コンタクトケアは選び方を間違えると、目に傷が!!

昨日紹介いたしました「クリアデュー」。眼科側として他のケアシステムよりお勧めする理由が感染症の予防の他にも、もう1つ重要なことがあります。

それは薬局等でお手軽な価格で売られている洗浄消毒剤の中には、消毒剤によって目に傷をつけてしまう製品もあるのです。消毒洗浄の力が目に対して強すぎると、レンズ内面に残っている液の成分が角膜上皮に影響を与え、結果として角膜(黒目)の傷になります。

目に及ぼす影響右の写真の矢印のあたりに、無数の白い点々のようなものが見えると思いますが、実はこれらが傷です。(クリックで拡大できます)

ケアは”これ1本で、ソフトコンタクトのケアは完了!”というタイプのものと、レンズはシリコンハイドロゲル素材のレンズを使用されている方にこの症状が多く見受けられます。なかでもケアの消毒の力が強いものには注意です。しかし、消毒力が低いものだと汚れ落ちや感染症のほうが心配されますので、何ともいい難いところです。

では、クリアデューはというとしっかりと中和をしてから目にレンズを入れますので角膜に与える影響はほとんど無いとされています。レンズはしっかりと洗浄消毒ができて、目にも優しいとなると選ばない理由が見当たらないですよね。(※ただし、クリアデューはヨードにアレルギー反応を起こす方は使用をお控えください。)