遠近両用に再トライしたら、良さがわかった。

老眼の初期。何となくパソコンやスマホ、新聞など手元が見えにくくなってきた。こんな症状が出始めたら、遠近両用のメガネやコンタクトにしてみよう!と、考える方も多いと思います。

老眼そして思いきって遠近両用レンズにしたにもかかわらず、見え方にあまり変化がない気がする。または、どっちもスッキリ見えなくて反ってイライラしてしまうなど自分の満足する見え方にならず、ドロップアウトしてしまう方も少なくありません。そのため自分には遠近両用は向いていないんだ!という結論に至ってしまうのです。

しかし、その後数年も経つと老眼の程度も徐々に進行してきます。老眼の初期の頃と比べると、ピント調節力は低下して自分ではどうにも対処ができないといった具合に状況が変化します。

そうなると、初期の頃に試した遠近両用レンズの恩恵を受けるべき時となります。仮に同じ度数を選択したとしても、自分自身のピント調節力が弱まっていれば遠近両用レンズのありがたみを大きく感じるわけです。

再トライしてみたら「あれっ、こんなに見やすくなるんだ!」。老眼初期の状態ではイマイチだった遠近両用も、時が経てば大変便利なものに感じられるかもしれませんよ。