眼底検査を希望される方は、公共の交通機関をご利用ください☆

バス眼底検査をする際に、「散瞳剤(さんどうざい)」と呼ばれるお薬で瞳孔を強制的に開くことがあります。

これは眼底を検査するときに先生が光を目に当てるのですが、反射的にまぶしいと瞳孔が小さくなりまぶしさを軽減させようとします。そうすると、先生が目の奥をのぞいて眼底を調べるときに見える範囲も縮小されてしまうのです。

網膜断層検査(光干渉断層計:OCT)も、通常は瞳孔を開かずとも測定ができますが高齢により縮瞳してしまっていたりして瞳孔を広げないと測定できない場合もあります。

散瞳剤により、強制的に瞳孔を広げると4~5時間くらいは瞳孔は開きっぱなしになります。歩いたりする程度は問題ありませんが、ピントを合わせにくくなるため後はゆっくり帰宅するのみ・・というタイミングで検査を受けるほうがベストです。

散瞳後、特に車(自転車も)の運転をするというのは大変危険です。ほかにも仕事上、書類を確認したりなど用事がある場合は支障をきたしますので、予定を調整の上来院するようにしましょう!