Pureシリーズに含まれる「アルギン酸」って何?

2weekPure酸素透過率こそはシリコーンハイドロゲル素材には敵いませんが、「国産」で尚且つ「うるおい」をウリにシード社のコンタクトレンズ「Pure」シリーズを愛用する方も多くいらっしゃいます。

一般的にソフトコンタクトレンズは、50%を境に高含水レンズと低含水レンズに分類されます。どちらが乾きにくいレンズなの?といえば、低含水レンズの方が乾燥感への耐性は高いものになります。

しかし「Pure」シリーズの含水率は58%。数値だけで見ると乾燥しやすい高含水レンズに分類されますが、ここで一工夫されたのがPureシリーズの特長です。

海藻,昆布,アルギン酸天然の「アルギン酸」を使用し、保湿力に差をつけています。アルギン酸は天然の保湿成分で、食品にも若布や昆布等の海藻類にも含まれていいます。レンズを手にとると、少しヌルっとする感じがするのはこの成分のためです。

さらに「両性イオン素材」を採用しているので、水分を引き寄せてレンズ表面の水分を蒸発させにくくさせているのです。

同社のFineシリーズともまた一味違った製品です。どうも目にしっくりとするコンタクトレンズがないか?とお考えなら、試してみてはいかがでしょうか。