ムチンでドライアイから目を守る!

以前、NHKの番組で取り上げられたこともあると思いますが
ドライアイには「ムチン」が必要!!
というのは、広く知れ渡ってきたと思います。
人工涙液など、一日に何回も点眼しても変化がない・・
という方は、このムチン不足が原因になるのではないでしょうか。
(番組終了後、船橋でも多くの反響があった記憶があります。)

 

涙は「油層」・「水層」・「ムチン層」と、3つの層に分かれています。

水層の水分を蒸発させないように、水層の上に油層があります。
そしてムチン層は水層の下にあり、目に涙をいきわたらせる役割があります。

そもそもムチンは、「糖分とたんぱく質」からなります。
ネバネバとして、目の粘膜を守るものです。
そのため、このムチン層がしっかりしていると
水分を留めておくことができ、涙が目全体に潤うようにいきわたり
表面を保護することができます。

このサイクルが上手くいかないと
目にキズが付いたり、バイ菌が入りやすくなります・・・
そうすると、痛みが出たり炎症を起こしたりと
散々な思いをすることになりかねません。

では、ムチンはどのように守ればよいでしょうか。
ムチンはビタミンAがその生成にかかわってきます。ビタミンAを
積極的に食べるようにしましょう。
ビタミンAは緑黄色野菜に多く含まれます。

 

<ムチンを含む食材>

また、ムチンを含む食材というのもあります。
ムチンはネバネバしたものなので、そんな食材を考えてみると
まずは「納豆」でしょう。

他にも「オクラ」「山芋」「ナメコ」「レンコン」など
ムチンを多く含む食品として挙げられます。

ドライアイ改善のために
食生活を見直してみるということも必要ですね!

 

<ムチンを摂りすぎると・・>

しかし、どんな成分にも過剰摂取ということが心配されます・
どんなに良い成分でも、必要以上に摂取しても、かえって体の不調に
つながってしまいます。
ムチンの場合、お腹がゆるくなったり
他の栄養素の吸収を妨げることもあります。
とくにサプリを併用される場合は注意しましょう。