20代に増える網膜剥離(もうまくはくり)。

『網膜剥離(もうまくはくり)』

テレビとかでも耳にしたことはありませんか?

ボクサーとか相撲取りなど、
顔面に強い衝撃が当たるスポーツをしている方に多い!
という一般的な認識があります。

また、老化による眼球や硝子体の萎縮なども原因とされるので、
高齢者にも多いとも思われます。
女優の樹木希林さんも、10年くらい前に患ったと報道されていました。

 

そんな中、近年は20歳代の若者でも網膜剥離になる方が多い
報告されています。何故なのでしょう?!

 

そもそも網膜剥離は、最悪の場合
失明にまで至る怖い病気です。

網膜はカメラに例えると、フィルムにあたるとされる部分で
物を映し出すために、大変重要な部分です。

網膜は眼球後方に薄い膜をはるようにあります。

 

 

 

 

 

 

この網膜が、衝撃などで穴が空いたり剥がれ落ちると
物を映し出すことができなくなり、
人間にとっては、物が見えない!という事態になります。

 

そして、20代に増える網膜剥離の原因は、
激しいスポーツのような衝撃によるものではな、
【強度の近視】
によるものとされています。

近視の方は、眼軸(がんじく)が長いとされています。
眼軸とは、簡単に黒目のところから網膜までの眼球の長さと
思ってみてください。
そして、近視が強ければ強いほど、この眼軸が長くなり
網膜が引っ張られ薄くなります。

例えば、風船を想像してみてください。
その風船の大きさより、沢山の空気を入れてしまうと
風船はどんどん薄くなり、最後には割れて穴が空きます。
強度の近視の方は、この風船のように網膜という薄い膜が
パンパンの状態になっていて、非常に破れやすい状態なのです。

 

近年、子供達の近視率が高いのは周知のとおりです。
若年層に網膜剥離のリスクが高まってしまうのは、
この近視化のためとされます。

とくに、強度の近視の方は注意が必要です。