日本初★遠近両用+乱視用コンレクトレンズ

メニコン社よりついに発売となりました。

”日本初★遠近両用+乱視用コンレクトレンズ”です。

メニコン2WEEKプレミオ遠近両用トーリック

今まで乱視用コンタクトレンズを使用、年齢ととも老眼が発症してまいります。しかし、これまでは乱視用で尚且つ遠近両用というコンタクトレンズは日本に存在しませんでした。

乱視の矯正をとるか、乱視の度合いによっては遠近両用をとるか・・。どちらかを諦めると見え方は満足がいかない事もあり、煩わしさが残ってもメガネに切り替えたり等と非常に苦労された方も多くいらっしゃるはずです。

先日の「”ほぼ””使い捨てのハードコンタクトレンズ」に引き続き、メニコン社が開発をしたのが「メニコンWEEKプレミオ遠近両用トーリック」という製品です。この乱視も老眼も矯正する2週間定期交換レンズなのです。

メニコン遠近両用トーリック

メニコン2WEEKプレミオ遠近両用トーリックの特長

◆特長1 乱視+老眼の矯正を可能のにし、さらにハードコンタクトにも匹敵する酸素透過率シリコーンハイドロゲル素材を採用。ソフトコンタクトレンズの中でもトップクラスの性能です。

◆特長2 後面トーリックとダブルスラブオフデザインにより、しっかりと乱視眼にフィットし矯正視力を確保します。

◆特長3 丁度汚れが付着してくる2週間で使い捨てますので、レンズコンディション良好な状態で使用することができます。

メニコン2WEEK遠近両用トーリックを使うには、どうすれば良い?

まず現在(2019年2月時点で)はメルスプラン専用製品となります為、メニコン社が提供する「メルスプラン」を契約することが必要です。眼科を受診し、目のデータに合ったレンズをお渡しする流れとなります。

乱視の度合い等によっても見え方は変わりますし、適合しないケースもございます。まずはどんな見え方になるのか、メルスプラン契約前に院内で試していただくことができますからご希望の方は受付時にお申し出ください。

ほぼ使い捨て?!のハードコンタクトレンズ

使い捨てハードコンタクトレンズって、あるの?!

ソフトコンタクトレンズでは「使い捨てタイプ」のコンタクトレンズが現在は主流となっておりますが、「ハードレンズの使い捨てはあるの?」というご質問を多々お受けいたします。

今までは、ハードレンズの使い捨てというのは存在しませんでした。しかし、「ほぼ」使い捨てというハードレンズがメニコン社より登場しております。

「ほぼ」使い捨てってどういうこと?!

普通の方であれば疑問符がつくはずです。ソフトレンズの使い捨てでも、厳密に1回の使い捨てとなる”ディスポーザブルタイプ”。一般的にワンデータイプと呼ばれているものがありますが、これと同じように広い意味での使い捨てレンズの中に2ウィークタイプやマンスリータイプが含まれて総称のようになっています。しかし、厳密には2ウィークタイプやマンスリータイプは、完全なる使い捨てではなく、「定期交換型」という位置づけになっています。

この定期交換型のハードコンタクトレンズがメニコン社より登場した

”フォーシーズン” という製品です。
4season1

定期交換型なので、使用期限があります。期限は使用開始から3ヶ月です。不調が出る前に、使える状態であっても捨てて新しいレンズに交換していく=眼病を未然に防ぐという目的のレンズです。

フォーシーズンの特長について

◆特長1 これまでにない、定期交換型レンズ。3ヶ月(90日)に1回使い捨てます。紛失や破損の時に、スペアがあるのは心強いです。

◆特長2 薄型、軽量で着け心地の良さに長ける!非球面設計のため、乱視眼の矯正にも大変優れたデザインです。

◆特長3 メニコン史上最大の酸素透過性。有名なメニコンZよりも高いDk値171!

◆特長4 ハードレンズがカラフルな4色。季節ごとに変えて華やかな気分です。

4season2フォーシーズンを使うにはどうすれば良い?

