目が痛い。どんな痛みなのか、具体的に医師に伝えられますか

目が痛い。単純に目に痛みがあるという表現で想像できる病気は数多くあります。しばらくすれば自然に落着くような単純な「目の疲れ」によるものなのか、それとも放置してはならないものなのか、見極めを間違えると失明に至ることもあります。
目の疲れ

目の痛みは大きく分けると目の表面の痛みと、奥の痛みに分けられます

例えば、
目に傷がある→「チクリと刺す様な痛み」
異物が入っている→「ゴロゴロするような痛み」
ドライアイ→「しみるような痛み」
できものがある→「まばたきをすると痛い」

表現や感じ方は人それぞれですが、これらが目の表面の痛みの一般的な症状です。すぐに先生が肉眼で確認できる範囲のため、対処方法が早めに見つかることがほとんどです。

では、目の奥の痛みについてですが「鈍い痛み」を訴える方が多いのです。言葉で表現するとズキズキする、重い感じというようなものです。目の奥ですから、すぐに顕微鏡でみてわかるものでもありません。

眼圧、眼底、視野なども含めあらゆる検査をして発見に至ることが多く、また目の異常ではなく脳など別の器官からの影響であったりすることもあります。

痛みを感じるのであれば、どんな痛みなのかをしっかりと医師に伝えることも大切です。