剤(ドイツのメルツ社)」を採用しています。

ゼオミンと他社の製剤との最大の違いは、繰り返し使用しても抗体ができない!!という点に実は大きな違いがあるのです。効果が出るまでの平均日数が約3日と他に比べて早いのも特筆すべき点でしょう。現在、日本で承認されているアラガン社のボトックスもゼオミンの抗体ができない技術へは太刀打ちできません。

コンタクトレンズによる眼の乾燥に、涙点プラグは有効!?

涙点に差し込んで、涙を溜めておく栓の役目を果たす【涙点プラグ】ですが、コンタクトレンズとの併用を考えられる方もいらっしゃいます。

コンタクトレンズを着けるもちろん利点としては、役目どおり眼に涙を留める働きをしてくれるので、コンタクトレンズによる眼の乾燥症状は改善されます。

しかし、やはり注意すべき点もあります。涙が眼の表面に留まっているということは、汚れや老廃物なども一緒に留まっていることになります。タンパク質や脂質、カルシウムなどもコンタクトレンズにとっては困った存在で、炎症やアレルギーやらを発症させる原因ともなることがあります。

併用するレンズもディスポーザブルタイプ(1回使い捨て)をチョイスして、なるべく清潔な状態で使用できるようにすることも大切です。

また、プラグにはシリコン製とコラーゲン製がありますが、どのくらいの効果が出るか、違和感はどうなのか、など興味があって試したい場合にはコラーゲン製のものから選択してみると良いでしょう。シリコン製より異物感も少なく、うまくいかないという時には約2ヶ月でコラーゲンプラグは体内に自然吸収されてなくなります。

睡眠と緑内障の関係。

「夜に良く眠れていますか?」という質問に、「ちゃんと眠れている」「わからない」とか様々あるとは思いますが、睡眠と緑内障には深い関わりがあるということが解明されてきています。

睡眠「睡眠時無呼吸症候群」という病気を耳にされたことがあるでしょうか。

その名のとおり、寝ている間に呼吸をしていない時間帯があるということです。この病気を患っている患者さんが緑内障を発症する確率は、正常な人の約10倍もあるということがわかっています。

緑内障になる理由として、寝ているときに呼吸が止まって窒息するような状態であれば眼圧も上昇して緑内障を発症させると仮説されていましたが、実は眼圧は下がっているとの研究結果が出ています。
睡眠時無呼吸症候群の患者さんは、眼圧が直接的な原因ではなく、呼吸をしないことによる【低酸素状態】が、視神経細胞にダメージを与えているのではないかということなのです。

では、睡眠時無呼吸症候群にかかっているのかどうかについては、寝ている間の出来事ですので自分で気がつくということはほぼありません。家族からいびきのことを注意されたりする、夜はちゃんと寝ているはずなのに日中眠くてたまらない、などをきっかけに専門機関での検査を受けることで判明します。日本には200万人程度の潜在的患者がいるとも言われていますから、注意が必要です。

このハイスペックは見逃せない!デイリーズトータルワン。

バドミントン選手の潮田玲子さんが宣伝している、このコンタクト。目にされた方も多いと思いますがご存知でしょうか。アルコン社より発売されている「デイリーズトータルワン」という製品です。
トータルワンどこが凄いのかというと、現存ワンデータイプの中で【酸素透過率(Dk/L)】が156と、最も高い製品なのです。通常のソフトレンズは20から30程度が平均です。また、同じ素材の他社製品でも100前後ですから、群を抜いている製品なのです。

他にも、他社の製品にはない構造で、乾燥感の軽減が圧倒的な支持を得ているのです。レンズカーブも、8.5と8.8より選択ができますので幅広い方に使用できるようになっています。

眼科としては、必要以上にコンタクトレンズは使用しないことが前提ですが、生活の利便性を考える上で、正しく使用れば大変便利なものというのは事実です。

しかし、夕方になるとレンズが目に張り付く感じやゴロゴロ異物感などが出ても、もったいないからとか、コスト面を優先して目に頑張ってもらっちゃったりするお話、よく患者さんよりお聞きします。

酸素不足で呼吸がしにくいことを自分自身に置き換えて考えてみてください。そのとおり、苦しいですよね。それを目に強要してしまうのは酷なことです。呼吸をしているのは肺だけではありませんよ。目も呼吸をしているのですから、それを妨げるようなことは極力回避できるようにしましょう。

当院にて、デイリーズトータルワンはテストトライアルと処方を行っています。希望者は院長またはスタッフまでお気軽にお声がけください。

結膜炎は自然治癒するの?!

年末になると仕事や忘年会などのお付き合いで、急がしい毎日を送られる方も多いと思われます。こういった時期は「免疫力」が低下して体調を崩しやすく、目においても免疫力が低下することによって普段抵抗力がある状態では絶対に負けない細菌に負けて、結膜炎やらものもらいやらを発症することがあります。

結膜炎忙しいからって充血している目を”ほったかし”にしているという方はいませんでしょうか?時間がない、寝れば治るなど安易な自己診断を信じていてはダメですよ。勿論、休息をとって自然治癒するケースもゼロではありませんが、何が原因で炎症が起きているのかなかなか自分では判断し難いものです。

参考までに速やかに眼科を受診したほうが良いとされる特徴的な症状を挙げますと、

  • 周囲の人(家族や会社の人など)も結膜炎っぽい
  • 黄色、黄緑色メヤニが出る
  • 強いかゆみ
  • 痛みを伴う
  • まぶたが腫れる
  • 目が開きにくい

といったものです。このような症状があると、ちょっと自然治癒の期待は薄いでしょう。悪化すれは、治癒までの時間も放置した時間に比例するかのごとく長くかかります。早めの対処をするように心がけましょう!

遠近両用コンタクトって、どうして遠くも近くも見えるの?!

遠近両用コンタクトを試したい!と来院される患者さんがよく疑問に思われること。

それは「遠近両用コンタクトって、どうして遠くも近くも見えるの?!」ということです。何となくですが、使用されている遠近両用のメガネについては正面を向いているときは遠く、あごを引くようにしてメガネの下部分のあたりから上手く覗くようにすると近くが見える。ということはご存知のようで、これを元に考えると遠近両用コンタクトレンズは何で見えるの!?って思うようです。

まずは見るときの目線のイメージを考えてみると、メガネとコンタクトではこんな感じの差があります。A)のメガネの見方ではB)コンタクトの見え方の説明は確かにつきません。(下の図はクーパービジョン社の患者さん説明用のパンフレットをお借りしましたっ)
遠近両用のピントB)の見方で遠近両用のコンタクトレンズが見えるということに至るには、脳との連携が必要なのです。

例えば、息子の野球の試合の応援に来ているとしましょう。フェンス越しにマウンドに立っている息子を集中して見ていると、フェンスはその場から無くなった訳ではありませんが、気にならなくなっていますよね。これは、脳がフェンスが無い方が見たい対象が見やすいと判断してフェンスの存在を視界から抑制しているのです。

脳が自然にそうしたほうが都合がよいと判断して、見たい対象を切り替えてくれるっていうことなのですから、人間の脳ってすごいですよね。

この作用を利用して、遠近両用のコンタクトレンズは存在しています。製品によって、度数の加入方法は様々ですが、遠くも近くも見えるような度数を1枚のレンズに組み込み、よりピントが合っていている対象が見えていると認識され、ピンボケしているものを抑制しています。これにより、遠近両用コンタクトは遠くも近くも見えるを実現しています。

ちなみに、あまりフェンスの存在(ピンボケしている対象)を気にしすぎると、遠近両用コンタクトの見え方に支障がでるやもしれませんよ~。