美肌で若返り!コスパ最強の豆苗

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今日は、野菜の値段が高くてなかなか野菜が食べられない!でも栄養を摂りたい!美容も気になる!という人にオススメな豆苗をご紹介します。

かつては中華料理の高級食材だった豆苗ですが、今ではエンドウマメを発芽→成長させたものがスーパーなどで100円前後で売られており、季節を問わず安価で手に入れることができます。

ビタミンやミネラル、食物繊維など身体に必要な栄養素を多く含み、とくにビタミン類は豊富で、ビタミンCやビタミンE、葉酸やビタミンB群などの含有量はほうれん草や小松菜よりも優れています。

ビタミンCはメラニン色素を作り出す酵素の働きを抑制し、細胞の酸化を防いでくれるため、美白の効果が期待できます。コラーゲンの生成も助けるためお肌のハリも期待できます。

ビタミンEは「若返りビタミン」といわれ細胞の酸化を防ぎ、シミやしわの産生を抑制します。また、毛細血管の血流をよくしたり、血管や血液の酸化も防ぐため、いつまでも若々しい透明感のある肌を保つためにも役立ちます。

豆苗は少ない量で単体で食べてもバランスよく栄養素を吸収できるので、野菜の値段が今年はとくにおすすめです。
サラダとして食べてもよし、これからの時期は鍋に入れてもおいしいですね。

また豆苗は最初に食べるときに下の芽の部分を少しだけ残して使い、残した部分を水につけておくと再収穫ができるのです。

コスパ最強の美容野菜、豆苗。ぜひ食卓に取り入れてみてください。

ものもらいを繰り返さないために…

ものもらいはほとんどの人が聞いたことがあるであろう有名な目の病気ですが、ものもらいには実は種類が2種類あります。

細菌感染によってできる「麦粒腫」は体調が悪く免疫力が低下している時や、汚い手で目をこすってしまった時などに感染を起こしてしまって、目が腫れてしまうものです。
もう一つのものもらい「霰粒腫」はまつげの生え際にあるマイボーム腺という部分に、脂が詰まってしまうことで起こる目の腫れのことをいいます。

ものもらいは一度完治したと思っても、繰り返してしまう人が多い病気です。
ものもらいになりやすい人には特徴があります。

*不規則な生活や寝不足、疲れやストレスなどで免疫力が弱ってしまっている人
*コンタクトレンズを正しく使用できていない人
*アイメイクをしっかり落とせていない人
*花粉症などアレルギーがある人に多い目をこすってしまう癖のある人

などが挙げられます。ものもらいを癖にしないために、バランスの良い食事と充分な睡眠をとって免疫力を高めることが大切です。
アイメイクがしっかり落とせていない人は、菌が繁殖して炎症を起こしてしまったり、メイクの落とし残りによってマイボーム腺が詰まってものもらいになってしまうなど、麦粒腫と霰粒腫両方の危険性があるので気をつけましょう。
ものもらいになってしまったら、ひどくなる前に病院でしっかり治すことが大切です。

花粉は一年中飛んでいます

花粉症
花粉症というと春のイメージが強く、他の季節に鼻水や目のかゆみなどの症状を感じても花粉症だと思う人は少ないのかもしれません。

しかし…花粉は一年中飛んでいます!どの花粉にアレルギー反応を起こすかは人それぞれですが、その数が多ければ一年中花粉症に悩まされる人もいるのです。

一番アレルギーを持っている人が多いのがスギ花粉です。スギ花粉のピークは2月から4月頃で、早い人だと1月頃から症状が出始める人もいます。花粉症といえばスギを思い浮かべる人が多いように全国の花粉症の人の90パーセントがスギにアレルギーを持っていると言われています。
次に多いのがヒノキ花粉です。ヒノキ花粉のピークは3月から5月なのでスギ花粉と共にアレルギーのある人は春の長い期間花粉症に悩まされることになります。

更に秋の花粉症と言われアレルギーを持っている人も多いのが、ブタクサ花粉です。ブタクサ花粉のピークは8月の終わり頃から10月の終わり頃までなので、ちょうど今はピークが終わったところですね。
他にもイネ、シラカバ、ヨモギ、ハンノキなどの花粉があり飛散時期も様々なため、これらにアレルギーのある人はその時期ごとに対策が必要です。目のかゆみや充血などの症状がひどい人は眼科を受診するようにしてください。

