散瞳すると、まぶしすぎるのが困るのです。

40歳を過ぎた方が診察を受けると、必要に応じて眼底検査が行われるケースが多く見受けられます。

眼科医しかし、この眼底検査。検査前に点眼する散瞳剤という目薬によって、瞳孔を強制的に開かせることになります。検査中はともかく、この目薬は検査前より検査後のほうが大変なのです。目薬の効き目が切れるまでの数時間、ともかく近くにピントを合わせることが困難になります。スマホや新聞、小説などを読みたくても読めません。また、ピントが合いにくいので車の運転などを含めて薬の効果が自然に切れるまで待たなくてはいけません。

また、目薬のせいで大変まぶしいという点もあります。検査終了後、外を歩いて帰宅するのに眩しくて大変困ったとういうお声も耳にします。

まぶしさ対策としては、
・サングラスを利用する
・検査の時間帯を昼間ではなく、夕方以降に検査を受けるようにする
など回避方法を考えます。 眼底検査を受ける際は、急ぎの予定ない日を狙って受診しましょう。