コンタクトレンズと目の間に空気が入っている

シリコーンハイドロゲル素材のコンタクト、最近では使用者急増中です。その理由は何といっても酸素をよく通す素材であるからでしょう。

しかし、シリコーンハイドロゲルレンズの使用者が増える中、この素材のレンズに切り替えたころから「目とコンタクトの間に空気が入っている」と気づいた方、いらっしゃいますか。下の写真のy矢印のあたりに、透明っぽい水たまりのように見えるものが空気です。
コンタクトレンズと空気

レンズ装着時に空気が一緒に入ってしまうことはまれにありますが、何回か瞬きをすると自然に空気は抜けて解消されます。しかし、何回瞬きをしても抜けず、空気が入ったままになっている状態のときは要注意です。

瞳孔にかかる部分でなければ、見え方にも異変が起きないのでよく鏡をみてみないと
気が付かないという事もしばしばあります。眼科受診をして購入していれば、眼科受診の際に医師が気づくものなのですが、ネット販売等で購入だけされた場合に多いようです。

この「空気(または気泡)が抜けない」という状態のままの方はご自身の目に対して、コンタクトレンズがキツイという場合によく起こります。簡単に言えば、コンタクトが目に合っていないということです。(以前の素材より、レンズが固いため
従来のソフトコンタクトに比べると空気が入る確率が高いとも言われています)

ですので、このような症状を改善するには、レンズのカーブをゆるくしたりする調整が必要になります。いずれにしても、目とコンタクトレンズの間に空気が入ったまま
という状態は放置しておくと目に傷をつくる原因になります。もし、自身が発見したのであれば早急に眼科を受診しましょう。

2013年4月、風疹が流行しているのはご存知ですか?

少し 気になるニュースがありました。

先日、東京都内における風疹の患者さんの数が発表されていましたが、その数がこれまでの最高値を更新したとのこと。特に船橋でという報道はまだ耳にしませんが、船橋にお住まいの方は都内へ通勤されているという方も多いと思います。そうなると、知らないうちに都内へ勤務していたご主人が風疹にかかり、その家族にも感染してしまうというリスクがでてきます。

風疹にかかると、小さくて赤いような出来物がでます。”はしか”と初期の症状はよく似ていて間違われるケースもあるくらいですが、風疹は熱を出すという特徴があります。

風疹にかからないようにするには、まずは予防接種を積極的に受けていただくということです。それでも万が一、風疹になってしまった場合、風疹のウィルスは比較的弱いものなので放置しておいても自然治癒されます。(熱がひどかったりすれば、熱さましのお薬などがでますが風疹ウィルスを撃退しているわけではありません)安静にして、消化がよく栄養あるものをたくさん食べていれば3日くらいでよくなることでしょう。風疹のウィルス自体は感染力も弱く数日で自然に治るのに、何故こんなにニュースで報道されるているのでしょうか?

これはやはり妊婦さんへの感染を懸念しているからではないでしょうか。妊娠中のお母さんが風疹ウィルスにかかるとお腹の赤ちゃんに異常をきたす場合があるといわれています。生まれてきた子が、目では先天性の「白内障」「緑内障」「網膜症」などにかかって生まれてしまうということです。眼科以外の病気でも、難聴や神経障害、各器官の奇形などが挙げられます。一生残る障害を抱えたまま生まれてしまうなんて残酷すぎる話です。このように免疫のない方を守るために周囲の人も協力していくことが大切だと呼びかけているわけですね。

目の紫外線対策

そろそろ紫外線の強くなる季節がやってきました
目の紫外線対策は大丈夫でしょうか?
紫外線は白内障の原因になるお話や、
目から吸収された紫外線で、肌にしみができるお話など
たくさんしてきました。
また、UVカットつきのコンタクトレンズの紹介もしてきましたが、
一番手軽にできるのは、やっぱりサングラスではないでしょうか?
しかもUVカット効果がコンタクトレンズよりもずっと高いのです。
しかし、選び方を間違えてしまうとせっかくの効果が半減してしまいます。
今日は、紫外線対策用!!正しいサングラスの選び方をご紹介します。

まず最初に、UVカット加工がされていることをチェックしましょう!!
そんなの当たり前、と思いがちですが、
ファッション性の高いサングラス
UVカット加工がされていない物も多いのです。
UVカット加工がされていなければただのファッショングラスになってしまいます。
ここは、必ずチェックしましょう。
次に色です。
洋服など、白い色よりも黒い色のほうが
紫外線をカットしてくれる、とか良く聞きませんか?
サングラスもなんとなく、濃い色のほうが多く紫外線をカットしてくれそうな
イメージですが、薄い色を選びましょう。
目は明るい所では瞳孔が小さくなり、
逆に暗いところでは光を集めようと、瞳孔をひろげます。
濃い色のサングラスをすると、視界が暗くなり瞳孔が広がってしまうため
いつもより多く紫外線を吸収してしまうのです。
シーンに合わせた薄い色のサングラスにしましょう。
スキー場などの紫外線が強い場所では、ゴーグルタイプを!!
紫外線は反射して、下からも横からもやってきます。
特に雪山は、紫外線の反射率が高いので
ゴーグルタイプなどのサングラスで顔とサングラスの隙間を無くしましょう。

ヒアルロン酸を注入する際の痛みはいかほど?!