ドライアイと睡眠の関係

この間まで暑かったので急に寒くなってきたなと感じますが、昼と夜の寒暖差が大きい季節は体調管理に気をつけたいですね。
空気が乾燥する時期は、普段からドライアイに悩まされている方も特に大変な時期だと思います。
ドライアイには目薬をさすなど治療法がありますが、今回は一見関わりがないように見える睡眠とドライアイの関係をご紹介します。

睡眠といっても、ただ寝るだけではドライアイは改善しません。質のいい睡眠をとることでドライアイの改善につながります。
リラックス出来ていない状態のまま寝ると目の周りの筋肉が緊張したままで疲労し、その状態が続くと筋力が低下してしまいます。そうなると眠っている間にまぶたが半開きの状態になり、ドライアイの原因になってしまいます。

質のいい睡眠をとるためには、お風呂に入ったら一時間以内に寝る、寝る前にお酒やコーヒーなどを飲まない、何かを飲むのであればホットミルクなどで身体を温める、寝る前にはパソコンやスマートフォンなどの画面を見ないことなどに気をつける必要があります。

一日の終わりにリラックスし、質のいい睡眠をとって体調を整えることで、ドライアイの改善につなげていければいいですね。

化学眼外傷

目の充血

髪を染める液体やパーマ液、洗剤などの化学物質が目に入り障害をおこすことを「化学眼外傷」といいます。
化学物質によって症状は異なりますが、失明してしまうこともある怖い病気です。

化学物質が目に入ると、目の表面、角膜や結膜に炎症がおこります。
さらに酷い場合は角膜が剥がれてしまったり、角膜全体が濁ってしまうこともあります。
特に、目に入ると危険な化学物質はアルカリ性のものです。アルカリ性の物質は目の表面だけでなく、目の内部に影響を及ぼすことがあります。

いずれも症状が軽い場合は、治療によって後遺症なく回復することができます。
しかし重症の場合は角膜が濁ったままになってしまったり、視力の低下、後に白内障や緑内障といった合併症も引き起こしてしまうこともあります。

化学物質が目に入ってしまったら、眼科を受診する前にまず、その場ですぐに水道水などで10分以上洗眼することが大切です。
化学物質が目に触れている時間が長いほど症状は重くなってしまうので、できるだけ早く洗い流すことが重要になります。目を十分に洗った後はすぐに眼科を受診するようにしてください。

結膜炎

結膜とはまぶたの裏側と眼球の表面を覆う薄い膜のことで、この二つを結ぶ膜であることから、この名前で呼ばれています。
この結膜が炎症を起こしてしまう病気が結膜炎です。

結膜炎には種類があり、主に感染によって広まるウイルス性の結膜炎と、人から感染することはないアレルギー性の結膜炎があります。
結膜炎の主な症状には、目やにが出る、充血する、ゴロゴロする、まぶたが腫れるなどがあります。
ウイルス性の結膜炎は夏場に流行することが多く、9月に入りもうすぐ夏も終わりに近づいていますが、暑さは続くためまだまだ油断は禁物です。
ウイルス性の結膜炎の治療には炎症を抑える点眼薬や抗生物質の点眼薬が使用されます。

一方、アレルギー性の結膜炎の治療にはアレルギーを抑える点眼薬や、炎症を抑えるステロイドの点眼薬が使用されます。しかしアレルギーを起こす原因を排除しない限りは完治するものではないため、できるだけ症状を抑える治療となります。

感染する結膜炎にかかってしまった時は人にうつさないように気をつけてください。
手をよく洗う、目をこすった手で色々な場所を触らない、ウイルス細菌は水分を好むため家族とはタオルを別にしてお風呂も湯船に浸かるのはさける、洗濯も別にする、など手間はかかりますが治るまでは十分に注意しましょう。

結膜浮腫

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白目がぶよぶよに腫れている、ゼリー状に膨らんでいる、との症状で来院される方がいます。
白目の一部が少し腫れているような状態から、白目全体が膨らんでしまって目を閉じることもうまくいかない程の状態のものまであります。
これは「結膜浮腫」と呼ばれるものです。
白目の表面には透明な膜があり、この膜の下に水がたまってしまうと白目が膨らんだ状態になってしまいます。
この状態になってしまう一番の原因としては、アレルギー性結膜炎がある人でかゆみから目をこすってしまったなど白目に刺激を与えたことによるものがあります。
白目がぶよぶよに腫れるとびっくりして慌ててしまいますが、ほとんどの場合で結膜浮腫は時間がたつと自然にひいていきます。目を冷やすことも有効だということなので、保冷剤や濡らしたタオルなどで目を閉じた上から冷やすとそのうち腫れも緩和されるはずです。
結膜浮腫はアレルギー性結膜炎を伴っていることが多く、目薬を使用した方が良い場合などもあるため、腫れがひどい場合やなかなか引かない場合は必ず眼科を受診してください。