まず現在(2018年11月時点で)はメルスプラン専用製品となりますから、メニコン社が提供する「メルスプラン」を契約することが必要です。眼科を受診し、目のデータに合ったレンズをその際にお渡しする流れとなります。

メルスプラン契約後、1箱4枚入り左右1箱ずつを受け取り、その後は通常に使えば1年ごとに新しいレンズを受け取ることになります。途中の定期検査で度数等が変わったりしても、紛失してしまっても新しいレンズがもらえますので保証面においても大変安心できる定額制プランがメルスプランです。

メルスプランは全国に加盟店施設が沢山あります。もちろん、当院でも処方できますからご興味をお持ちの方はお気軽にご相談下さい。(ただし、強度の近視等を含め目のデータに適合しない場合もございます。)

JILL STUART 1day UVの処方を開始しました。

★JILL STUART 1day UV★

8月8日の発売開始から多数問い合わせをいただいておりました、「JILL STUART 1day UV」の処方を開始しました!
女性に大人気のブランドで、コスメや洋服等をお持ちの方も多いと思います。そもそもコンタクトレンズは視力を矯正するためのものですが、用法を正しく守って瞳のオシャレを考えられている方も多いのですね。

JILL STUART 1day UV

★カラーは3色★

ファッション性を考えた色合いということで、パステル系の女性らしい感じのカラーです。特にピンクはJILL STUART好きな方が好まれそうなイメージのものですね!診察で目に異常がなければ院内で試着することもできます。
JILL STUART 1day UV2

★レンズの特長について★

【1】1day タイプのレンズですから、毎回綺麗なレンズを目に入れることができます。洗浄等の手入れも不要ですので、レンズケアのよるトラブルもありません。

【2】サンドイッチ構造という着色部分がレンズで挟まれた作りになっています。目やまぶたにカラーの色素部分が直接触れる心配がありません。

【3】快適な装用感を保つために、含水率58%としたみずみずしさが際立つレンズです。シード社のカラーレンズは含水率の低いタイプのものが多くレンズの固さを感じる方が多いですが、エッジをなめらかな仕上げもあり、軽やかなつけ心地です。

 

【4】保湿成分配合「MPCポリマー※」が配合されています。潤い効果が続くように考えられています。
(※ヒトの細胞膜をモデルに開発された高分子うるおい成分)

 

【5】UVカット機能として、レンズに紫外線吸収剤が配合されいています。瞳に有害な紫外線をカットしますので、外出する際には大変喜ばれるオプション効果です。

試しに使ってみたいと思っていらっしゃる方は、目に合うかどうか是非検査をしてから、使うようにしてみて下さい。

 

2ウィークピュアうるおいプラス乱視用

2ウィークピュアうるおいプラスが好調なシード社より、””乱視用””が発売になったようです。ピュアシリーズは、ワンデー・2ウィークタイプともに近視・遠視用、乱視用、そして遠近両用とが揃ったということです。
2ウィークピュアうるおいプラス乱視用

近年、シリコーンハイドロゲル素材の高酸素透過性タイプのコンタクトレンズが増加する中、現在シード社のみはこの素材のレンズがありません。しかし、従来のHEMA素材からうまくシリコーン素材に移行できなかった(着け心地、フィット具合、くもり等)方の受け皿になっているのは確かです。

HEMA素材の中で比較をすれば、酸素透過率良し、UVカット効果付き、表裏のマーキング入り、潤い保湿素材入りといった具合に付加価値も維持しています。

乱視用の場合、他社レンズは後面トーリックデザインというものに対し前面にトーリック面を配置して乱視の矯正を安定させようとしていますので、このレンズでないとフィットしないという方も出てくるはずです。乱視用になると、デザインによる着け心地や見え方の違いが顕著に出ることが多いので、これしか合わないというオンリーワンになれる可能性も高いという訳です。現在使用中のレンズに不満があるようであれば、試してみるのも良いかもしれません。

