カラコン買うなら眼科へ。

とある少女が眼科に来た目的が「カラコンが欲しいから」。

アイコフレワンデーUV何かおかしいでしょうか。

A子としては、ちゃんと目のことを考えて来てくれているのねという高評価なのですが、いかがでしょうか。

確かにカラコンなんて目によくないから使うものではないという考えをお持ちの医師も沢山いらっしゃいますし、保護者の方もカラコンなんて子どもには使わせないほうが良いと思っている方の方が圧倒的に多いです。(事実、カラコンなんて使っても使わなくても良いものですからね)

しかし、眼科でカラコン欲しいなんて言ったら怒られそうって思われてしまうような対応が、反ってカラコンを使用するくらいの世代の眼科受診を遠ざけてしまっているのも問題ではないでしょうか。

今はカラコンを買おうと思えばインターネットでも薬局とかでも簡単に購入できます。定期検査も受けずに、使い方の指導も受けずに、無茶な使い方をして、その結果目を真っ赤にしてしまってはこちらのほうが危険です。

眼科で処方されるカラコンであれば、医療機器承認番号なる認可を必ずとっている安全性の高いものを勧められます。また、実際の目の状態からフィットするかどうか、視力の安定性などの検査も行い、どのように使用するのか(着脱、手入れの方法、定期検査について)などもしっかりと説明されます。

カラコンが欲しいのであれば、眼科に行きましょう。

眼科の定期検査は何と無痛なんだ!!と再実感

先日A子、消化器官の健診を受けに行きました。やはり体内に管を挿入するので大変な苦痛で、終わってからもグッタリ。年をとると、いろんな所にボロがでるので仕方ないことではあるのですが・・・。

健診そう考えると、眼科の定期検査というのは何と無痛な事なのでしょう!!!と、改めて実感しちゃいます。

眼圧測定では、空気がプシュッと!「おお!ビックリしたぁ」程度で痛みはありません。

眼底検査で瞳孔を広げるために使う目薬が、「おっと、しみるな~」程度。

眼底に光を当てて「まぶしい~」けれど、痛みはありません。

視野の検査でも、ちょっと集中している時間が長いくらいで「疲れちゃうな~」。

といった具合に、【痛み】のレベルは全くもってゼロに等しいものです。

しかし、ちゃんと定期検査を受けていれば失明に至るような大きな病気が早期に発見できるわけですから、素晴らしいですよね。

最近、目の定期検査を受けていなかったな~という方は、年内に1度受けてみることをお勧めします。年末に近づくにつれて混雑が予想されますので、10月から11月が待ち時間も少なくご案内できる日が多いと思われます。

カラコン使用の7ヶ条

ぱっと手軽にオシャレができるカラーコンタクトレンズ。若い女性を中心に使用者が多く、さらに近年はインターネットでの販売が主流になりつつあるため、高度管理医療機器とも呼ばれるものがいとも簡単に入手することが出来るのが現状です。

同じく比例するように誤った使用方法による眼障害が増加しているのも事実なのです。独立行政法人医薬品医療機器総合機構では、使用方法を必ず守って使用するよう呼びかけています。

【カラコン適正使用7ヶ条】

  1. 購入前は眼科に行こう
  2. 添付文書をよく読んで正しく使おう
  3. 装用時間(レンズを着ける時間)を守ろう
  4. 異常があったら、すぐに眼科へ行こう
  5. 友達との貸し借りはやめよう
  6. ケア用品を使ってケアしよう
  7. 定期検査は必ず受けよう

( ↓ カラーコンタクトの使用方法を動画付きで、わかりやすく教えてくれます。バナーをクリックすると独立行政法人医薬品医療機器総合機構のサイトへ移動します)
PMDAカラーコンタクトの使用者に多く見受けられるのは、

正しい使い方を教わっていない

という点にもあります。眼科を受診して、「使い方」「管理方法」「定期検査の意義」などを知らずに使っているという方も少なくありません。是非、この機会に使用方法を再確認してみてください。

また、夏休みなどを利用して眼科での定期健診を自主的に受けてみるというのもよい事です。自覚症状はなくても、目に傷が出来ていたり片目だけ視力が落ちているなど当人では気がつかないことが発見されるかもしれません。

