iPS細胞による網膜手術のその後☆

昨日のニュースで、昨年9月にiPS細胞から目の網膜の細胞を作 り、臨床研究として世界初の移植を行った兵庫県内の70代女性の難病患者について、「良好と評価できる」と発表されていましたね!

同ニュース内では、
1年後の詳細な検査でも腫瘍などはなく、視力の低下が抑えら れており、悪い血管も再発せず、体液の漏出もなくなり網膜の形が改善。既存治療では低下が続いていた視力は0・1程度を維持し、「明るく見える」との自覚症状もあるという。
との報道。

加齢黄斑変性は、現在、レーザー光凝固術・脈絡膜新生血管抜去術・黄斑移動術などが主流とされています。

加齢黄斑変性しかし、どの方法でも視力が不良になったり、思わぬトラブルや合併症を起こす危険があり、加齢黄斑変性になったらこれをすれば確実に治る!という確固たる治療法がありませんでした。今回のiPS細胞網膜手術は、新しい治療法として大変注目を集めたものでした。新しい治療方は、その後の経過については、どうなるか未知であったというのも確かです。このまま、良好維持に期待しています!