緑内障と診断されたら…

緑内障とは、モノを見るのに大切な目の視神経という部分に異常が起こり、目から入ってきた情報を脳にうまく伝えることができなくなり、視野や視力に障害が出る病気です。
緑内障の多くは、何らかの原因で眼圧が高くなって視神経が圧迫されてしまうことが主な原因だとされています。
日本では失明原因の第1位でもあり、40歳以上では20人に1人の割合で緑内障の患者さんがいると言われています。

緑内障と診断され治療を開始したら気をつけること、それは処方された薬を正しく使用し続け、必ず定期的に検査を受けることです。緑内障の治療は現段階では治すものではありません。進行を食い止めるものです。そのため、目に見えて症状が改善したりといった結果が見えず、自己判断で治療を中止してしまったり、忘れてしまったりする方が多いようです。
せっかく初期段階で治療を開始しても、放置してしまえばその間にも確実に緑内障は進行してしまいます。

緑内障は早期発見がとても大切な病気です。失明原因の第1位ではありますが、早期発見によって適切な治療をおこなうことでその危険性を減らすことができます。初期段階では自覚症状のほとんどない病気のため、特に40歳を過ぎたら眼科での定期的な検査をうけるようにしましょう。

疲れ目

眼精疲労
「目が疲れる」と来院される方、たくさんいらっしゃいます。
目が疲れる原因は、パソコンやスマートフォン、テレビや読書など、目を酷使することにあります。
自覚症状としては目のかすみ、充血、ショボショボする、目の奥の痛みなどがあります。
「疲れ目」と「眼精疲労」は同じものと思われがちですが、違う意味を持っています。疲れ目は一晩しっかりと休めば治るものをさしますが、眼精疲労は一晩休んでも症状がひかず、治ったと思ってもまたすぐに症状が出てしまう状態のことを言います。
目を疲れさせないためには…
*パソコンやスマートフォンなどを長時間見続けない
仕事で使用している方はなかなか難しいとは思いますが、できれば一時間おきに5分〜10分程度目を休ませることが大切です。目が疲れてきたと感じたらできるだけ遠くを見るようにしましょう。
*しっかりと度の合ったコンタクト、メガネを使用する
適切な視力矯正が行われていないと、目は自分でピント調節をして頑張って見ようとするため、筋肉が緊張して疲れ目の原因になります。定期的に検査を受けて、しっかりと自分に合ったコンタクト、メガネを使用するようにしてください。

目の疲れがたまってリセットできず、眼精疲労になってしまう前に、できるだけ目を疲れさせないように気をつけましょう。

夏のスキンケア

まだ7月に入ったばかりですが、真夏かと思うほどの暑さが続きました。昨日今日は少し過ごしやすい気温でしたが、3日の日曜日には三重県尾鷲市で、統計がある1938年以降最も高い38.6℃を記録したそうです。関東でも35℃以上の猛暑日となったところも多く、暑さ対策がいよいよ重要となってきました。

夏は暑くて汗でベトつくため、手早く済ませたいこともありスキンケアを怠りがちです。一見潤っているかのように見える肌も内部では乾燥しているインナードライ肌になってしまっているかもしれません。
紫外線、エアコン、さっぱりしたいからと洗顔のしすぎやあぶら取り紙などでの油分の取りすぎなど、夏は乾燥しやすい要因がたくさんあります。

洗顔後のスキンケアの際、ベタつくからといって化粧水だけで済ませてしまうのはNGです。内部が乾燥しやすい夏こそ保湿が大切なのです。かといって与えすぎはニキビなどの原因にもなるので、オイル分の少ないケア用品を選びましょう。化粧水はしっとりタイプからさっぱりタイプに変えるのも有効です。
化粧水の後の乳液やクリームは必ず使用しましょう。付けすぎてベタつかないようにするために、量は小指の爪くらいの量を手の平にまんべんなく薄く広げ、そして顔全体に包み込むようにしながら数秒間抑えて浸透させます。手の温度で少量をしっかり浸透させることがポイントです。

どの季節もスキンケアは大切ですが、怠りやすい夏こそ意識してケアをするようにしましょう。