病は気から。視力もそうなのです。

眼科医自分が病気になっている!と思い込むような自己暗示にかかると、人間って本当にそうなってしまうことがあります。

例えば、本来は冷たい物なのに「熱くて触ったら火傷するよ!」と思い込まされた状態でうっかり触ったら本当に火傷しちゃった!という事が起きたりします。これは、脳が騙されてしまったことにより起こります。本当は冷たいものなのに、「熱い」という間違った情報が自律神経を作動させてしまい本来では起こるはずもない火傷ができてしまうようなのです。

また、泳ぐのが苦手・・・水泳の時間が嫌だなと思っている子が、水泳の授業の時間になると吐き気や腹痛を起こしていつも見学をしているという事もお聞きになられたことありませんか?

視力もそうで、喧嘩をして眼を殴られてしまって酷い痛みがあった。ぼやけて滲んで見えない。という経験をされた方が、治療して経過をみても一向に検査上は問題がないのに見えない。ということが起こったりします。目に傷もなく、眼底等すべてに全く異常がないのに、「まだ良くなっていないはず」というような思い込みが、本当に見えていないかのような状態を作り上げてしまっているのです。

こういった症状が回復されるまでには大変時間がかかりますが、ご自身でも「少しずつ良くなっているはず」と、ちょっとでも良いの自己暗示をかけてみると改善の糸口になるのです。

緑内障と診断されたら…

緑内障とは、モノを見るのに大切な目の視神経という部分に異常が起こり、目から入ってきた情報を脳にうまく伝えることができなくなり、視野や視力に障害が出る病気です。
緑内障の多くは、何らかの原因で眼圧が高くなって視神経が圧迫されてしまうことが主な原因だとされています。
日本では失明原因の第1位でもあり、40歳以上では20人に1人の割合で緑内障の患者さんがいると言われています。

緑内障と診断され治療を開始したら気をつけること、それは処方された薬を正しく使用し続け、必ず定期的に検査を受けることです。緑内障の治療は現段階では治すものではありません。進行を食い止めるものです。そのため、目に見えて症状が改善したりといった結果が見えず、自己判断で治療を中止してしまったり、忘れてしまったりする方が多いようです。
せっかく初期段階で治療を開始しても、放置してしまえばその間にも確実に緑内障は進行してしまいます。

緑内障は早期発見がとても大切な病気です。失明原因の第1位ではありますが、早期発見によって適切な治療をおこなうことでその危険性を減らすことができます。初期段階では自覚症状のほとんどない病気のため、特に40歳を過ぎたら眼科での定期的な検査をうけるようにしましょう。

初めてのコンタクトレンズ、眼科の所要時間はどのくらいかかる?

コンタクトレンズを試してみたい。どのくらい診察や検査に時間がかかるだろう?というお問い合わせをよくいただきます。

コンタクトレンズを外す診察や視力検査、コンタクトレンズの種類などの相談も含めて大体40分程度+αが目安です。プラスαというのは、ご自身での装着脱練習時間とお考えください。この装着練習の時間は本当に各個人によっての差が大きくなります。本当に早い方だと、目に着けられました。外せました。と、ほんの数分でできてしまう方もいらっしゃる一方で、目に触れられずに着脱が一人でできず苦戦、また明日練習にいらしてくださいとなる場合もあります。

この後、何時から予定がある!とか、急がないと・・、と思えば思うほど焦ってしまって上手くできないという方もいらっしゃいました。出来る限りゆっくり落ち着いて装着脱の練習ができる時間と心のゆとりを持ってご来院いただくほうが無難です。

また、受付時間ギリギリに来院されますと、診療終了時間までに装着脱練習が終了しなかった場合はそこで中断となり、後日に再来院していただき練習の再開となりますので、時間には余裕をもっていらしてくださいね!

