遠近両用コンタクトレンズが苦手なこと。

コンフォートプラスマルチフォーカルプロクリアワンデーマルチフォーカル

 

 

 

遠近両用コンタクトレンズの開発も年々と進み、種類が着々と増えてきています。実際に目にきちんとフィットするのかなど個人差は多々ありますが、遠近両用コンタクトレンズが共通して苦手なことがあります。

遠近両用コンタクトレンズは「遠くも近くも見える!」というのが最大のウリです。しかし極端に遠くにあるもの、または手元の細かすぎるものを見るというのがとても苦手です。

例えば、
・遠近両用コンタクトで1.5の視力を出したい!
・1mmにも満たないような細かい文字をスッキリ見たい!
といったような希望がある方が遠近両用コンタクトレンズを使用した場合、遠近両用コンタクトレンズは要望に応えきれなという結果になります。

そもそも遠近両用コンタクトレンズが目標とする見え方というのは、朝起きて歯磨きをする・料理や食事をする・新聞やパソコン、テレビなどを見る・外出して買い物をする・車を運転する、などこういった日常生活に困らない視力を確保することにあります。逆を言えば、この範囲から極端に逸脱するものは見えにくくても仕方ないということなのです。

メガネのようにサッと掛け外しができないコンタクトレンズ。見たいものの距離が変わるその都度、手を石鹸で洗ってケースにしまって・・etcといった具合に装着脱をするなんて面倒でたまりません。そんな手間が省ける!という部分ではとても画期的な開発になってはいるのですが、使用者の満足度を高めるまでにはまだまだ時間がかかりそうですね・・。