コンタクトレンズはちゃんと外しましたか?

最近では、酸素透過率も高く異物感がほとんどないというコンタクトレンズが増えてきました。特にデイリーズトータルワン(CMでも有名になった生レンズですね!)やワンデーアキュビューオアシスなど、ハイスペックな製品を使用されている方にご注意いただきたいことがあります。コンタクトレンズとケース

ハイスペックレンズは、夜までつけていても乾燥感もほとんどなく、入れているのを忘れてしまうくらい快適だという方が多いのです。これは喜ばしい事この上ないのですが、それに伴うウッカリが多発しているようです。

それは夜になっても快適すぎて、コンタクトレンズをつけていることを忘れてしまっている感覚である。または、入れているのを忘れてしまえるくらい不調がない。という理由で外し忘れてしまうことです。うっかり着けたまま寝てしまい、朝には目が真っ赤。慌てて眼科を受診なんてことにもなりかねません。

先日も日本国内の事ではありませんでしたが、目の中から27枚のコンタクトレンズが出てきたという衝撃的なニュースが耳に入りました。どこに27枚も入るスペースがあるのか?!異物感とか半端ないのでは?!と疑問符だらけでしたが、実際に起こってしまったことで驚くしかありません。

寝る前には必ず”両眼”レンズを外したか、是非確認をなさってみてください。

古くなったコンタクトレンズは捨てましょう!

いまでは使い捨てコンタクトレンズが主流になり、なくなったら新しいものを買うという使用方法が定着しました。

ハードコンタクトレンズしかし、使い捨てではないコンタクトレンズを使用されている方もまだまだいらっしゃいます。とくにハードレンズを使用している方に多いのですが、数年使用してそろそろレンズの寿命かなという判断で、新しいものを購入。装着したらスッキリ爽快になりますね。

ではここで、それまで使用していたハードレンズはどうされますか?

*スパッと捨てる

*万が一のときのためにとっておく

もちろん、「スパッと捨てる」というのが懸命な判断と思われます。しかし、うっかり無くしたり割れてしまったりしたときのためにとっておくという方もいらっしゃるようですが、今一度ご確認下さい。

*この古いレンズの使用期限、いつまでセーフなのでしょう?!

*新しいレンズにしたときに、もうレンズの寿命だと一度は見限ったはずでは?!

*この古いレンズの手入れは?!いつか無くした時のためにいつでも装着できるようなケアを怠らない?!

いかがでしょうか。どのようにして保管して有事の際にサッと目に入れられる状態を保持させるのか、その方が一苦労のようにも思えます。万が一のためにというのであれば、綺麗で使える状態であるスペアレンズを持つという事はお勧めします。使い古しのものを取って置くのとは少し意味合いが違いますよね。目に入れるものですから、是非とも管理に気をつけてみてください。

最長が14日間、なのです。

2ウィークタイプのコンタクトレンズ、いわゆる2週間定期交換タイプの14日間。この14日間というのは、

” 使用できる最長の日数 ”

という意味なのです。

コンタクトレンズとケース何事もなければ、14日間は洗って使いなおしができます。しかし、開封時から14日間を必ず消化しなくてはいけないわけではありません。途中で真新しいレンズに替えることは、むしろ目にとっては良いことなのです。

とくに今の季節は花粉が飛び散り、コンタクトレンズを使用されている方にとっては異物感を感じたり、炎症をおこしたりしやすいのです。しっかりと洗っているつもりでも、レンズは汚れなどで劣化していきますから、開封初日のコンタクトレンズと14日目のコンディションが全く同じというのは考えにくいものです。

14日間を限度に使用できますが、それ以前に調子が悪くなるのであれば、その時点で捨てて新しいレンズを使用するようにします。

また、どうしても数日で不調が出るのであれば「メガネ」を積極的に使用するようにして、必要最低限でワンデータイプ(1回使いきり)を上手く併用していくと良いでしょう。

初めてのコンタクトレンズ、なかなか装着が出来ない理由は?