ですが、シードさんからもシリコーン素材のレンズもそろそろ登場しても良いのでは!?と思ってしまいます。

遠近両用のハードレンズ、今から乗り換えたい。

ソフトレンズを長年使用、乱視も中程度のものがあり乱視用でなければ視力の矯正は難しい。さらに近年は年齢とともに老眼の症状が出始め、手元が何とも見えにくい。

では、今こそ思い切ってハードレンズにでもしてみようか。

と、考えていらっしゃる方。

ハードコンタクトレンズ

確かに間違った選択ではありません。乱視をハードレンズで、老眼を遠近両用レンズで矯正しようという訳ですから。

しかし、安易にメリットだけを考えずに問題点についても考案してみましょう。

ソフトからハードへの転向時、最初の大きな壁は何といっても装着感です。長年ソフトに慣れ親しんで、その着け心地の良さを知っている状態でカチカチのハードレンズを目に入れたらどうでしょうか。まずは数か月間は異物感に悩まされます。

次に、乱視のパターンです。ハードレンズが矯正を得意とする乱視と、逆にソフトレンズ乱視用のほうが視力矯正がうまくいく乱視があります。大半の場合はハードレンズにて矯正ができますが、眼科の先生からあえてソフトレンズの乱視用を勧められたという経験がある方は、ハードレンズが矯正を苦手とする乱視を持っている可能性があります。このケースの場合は、遠近両用ハードレンズも処方がドロップアウトになる可能性が高いのです。

他にもフィット具合が重要になります。乱視の目の方は、球面形状のレンズがフィットしにくい、ずれやすいなどの症状が出るケースが多くあります。フィット具合が悪いと視力も不安定になります。ぼやけた見え方にもなりかねません。

また、遠近両用レンズは少し特殊なデザインをした作りになっていて、使いはじめの段階では瞬時にピントが合わないという見え方のストレスを感じる方が多いようです。これについては、ある程度慣れれば問題ないという方と、受け入れられないという方に意見が分かれることが多いようです。

これらの事から長年ソフト乱視用を使用していて、ハードの遠近両用へ転向することはかなりの忍耐と時間を要する事といえます。

AOセプトクリアケアのケースも、液がなくなったら捨てます。

クリアケアディスポカップAOセプトクリアケア。レンズを外して専用のケースに消毒剤と一緒に入れて6時間放置。簡単ワンステップなソフトコンタクトレンズ用のケア用品です。

利便性は勿論、国民生活センターからの消毒力の定評もあり使用されている方もかなりいらっしゃるようです。

通常のソフトコンタクト用のレンズケースって、丸い2つのフタが付いている平べったいかんじのものですが、こちらは専用の縦型置きタイプ。

クリアケア専用のものですので、消毒液1本につき必ず1つセットで付いてきます。

ところで、このケースのフタ部分には銀色の白金ディスクが埋まっており、この白金が中和剤の役割りを果たします。そのため、消毒をするたびに磨耗して中和効果が薄れていきます。

ケースそのものは白金のディスク付きで見た目は立派な感じです。まだまだ使えそうなのに捨てるのはどうなの?!と思われてしまう方も多いようですが、中和効果が薄れていくため消毒液1本を使い切ったときに一緒に捨てます

取っておいても、中和効果が薄れたものは使うことはできませんし、一時保存のような使い方もできません(ガス抜きの穴があるので液漏れします)。また、その他の消毒保存液との併用もできません。惜しみなくケースも捨てて新しいセットで使うようにします。

カラコンの適正使用を心掛けましょう!

高度管理医療機器、人体に大きな影響を及ぼす危険性のあるものが区分されます。カラコンといえどもこの高度管理医療機器に属するのです。ひと昔前までは、雑貨屋さんなどでも購入が可能であったこともありなかなか周知徹底されないところでもあります。

独立行政法人医薬品医療機器総合機構(PDMA)のホームページでは、以下の適正7か条が徹底されるように呼びかけれらています。以下、同文を紹介させていただきます。

カラーコンタクト1)購入前は、眼科へ行こう。
2)添付文書をよく読んで正しく使おう。
3)装用期間を守ろう。
4)異常があったら、すぐに眼科へ行こう。
5)友達との貸し借りはやめよう。
6)ケア用品を使ってケアしよう。
7)定期検査は必ず受けよう。

