遠近両用コンタクトレンズ【ワンデータイプ その1】

遠近両用コンタクト。 ネーミングからすると、「遠くも近くも見やすくなる」と 大きな期待を寄せられている方もいらっしゃると思います。

確かに遠くも、近くも見えるということに間違いはないのですが、 その満足度に大きな差があるようです。

初めにこのコンタクトを作ったのが、チバビジョンで 「デイリーズプログレッシブ」という製品です。 念頭においたのは、”生活上の視力を確保する”という点にありました。そのためか、 ”遠くも近くもくっきり見えるというところまではいかない” というのが、使用者の率直な感想だったのではないでしょうか。

例えば、今まで遠方視力を1.0に合わせて、上から老眼鏡を かけていたような患者さんにとっては、 プログレッシブレンズでは、老眼鏡をかける必要はないかもしれないけど 「遠くも近くも今までのほうがハッキリ見えた!!」と。

コンタクトをつけた状態での視力を数値で言えば、 大抵の場合、遠方視力0.8程度、近方視力0.6程度となり、 不便はないけれど、今までの遠方視・近方視をそれぞれ 比較すると視力が落ちている状態になります。 満足感の達成には至らない、といったケースが見受けられました。

しかし、逆に遠方視力を我慢し、近方視力に重点をおいて コンタクトを使っていた患者さんにとっては、どうやら具合がよさそうです。 遠くがあまり見えていない状態が回復する傾向にあるため 近くは「うん、今までとあまり変わらない」 遠くは「見やすくなった」と満足度が変わってきます。

視力の出方や安定性は個人差があるので、 一概にこうなる!!というものではありません。

気になっていらっしゃる方は 是非、一度コンタクトを着けてみて、試してみてください。 見え方が改善するかもしれません。

 

他にも新しくシードから「ワンデーピュア マルチステージ」という 製品が出ました。(嬉しいUVカット付です!) デイリーズプログレッシブとは、近方度数の加入位置が異なり 中心部に遠用度数が組み込まれる設計になっています。 遠方視力の満足度が上がるかと思いますので、 以前、デイリーズプログレッシブが合わずに断念したという方にも 再チャレンジしてみる価値のある製品かと思います。

ますます開発されて、快適な視力を得られる製品が増えれば 良いですね!

 

 

夏はボトックスで、脇サラサラ快適☆

少しずつ、気温が高くなってきましたね。

暑くなると、脇の汗に困ることはありませんか?

汗で衣類の色の変化が目立ちますし、放置すると黄ばみの原因になります★

そこでオススメなのが、「脇ボトックス」

ボトックスとは、ボツリヌス菌A毒素を製剤化したもので、一般にはシワを治療するのに有効な方法として知られているものですが、眼瞼けいれんの治療や、多汗症の治療、脳性麻痺の歩行障害などの治療にも用いられます。

脇に注射してから約1週間くらいで効果を発揮しはじめ、汗の量がぐっと少なくなります。

効果の持続期間は個人差がありますが、平均的に3~4ヶ月持続しますので、一度の注射でひと夏は快適に過ごせることでしょう。^^

ボトックス注射は一番細い針を使用いたしますので、チクチクとした軽い痛み程度です。

ほとんどの方は麻酔なしで大丈夫のようですが、痛みに敏感な方でご希望があれば、麻酔テープを30分ほど貼って時間をおいてから、施術を行うことも可能です。

注射の後は当日だけ入浴は不可でシャワーのみとなりますが、翌日からは通常通りの生活で大丈夫です。

施術時間は10分~15分程度ですぐ終わりますので、お気軽にご相談下さいませ。^^

 

 

コンタクトレンズのUVカット

「目からも日焼けをする」というのは、驚くかもしれませんがこれは本当です。

UVのサングラスをしているから、大丈夫!!と、安心はできません。
サングラスなどの眼鏡は、正面からの光への耐性は強いですが、真上や横からのものにはほぼ無防備です。眼鏡は、耳や鼻にフレームをのせ、眼から1~2センチ離れた状態で使用するものです。

では、どうすればよいのか・・・!