学生さんは春休みになったようで、さくら眼科にも毎日のように「初めてコンタクトレンズをしてみたい」という患者さんがいらしています。

初めて使用するコンタクトレンズは、なんといっても自分で着けたり外したりすることに大変苦労されます。何度も練習をしていけば、スッとできるようになります。しかし、最初は本当に大変なのです。

ソフトコンタクト個人差はありますが、自分でコンタクトレンズがなかなか装着できない方にはいくつかの共通した失敗要素がありますのでご紹介します。

1)目をシッカリと開けていられない
*まぶたを押さえる指がゆるんでしまう
*まばたきを我慢できない

といった点が挙げられます。目を開けないことにはコンタクトレンズは入れられませんので、シッカリと開けることを心掛けましょう!ソフトコンタクトレンズは黒目よりも大きいサイズですよ。

2)チカラでコンタクトレンズを押し込もうとしいる
*的外れな位置にレンズをくっつけているのに、無理やり目に押し込もうとしている
*まつ毛やまぶた等にぶつかり、すでにレンズがひっくり返っているのに押し当てている

といった点です。装着時は鏡を片目で見ますので、自分がこの辺かな?と思った位置と実際の位置が微妙に違うケースが多いのです。目の真ん中にレンズを近づけたはずでも、耳側や鼻側などズレた位置にレンズをのせた指を持ってきていることがあるので、家族の方にも確認してもらうと良いでしょう。
コンタクトレンズはチカラで押し込んでも目にフィットしません。眼球にそっと被せるような位置にもってくれば、自然と目に入ります。無理に押し込んでも失敗するだけです。

以上のような点に注意して、春休みを上手く使って練習してみてくださいね!

コンタクトレンズ、表裏を間違えると?

ソフトタイプのコンタクトレンズ、表裏を逆に装着してしまった時ってどんな感じでしょうか?

大半の方は、
●ゴロゴロする
●目にコミが入った感じがする
●見え方がボンヤリする感じ
●コンタクトレンズが異様にずれる
●目の調子が今日は悪い?! など・・

このような症状を感じます。

装着前に、ちゃんと確認しているつもりでも間違えることはあります。

使用に慣れたベテランの方でも、朝忙しくてうっかり間違えた、寝ぼけていたりして間違えたということもあります。

通常まばたきは1分間に約15回~20回程度、1日2万回弱くらいしています。このまばたきをした数だけ、表裏のコンタクトレンズを逆に着けているときは上記のような異物感や違和感を感じる訳ですから、ちょっと耐え難いですよね。
コンタクトレンズ裏表1いつもと同じレンズなのに、おかしい!
と感じたら、すぐに外してもう一度確認をしましょう。表裏の間違いはないかは勿論、レンズが欠けていたりないかも含めてです。それでも変わらない場合は、目に異常がある可能性もありますから、速やかに眼科を受診するようにしてください。

コンタクトレンズを作るとき、子供だけで眼科に行かせてもいいの?

お電話にてよくお問い合わせをいただく件になりますが、
「初めてコンタクトレンズを作りたいのですが、子供だけで眼科に行かせても良いかしら?」

今回のお問い合わせのケースでは、どうやら親御さんは平日は仕事で忙しいらしく付き添えないご様子。お子さんの年齢は15歳の高校生。もちろん、お子さん一人でいらしていただいて受診ができない訳ではありません。

コンタクトレンズとケースしかし、「初めて」コンタクトレンズの使用を考えているということで、できる限り一緒にいらしていただくようお願いしました。

できる限り一緒に来院していただきたいのは、初めてコンタクトレンズを使用する際にはどんな製品があって、どんな特長があって、どのように取り扱いをして、注意しなくていはいけない点など様々な説明があります。目の中に直接入れるものなので、軽い気持ちで即買いっていう訳にいきません。やはり家族の方が相談にのっていただき、一緒に理解することが必要なのです。

また、2回目以降の定期検査であれば、お子さんお一人でもスムーズに終了することが多いですが、急に近視や乱視が進んだ等と変化があったときには製品の種類を変えたりする必要があります。やはりできる限りは一緒に来院していただくことをお勧めいたします。

誤解されがちなワンデーコンタクトの意味。

使い捨てコンタクトレンズと一般的に呼ばれているコンタクトレンズの中で、【ワンデータイプ】と呼ばれているものがあります。

ソフトコンタクトレンズインターネット等での販売でコンタクトレンズが大変安易に購入できるようになったのと同時に、正しい使い方を知らないまま使用して眼障害を引き起こすということも無くなることがありません。

コンタクトレンズにおける「ワンデータイプ・1日使い捨て」の解釈ですが、これは「1回の使いきりで捨てる」という意味なのです。単純に「ワンデー」といえば、1日使えるという意味で解釈はできますが、1日の途中でも目から外したらそのまま捨てなくてはならないという補足部分が上手く伝わっていないのです。

例えば、
*朝の出社前にコンタクトレンズをつける→夜に帰宅、コンタクトレンズを外して捨てる。

というこのパターンであれば問題ありません。着けた後に一度も外すことをしていませんよね。

しかし、
*朝の出社前にコンタクトレンズをつける→昼休みに目が乾いたから、1度外す。保存液等でちょっとすすいでもう1度同じレンズを着ける→夜に帰宅、コンタクトレンズを外して捨てる。

