目の疲れだと思っていたら、重大な病気が隠れていた。

年齢のせいか、最近目が疲れる。まだまだ仕事を現役でされている40歳から50歳くらいの方なら、自然にこのように思われるのではないでしょうか。

きっと老眼だろう、パソコン仕事だから仕方ないかな。

確かに診断の結果、思ったとおりであることの方が正直多いです。

しかし、年齢が重要因子になる眼精疲労。とくに中高齢の方の場合には

1、緑内障

2、乱視

3、老眼

という順番で疲れ目の症状が発症します。

緑内障目の疲れで緑内障なのかと驚かれる方も多いと思います。40歳以上の方が眼精疲労を訴える場合、眼圧や眼底など念入りにチェックして緑内障が原因で「目の疲れ」が起きていないよねということをまずは確認する必要があるのです。

緑内障は最悪の場合、失明にまで至る病気です。知らないうちに視界が欠けてくるところが恐ろしいのです。「疲れるな」くらいの症状のときに実はすでに罹患しているという危険があるわけですから。

また、2番目に挙げられる乱視も単純に度が変わっただけではなく、「物がぶれて見える方向」が変わってしまうこともあります。これも加齢に伴う変化で、長年使ってきたメガネを掛けることで更に乱視の見え方を悪化させることになっているケースもあります。

「ただの疲れ」と思っても安易な自己判断で終わりにせず、年に1度は健診を受けるようにしておくことが安全策という訳なのです。