緑内障

私たちがモノを見るには、視神経という組織がとても大切な役割をしています。
緑内障になるとその視神経に異常が起こり、視野が狭くなったり、部分的に見えない部分ができたりするなどの視野障害を引き起こします。
視野障害が進行していても、人は通常二つの目で見ているため、お互いの視野をカバーしてしまい、かなり進行するまで自覚症状が出ないことが多いようです。
現在、日本人における視覚障害の原因疾患の第1位は緑内障です。治療をせずに放っておいてしまうと、失明につながるおそれがあるこわい病気なのです。
一度障害を受けた視神経は元には戻らず、失われてしまった視野も元に戻すことができません。
しかし、緑内障は早期発見で治療を開始すれば、多くの場合で進行をかなり遅らせることができます。
最近では40歳以上の人の20人に1人が緑内障であると言われています。しかし実際に治療をしている人は2割程度と少なく、約8割の人がまだ緑内障と知らずに生活をしているようです。
自覚症状がほとんどない病気のため、早期発見・早期治療をするためには目の検査を受けるしか方法はありません。
大切な目を守るためにも、特に40歳を過ぎたら、眼科での定期的な検診を受けることをおすすめします。

アレルギーの体質は変化することもあるのですね

アレルギーの原因となる物質は様々あります。今の季節ですと、杉花粉にアレルギー反応を示す方が多くいらっしゃいます。また、通年性のものだとハウスダストなどが挙げれられます。子どもの頃からこういったアレルギーに悩まされていると、今でもそれが継続していると考えがちです。

カモガヤところでA子、 20年くらい前にアレルギー反応をみる検査をしたことがあります。当時はハウスダスト系のものが7段階中(0~6)レベル4、他にもカモガヤという植物の花粉、食品では蕎麦やカニ、鮭、猫の毛などが高い数値でひっかかりました。

ですが、先日久々に検査をしてみたところハウスダストは勿論スリープラスの陽性でしたが、それ以外のアレルゲンは陰性、かわりに杉花粉が爆発的数値を記録していました。今年の花粉症は全くと言ってよいほど無症状だったのに?!と驚きを隠せません(笑;)何故だ・・・。そして5月ごろから飛び散るイネ科の植物、カモガヤ対策に熱をあげていた私って・・・。

さらに猫が大好きで子どもの時にペットにしたかったけど叶わず。アレルギーの為に親からストップがかかっていたのに今なら飼えるのね・・と脱力。蕎麦、カニも大好物でうっかり食べ過ぎてしまうと蕁麻疹が出ていましたが、今ならそんなセーブもいらない?!と一人爆笑の結果でした。

アレルギーの体質は簡単変化するものではありませんが、しばらくぶりに検査をしてみると、かつて反応していたアレルゲンはアレルゲンでなくなっている!ということもあるようです。今ではアレルギー科をはじめ、内科、お子さんなら小児科等で検査が可能です。自分のアレルゲンを知ることは健康管理にも大変役立ちますので、調べてみるのも良いかもしれませんね。