紫外線による充血。

紫外線アレルギーとでもいいましょうか。外出して帰宅したら目が充血!!とくにメヤニもないし、どうしたのだろう?

これは突如として発症します。今までなかったという方も、急に外出すると目が充血してくるようになります。

紫外線に当たると、目に炎症が起こり表面に傷がつきます。

黒目は、光(紫外線)までも吸収するので、目にとって強すぎる紫外線が照射されると炎症が起きてしまいます。よく言われるスキー場などで発症しやすい「雪目」はこれにあたりますが、最近では外で運動したり仕事をしていても目が充血する!!という方もいらっしゃいます。

この紫外線アレルギーで充血している場合、他人から見える部分だけ赤く、まぶたの下とか隠れている部分は何事も起きていないということが特徴です。

このようにならないように、紫外線 から目を守るのにはサングラスがやはり有効ですが、それだけに頼らずに帽子や日傘なども併せて使用していくことも必要です。

ちなみに、「充血を消す目薬をください」と希望される方がいらっしゃいますが、充血を消す目薬はありません。市販薬の販売キャッチコピーによる語弊か、一時的な結果を言っているのか定かではありませんが・・。

一時的に血管を収縮させて充血してないようにさせるような薬もありますが、根本的な治療を考えていくということが先決です。