食欲の秋は、満腹中枢をコントロールしよう!

早いもので今年ももう9月です。まだまだ暑いですが、街には秋の気配が漂いはじめました。「秋」といば、芸術の秋・読書の秋・スポーツの秋など涼しく活動しやすくなるので、いろいろ頑張りたいところです。

そして、夏はバテ気味で食べられなかったものも過ごしやすい気候にプラスし、秋は美味しいものが沢山あります。秋刀魚や秋鮭、カボチャにまつたけ、銀杏や栗、柿やぶどう等、言い出したらキリがありません!そんな美味しいものに囲まれていたら、どんどんお腹に入っていってしまいそうです。

そこで、今回は満腹中枢というものに注目してみます。満腹中枢は脳の視床下部に存在し「もう、お腹いっぱいだよ!食べられないよ」と指示を出すようなところです。食事をすると食物から栄養分が体内に吸収され血液中にグルコースが増えます。そうすると、増えたグルコースは満腹中枢を刺激します。グルコースが増え、刺激するまでには少し時間がかかります。平均的には20分です。いわゆる「早食い」の人は、満腹中枢が刺激されるまでに多量の食物を摂取してしまいます。そのため早食いの人は「大食い」となる傾向があります。

大して、ゆっくり噛んで時間をかけて食べる人は少量でも満腹中枢が刺激され、お腹いっぱいと感じます。それだけではなく、よく噛んで食べたものは消化もしやすく、歯やアゴの強化にもなります。

健康的を第一に考えると、食欲の秋でもよく噛んで食べることにより、過剰なカロリーの摂取を制限し、健康的なダイエットにもつながるわけです。よく噛んでおいしく味わって食事の喜びをかみしめてみましょう!

それでも、どうしても駄目という方はサノレックスを使用してみてください。いわゆる食欲を抑える薬です。最初だけ薬の力を借りて、あとは自分でコントロールしていくようになります。依存症状がでたりする場合もありますので、長期的には使用できません。当院でも1錠500円+税で処方していますが、先生の指示を守って投与するようにします。