目薬は1回に何滴さしますか?

飲み薬は、1日3回食後に1粒とか1回分が固形、
若しくは袋に包まれており、
適切な量を摂取することができます。

しかし、目薬のように飲み込まない薬(軟膏なども含めて)は
使う人によって1回の使用量にすいぶん差があるようです。
瓶を押す力によって、ちょっとしか出ない人もいれば
ドバっと多めに出てしまわれる方もいるようです。

さらに目薬は、涙で流れちゃうから多めに目に入れた方が
効果が早く出るのではないか?!

と、思ってしまうかもしれませんが

1回に目に入れる量は、1滴で十分です。
それ以上入れるのは、逆に不要な薬剤を体内に巡らせることになり
好ましくありません。
目薬が出すぎてしまったと思ったら、目がしらのあたり。
下のまぶたの内側の所に、涙が出ていく出口があります。
ここを指で軽く抑えて、不要な薬剤の吸収を妨げましょう。

最近では、目薬の瓶を押すと1回分、適量しか出てこないというように
容器が改善されつつあるようです。

軟膏も塗れば良いわけではありません。
特に目に入っても問題ないという「眼軟膏」の類は
よくのびます。
ほんの少し、その量をよくのばして使うようにしましょう。