睡眠時間が確保されている人は、体脂肪が減りやすい☆

仕事やお付き合いで忙しく、睡眠時間が短い方は活動時間が長いので、疲れなども影響してエネルギーを消費しがちに思われていますが、実は極めて太りやすい危険な状態なのです。

布団で睡眠をとる女性睡眠不足になると、『コルチゾール』という食欲を増すホルモンの分泌が増え、肥満体型になりやすい体内環境を作り上げられます。まさに脂肪を溜め込んでいくホルモンと言えます。

さらに、睡眠不足の状態だと食欲を刺激する『グレリン』というホルモンの分泌量が増えます。逆に食欲を抑制するホルモンの『レプチン』の分泌量が減ります。そのため、起きていと「お腹がすいた~」という食欲にかられ、食べ過ぎになってしまう可能性大です。

食欲旺盛になるホルモンが増加する一方、エネルギー消費に関係するホルモンは減少していきます。たとえば、睡眠中には『成長ホルモン』が分泌され、寝ている間も脂肪をを分解するためエネルギーが消費されます。成長ホルモンの脂肪分解する力は、1日平均300キロカロリーと言われていますが、睡眠不足になると成長ホルモンの分泌が、通常の1/3くらいに激減してしまうと言われています。

現代人の体内時計から考えると、
【午前0時~午前3時頃】成長ホルモンが分泌、
【午前3時~午前6時頃】にコルチゾールが分泌
されると言われています。

適度な睡眠6~7時間程度を確保することは、肥満になりにくい有効な予防策といえそうです。