目を細めると、見やすくなるのは何故?

テレビを見ているとき、あるいは遠くにある看板等が見えにくいとき。

目を細めて見るって方、いらっしゃると思います。

何故、目を細めるのでしょうか?
それは目を細めて物を見ると、見やすくなるから 自然にそうなってしまうようです。

 

では何故、目を細めて物を見ると見やすくなるのでしょうか?

目を細めると、カメラで例えれば絞りをしぼってピントを合わせた状態を
作り出します。
目から入る光の量が少なくなるので、暗い感じにはなるのですが
ぼやけて見えてしまっている量も減らすことができるので、
対象の物体が見やすくなります。

 

しかし、手っ取り早く見える方法をあみ出した!!と、
手をたたいて喜んだりはしないでくださいね。

これは近視が進行している方しか、見やすいと感じません。
しっかりと視力1.0といったように
ピントが合っている状態(一般的に目が良い)の方が目を細めて物をみると
逆に見えにくくなります。

 

そのため、お子様がよく目を細めてテレビなどを見るという症状がある場合、
近視が進行している可能性が高いです。
すぐに眼科を受診して、視力を矯正してあげましょう。

 

ちなみに余談ですが、もともと目の細い方はこの理屈から考えると、
「視界が狭い!」という結果になりますね;