「ヒアルロン酸注射は痛いですか?」

施術前にはやはり気になるところですよね。

少なからず顔に注射をするので「痛くない」という答えにはなりません。痛みはありますが、耐えられない痛みではないということです。当院でヒアルロン酸注射に使用する注射針は、一番細いものを使用しています。刺すときには「ちくっ」っとする程度です。

どうしても、怖いとか痛みに耐えられないかもと心配な方は、麻酔をしてから施術することもできます。 (麻酔は施術範囲によっても異なりますが別途210円~1,050円程度必要になります)受付時にお申し出ください。

ヒアルロン酸注入は気になる部分に少しずつ注入して、仕上がり具合を確認しながら行います。 万が一、入れすぎたかな?と思っても、数ヶ月で体内に吸収されていきますので、やり直しがきくという点においても安心です。

また、ダウンタイムについても申し上げると「 ありません!」と言いたいところですが、ゼロではありませんのでしっかりお伝えしていきたいと思います。

注射した直後は、刺した部分が多少なりとも赤くなります。刺した箇所が 2~3箇所くらいなら気にならない程度で済むと思いますが、多い場合はちょっと赤みが気になる方もいらっしゃいます。

また、注射後に内出血やアザが出る場合もあります。この場合は、1週間程度で自然に消えていきますので、ご心配には及びませんが、人前にでる機会がある方は気をつけていただきたいところです。予定がある方は、余裕をみて2週間くらい前に施術すると良いでしょう。

当院でのヒアルロン酸注射は、もちろん予約不要です。よし、やろう!と思い立ったときにどうぞ。

VDT症候群

目が重い、疲れるだけでなく「頭痛がする」「元気が出ない」「イライラする」「胃が痛い」「手足がしびれる」

風邪でもないのに、そんな症状が出てしまっている方はいませんか?

もしかしたらVDT症候群かもしれません。

VDT症候群は目の病気といわれていますが、症状は目だけにとどまらず、上述のように全身に出ます。VDT症候群とは、毎日長時間パソコンなどのディスプレイを
見続けるといった作業することにより目や体全体、さらには心に異常をきたす病気で、 テクノストレス眼症とも言われています。

はじめは、疲れているのかなという程度です。しかし、モニター画面などを見続けることにより目の毛様体筋の緊張が続き、目が疲れがひどくなっていきます。また、画面を見ている間は、瞬きをする回数が通常の1/4に減ると言われています。目の表面が乾き、ドライアイ症状を引き起こし目の痛みや視力障害につながることになります。

また、一点を同じ姿勢で見続けることにより血流障害を起こします。血流障害のため、手足がしびれたり体がだるくなったりといった全身に異常をきたす原因をつくります。気分が不快に感じたり感情のコントロールがしにくくなります。

では、このようなVDT症候群にならないようにするにはどうすればよいのでしょうか?

できることは、ともかくこのパソコンなどの作業から解放されることです。そこで簡単に「休憩を入れましょう!」「パソコンなどの画面を見るのをやめましょう」といえども、仕事をなさっている方にそんなことを言っても「無理がある!!」と非難をあびることでしょう。

しかし、「時間を減らす」ならいかがでしょうか。VDT症候群と診断されたら、まず行う治療は目の疲れをとることに限ります。限られた時間ではありますが、休憩時間中や帰宅してからなど リラックスタイムを作り、目を休ませてあげることが必要です。

また、体や心にまで症状が出ている方は治療が長期的になる傾向があります。ご自身では、この程度なと思う作業なども目にとっては負荷が掛かりすぎているという場合もありますから自己判断にたよらず、治療していきましょう。

レーザー治療を成功させるためには。

5月くらいからは紫外線が強くなるので、その前に気になっているシミを治療しようと思っている方も多いと思います。

治療後、綺麗にシミがポロッと取れたと思って喜んでいたのに、その後、よく鏡をみると 「ん?シミがあった部分がまた黒ずんできた??」と思ったら、要注意です。

レーザーを当てた後に起こる 「炎症性色素沈着」という副作用が起きている可能性があります。 これは、治療後2週間程度から出始めることが多いと言われています。

レーザーを当てたことにより、過剰な刺激が皮膚に当たり、今までのシミはとれたが、 逆にメラニンの生成が増えて逆効果になってしまったとあれば悲しすぎます。

これを防ぐためには、 「患者様自身でしっかりとアフターケアを行なっていただく」しか防御策はありません。

施術直後~1週間の間は、お渡しした処方薬やクリームは、必ず先生の指示通りに使用してください。

また、レーザー照射後は紫外線によるダメージを極めて受けやすい状態になっています。紫外線カットのテープや日焼け止めでガードします。

それ以降も、紫外線カットの日焼け止めやルミキシルなどを用いて、再びシミが出来上がってこないようにアフターケアをしていく必要があります。レーザー当てて終といきたいところですが、レーザー後のアフターケアをおろそかにせず綺麗な肌を手に入れましょう!