ソフトコンタクトレンズの消毒と洗浄

ソフトコンタクトレンズには消毒と洗浄は不可欠です。

時間がないので、ササッとこすって終わり・・。とか、こすり洗いすることもしない・・。という方をお見かけします。使い始めた当初はしっかりと消毒・洗浄を行っていたけれども慣れてくると面倒になりがちな手入れです。

しかし、ハードコンタクトに比べてソフトコンタクトは「感染症」のリスクが極めて高いとされています。ひどい場合には失明に至るケースもあるのです。

装着してきたコンタクトをチェックさせていただくとカビつきのものだったり等、仰天してしまうこともあります。ご自身ではちょっと汚れが付いたかかな?程度の軽い気持ちでもそれが何であるかの判別は肉眼ではしにくいものです。

カビソフトコンタクトレンズのカビ
左側、小さい方の写真「レンズの端の部分の白い物体」を拡大してみると右の写真のようになります。実はこれはカビです;;;

 

これがドンドン繁殖して感染症を引き起こす原因になります。残念ながら、カビは一度レンズについたら取り去ることはできません。そのレンズは捨てて新しいものにしましょう。

夏の高温多湿の環境、間違った洗浄消毒液の使用などさまざまなことが原因で繁殖します。毎日の手入れの方法を是非、見直してみてください。