視野検査は、現状の視野がどのくらいかを知るほうが大事。

暗い部屋で1点を見つめ、視界に光が見えたときに手に持っているブザーを押し、見えたことを知らせる「視野検査」なるものがあります。

視野計オクトパス900主に緑内障など視野欠損をともなう病気の方がこの検査を受けられますが、大切なのはご自身の視野がどのくらい欠けて、どのくらい残っているかを知ることにあり、結果が良い悪いを比べることではありません。

検査中に目線をキョロキョロ動かしたり、見えてもいない光を見えたとボタンを押したりして、良好な結果を出そうとしても信憑性のない結果となってしまいます。ある程度そういったブザーの押しミスはこちらでも判るようにはなっていますが、あまりにも失敗回数が多いと検査を何度もやり直しすることにもなりますので、患者さんのご負担にもなります。

また、検査中でも少し中断休憩をしたり検査のスピードをゆっくり目にしたりすることは可能です。そういった要望があれば眼科スタッフに是非ともお申し出ください。言い難い・・と思っていらっしゃる患者さんもおられるかもしれませんが、測定者としてもどのくらいのペースがやりやすいか等を言ってもらえるほうが大変助かるのです。

正確な検査結果が得られれば、その後の先生の治療計画も立てやすくなりますから、結果的には視野を確保していく有効な手段になるわけです。

光干渉断層計(OCT)眼底検査での早期発見。

OCT検査当院でも今年の4月に導入した光干渉断層計(OCT)ですが、患者さんご本人様にもご自身の目が今どういった状態なのかが写真でよくわかると大変好評をいただいています。

そして近年の光干渉断層計(OCT)が普及することによって、糖尿病網膜症による失明が減少していることがわかっています。

1991年の厚労省の調査では成人の失明率No1の病気はこの糖尿病網膜症で、全体の18.3%を占めていました。その後、2013年の調査では緑内障に続き、第2位の病気になり、全体の15.6%と減少になりました。

糖尿病を患っている患者さんは増加をたどる一方で、糖尿病網膜症での失明率が減少しているのは、早期発見と適切な治療が行なわれたという点にあるのではないでしょうか。

また、内科の先生からの眼底検査の指示の徹底も素晴らしいものです。糖尿病と診断された初期の段階で眼科受診をされている患者さんは、それだけ視力を維持することにアドバンテージをもっている状態ということです。失明をしないということと、視力を維持するということにはかなりの差があると考えていただくと良いと思います。

コンタクトレンズの定期検査

コンタクトレンズを使用している方、定期的に眼科を受診していますか? 「特に不調もないし、見え方も問題ないから」と、定期検査を受けずに使い続けている方も多いのではないでしょうか…

最近はインターネットでコンタクトレンズも購入できるため、全く眼科を受診しなくても簡単にコンタクトレンズを使用することができてしまいます。 しかし、目の健康のことを考えると、定期的な眼科の受診はとても大切なことです。

例えば、インターネットなどで購入している場合、少し見えにくいからといって度数を自己判断で上げて使用することは危険なことです。本当にその度数で合っているのか、しっかりと検査をして度数を合わせなければ、過矯正になってしまって肩凝りや目の疲れなどの症状が出てしまうこともあります。 見えにくさはコンタクトレンズが原因でない場合もあります。 目にキズがあったり、炎症などが原因で見えにくくなっていることもあります。そういった病気は眼科を受診しなければわからず、自覚症状が出た頃には、ひどい状態になってしまっていることも多いのです。

定期的に眼科で診察、検査を受けて自分の目の健康をしっかりと守りましょう!

眼科を受診しない言い訳☆

糖尿病と診断されたとき、一番気をつけなくてはいけないのは「合併症」にあります。中でも眼科では「糖尿病性網膜症」という合併症です。日本での失明率は緑内障に続いて第2位とされています。そのため、定期的な眼底検査の為に眼科を受診する必要があるとされています。

糖尿病=眼科を受診という認知度が低いのか、今年になってとある製薬会社さんが糖尿病患者さんへのアンケート調査を行ったところ、糖尿病と診断されたが眼科を受診していない方が約2割もいらっしゃる。ということ明らかになりました。

また、受診しなかった理由というのが
「内科主治医の先生から眼科を受診するように、と言われなかったから」という回答が最多という結果でした。

医療機関側からの立場とすれば、主治医の先生が言わない。というのは考えにくいとは思うのですが、説明がうまく伝わらなかった・・、ということなのでしょうか。

失明という最悪の事態を避けるために、糖尿病と診断されたら「眼底検査」を受けるよう是非、念頭においていただければと思います。

また、内科的にも眼科的にも病状を把握するために糖尿病連携手帳なるものもあります。患者さん自身がご自身の状態を把握するためにも大変有効です。

糖尿病連携手帳