これは誤った使い方になります。
外した瞬間に捨てますので、昼休みに着けていたコンタクトレンズを外したのであれば、それは捨てます。再度午後の仕事に戻るときには、新しいコンタクトレンズを着ける必要があります。

もうお気づきかと思いますが、ワンデータイプのコンタクトレンズは1日1枚の消耗ではないのです。1日のうちに2枚・3枚と複数枚を使用することも十分あり得るのです。

コンタクトレンズをもう何年も使用されている方からも、誤った使い方されているお話をよく耳にします。是非、使用方法を再確認してみてください。

学校生活でのハードレンズは使いにくい?!

学生お子さんたちが初めてコンタクトレンズを使う際に、現在はほとんどの方が使い捨てレンズ(すべて使い捨てはソフトレンズになります)を選択されています。

使い捨てレンズは、
*慣れるのが容易
*紛失してもスペアがすぐにある
*スポーツ時にも使用できる
など、初心者の方でも使いやすい要素がたくさんあります。

ところで、親御さんがハードレンズのヘビーユーザーの方ですとお子さんにもハードレンズを使わせたいという要望が出ることがあります。

できない訳ではありませんし、ハードレンズの酸素透過性や視力の矯正力はソフトレンズには及ばない点も数多くあります。

しかし、少々気になるのは学校生活で不便にはならないのか?という点です。

上記の使い捨てレンズのメリットは、ハードレンズのデメリットでもあります。ハードレンズは慣れるまでには個人差もありますが、平均3ヶ月程度がかかります。また、学校でレンズを紛失なんて事になれば見えずに苦労するかもしれません。さらに学校では体育の授業や部活動などで運動することもしばしば。運動時には外れてしまったり、割れてしまったりする危険性があるので、運動の際はハードレンズは外すことになります。

そういった点もふまえて、お子さんのコンタクトレンズの種類は決定されてみると良いでしょう。

マイデイトーリック(乱視用)を試してみましょう!

日本初登場となった、シリコーンハイドロゲル(高酸素透過性)素材のワンデータイプ乱視用コンタクトレンズ。
その名も「マイデイトーリック」。眼科医からの評判も高いクーパービジョン社の製品です。
マイデイトーリック

乱視で困ることと言えば

☆見え方を改善するには、ハードレンズを勧められることが多いが慣れない

☆ソフトの乱視用コンタクトでは、ともかく乾くっ

☆ハードレンズと比べると、酸素透過性もかなり低い・・・・etc

このような点を、マイデイトーリックは従来のソフトコンタクトレンズの乱視用と比べると群を抜いて改善された存在となっています。

使いたいときだけ使える便利さもワンデータイプならではの良さです。もちろん紫外線(UV)カット効果もありますので屋外でのスポーツ時にも大活躍です。

まだ、従来型素材のワンデー乱視用を利用している方は「マイデイトーリック」を試してみる価値は高いと思われます。

装着時間の長い方は、酸素透過性の良い素材を☆

たまにしかコンタクトレンズを使わないから、ワンデータイプを利用するという方は多くいらっしゃるのですが、”素材”にこだわっていますか?

たまにしかコンタクトレンズを使わない場合、装着時間は6~8時間程度が目安です。ですが、使う頻度(日数)は少なくても、コンタクトを着けたその日は長時間、朝から寝るまで使用してしまっているっ!というお話をよく耳にします。

トータル的に考えれば、コンタクトの使用時間は毎日使用されている方より圧倒的に少ないかもしれませんが、使用した1日の時間だけを比べると大した差がない!というのはちょっと考えものです。

このように、たま~にしか使わなくても、装着した日は結構長い時間着けてしまう・・という方は是非「シリコーンハイドロゲル」という素材のコンタクトを選ぶようにしましょう!

この素材であれば酸素透過率は従来のソフトコンタクトレンズの5~6倍はあります。
コンタクトレンズ
現在はワンデータイプの商品種類も増えて4種類。
◆ジョンソン&ジョンソン社 ワンデーアキュビュートゥルーアイ
◆ジョンソン&ジョンソン社 ワンデーアキュビューオアシス
◆クーパービジョン社 マイデイ
◆アルコン社 デイリーズトータルワン

従来の素材ものより一般的な市場価格はプラスのようですが、目のことを考えれば数百円程度なら奮発しても良いのではないでしょうか。