視力の乳幼児健診は、非常に大切です。

人間の目は、6歳ごろには大人と変わらない位の視力に発達していきます。就学時健診の際に、眼科での精密検査をと言われて受診をされても実は手遅れになってしまうケースもあるのです。

米国では子供が2歳になるまでに、乳幼児健診で視力スクリーニングを行わなければならないという決まりがあります。日本においても3歳児健診では絵カード方式などによるスクリーニングが実施されておりますが、一定の基準がなくその自治体などにより差が生じているのが現状です。

まだ小さいから視力検査は無理。という先入観を捨て、眼科を受診してみましょう。

上、右、下とか輪の切れ目を答えるような視力検査ができない乳幼児でも、視力のスクリーニング検査は可能なのです。3歳にも満たない子供でも視力のスクリーニング検査で、正常なのか異常がありそうなのかというのを簡単に調べることができます。3歳までに異常を発見して処置ができたのと、放置したのでは視力の発達への影響は歴然です。
スポットビジョンスクリーナ視力のスクリーニング検査は、子供は座った状態でカメラのような箱を見ているだけで終わります。医師が子供に触れることもありませんし、もちろん痛みなどもありません。親御さんに抱っこしてもらったままでも検査できます。気楽に受けられる検査と思ってみてください。