難しい事ではありません。当たり前のことなのです。使用方法を守って適切に使えば良いのです。再度確認して使用するようにしてみて下さい。

アルコン社より『エアオプティクス プラス ハイドラグライド』が登場☆

タンパク質や脂質汚れに大変耐性があると評価の高い

”2週間定期交換型コンタクトレンズ「エアオプティクス」シリーズ”。

こちらがまたまた新しい製品を用意されたとのこと。その名も「エアオプティクス プラス ハイドラグライド」と命名!(近視・遠視用のみ)

タンパク質など汚れが付きやすい方、軟らかいレンズは取り扱いがしにくいなどというお悩みをお一気に解決してくれる独特の持ち味をもった製品です。
エアオプティクスHG使用者側としてみれば、従来のエアオプティクスアクアと比べて何が変わったのかというのが重要なところですよね。広告等を見ると、花粉や化粧品汚れなど独自の表面加工コーティングでブロック!潤いが続きますよ!という点が機能として謳われています。

結論から簡単に申しあげると、コンタクトレンズそのものは全く変わりはなし!

えっ?!レンズが変わったのではないの?!と、ツッコミたくなりますが、レンズは全く変わっていません。変わったのは製品が保存されている保存液の成分が、潤い効果の高い上質なものになりました、という点なのだそうです。

従来のエアオプティクスアクアにも「独自の表面加工コーティングでブロック!潤いが続きますよ」という機能はもともと備わっております。保存液の成分が変われば、初期の装着感の良さが出ます。とくにエアオプティクスはレンズが固いですからね。その点を改善したリニューアル製品ということのようです。

ハードレンズから、ソフトレンズへ転向ってどう?

ソフトコンタクトレンズを使用している方が、酸素透過性や乾燥感の軽減などを考えてハードレンズに転向(乗り換え)を考える方は多いのですが、その逆ってちょっと少ないようにも思えます。

カラーコンタクト現状、ハードコンタクトレンズに慣れた方がソフトレンズに転向するのは難しいのでしょうか?ハード→ソフトへ転向した場合、圧倒的に改善されるのは「着け心地、装着感」になります。ハードレンズ特有のゴロゴロ感は全くと言ってよいほどありません。何も着けていないのに見えるなど、装着感の改善には目を見張るものがあります。

しかし、慣れないといけないのはソフトレンズの表裏の見分け方、着脱が挙げられます。ハードレンズとは違い、どちらが表・正常な形状なのかを微妙な差で見分けます。また、レンズは大きくて軟らかいもので、着けるときも目を倍以上に見開かないとレンズが入りません。外すときも直接指を目の中に入れてつかみ取らなくてはなりません。

着けてしまえば何とも楽なのに、長年ハードレンズを使用されていた方だとこういった点において”使いにくさ”を感じるようです。

また、近年はソフトレンズは使い捨てタイプが主流となり煩雑なレンズケアからは解放されつつありますが、ハードレンズに比べると値段的負担が少し増えます。

どの部分を重視してそれぞれのタイプのレンズを選択するか、どうやらそれぞれのメリットデメリットで分かれるようですね。

目の疲れや乾きに悩むなら、バイオフィニティアクティブ!

バイオフィニティアクティブ先日クーパービジョン社から発売された「バイオフィニティアクティブ」

ピント調節機能を助けて、スマホや読書くらいの距離にピントを合わせやすくしています。ピントを合わせるというと、老眼のようなイメージを持たれる方も多いと思いますが若い方でも原理は同じです。

若ければピントをあわせる筋肉が通常どおり動けば手元が見えないことはありません。しかし、ピントをあわせる筋肉・チカラを使用して物を見ているので、長時間になると疲れます。

学生さんでも初めてコンタクトレンズを試してみよう!ということであれば、バイオフィニティアクティブを選んでみると良いでしょう。机の上のノートや教科書などを長時間見るという場合、大変楽にピントを合わせることができるのです。目の疲れやショボショボ感が通常のコンタクトレンズよりも軽減されるはずです。

製造範囲も広いので、多くの方が使用できるようになっています。
+5.00D ~ +0.25D(0.25Dステップ)
-0.25D ~ -6.00D(0.25Dステップ)
-6.50D ~ -12.00D(0.50Dステップ)

また、このレンズは酸素透過率はシリコーンハイドロゲル(高酸素透過性)レンズでもトップクラスの値をもち、乾燥しにくいデザインなのです。