「UVカット付の眼鏡+コンタクトレンズ」を組み合わせて使用する、ということです。

コンタクトレンズにも、UVカット効果をもった製品があります。
紫外線は、人体にとって悪影響を及ぼす要因のひとつですので、目からのケアも大切です。
先日の院長の記事参照♪

例えばワンデーアキュビューシリーズには、すべての商品にUVカット効果があるとされます。
紫外線には波長によりA,B,C波とありますが、C波はオゾン層により地上までは届かないとされています。残りのA波(UVA)のカット率は約81%、B波は何と約97%といわれています。紫外線散乱剤ではなく、紫外線吸収剤が入っているのでUVカット効果は期待できますよね。

吸収剤が入っているから、眼に負担がかかるなどはないので、ご安心を。紫外線吸収をし、別のエネルギーに変換されているとお考えください。

他にも、SEEDから
*ワンデーファインUV
*ワンデーピュアうるおいプラス
*2ウィークファインUV
*2ウィークピュア

*アイコフレワンデーUV
(新しく出るようですが、広告の北川景子ちゃんが何とも可愛らしい)

やはり、コンタクトと眼鏡は両方を上手く活用することがお互いを活かせることにつながりますね!

 

ソフトコンタクトレンズの消毒はしっかりと!

一昔前までは、ソフトコンタクトレンズの消毒は、熱を加えるという「煮沸消毒」を
行なっていました。

煮沸消毒システムでは、
まず、はずしたコンタクトレンズを洗浄液をつけてこすり洗いします。
ここで、しっかりたんぱく質などの汚れを落としておかないと、
固着してすぐにレンズが使い物にならなくなってしまう!なんていうこともあり、
無意識のうちに50回くらいこすっていた方も多かったはずです。
そのあとは、レンズをすすぎ、煮沸器にかけて平均2時間程度
(製品によっては30分などもありましたが)待ち、煮沸が終わったら、保存。
といった具合に何とも面倒な工程を時間をかけて行なっていました。

この煩雑さから開放されるかのように
コールド消毒が世に広まり、
今ではどのメーカーも煮沸消毒システムの販売を中止してしまっています。

しかし、煮沸消毒の消毒力の強さには定評があり、
特に細菌や微生物への消毒効果には目をみはるものがありました。
廃れていってしまったのは何とも寂しいものでもあります。
コールド消毒は、このような手間と時間を極限まで省くことができますが、
指定どおりの使い方をしなかった場合、汚れが落ちきれないままに
なってしまっています。

コンタクトレンズで引き起こされる眼障害には、
正しいレンズケアができなかったことによるものも多くありますので、
特にこの梅雨の季節のケアは入念におこなっていきましょう!

鰻(うなぎ)

来月の「土用の丑の日」を前に、ウナギの価格高騰がニュースを賑わせていますね。

今日は、ウナギに多く含まれる眼に良い成分についてまとめます。

 

ビタミンA   不足すると「夜盲症」といって暗い所で見えにくくなる病気を防ぎます。

ビタミンB1  不足すると視力低下を引き起こします。

ビタミンB2  粘膜保護、 細胞再生、眼精疲労に効果があります。

ビタミンE   抗酸化作用があり、白内障に効果があると言われています。

コエンザイム  同じく抗酸化作用があります。

 

眼に良い成分としてお薦めなのは、

抗酸化物質が多く入っているルテインコエンザイム これらはサプリメントとして売られています☆

アントシアニンが多く含まれるブルーベリー

各種ビタミン類   ビタミンA、B1、B2、C、E

DHAが多く含まれる 青魚類

 

食品で摂れない場合はサプリメントなどで補ったりして、眼の健康に必要な栄養をしっかり摂りましょう。^^

 

ソフトレンズとハードレンズ、どちらが良いか悩む・・

ソフトレンズとハードレンズ、どちらが良いのだろうか?
現在使用中の患者さんでも、実はどうなのだろう?
悩む方も多くいらっしゃるのではないでしょうか。
選ぶときに参考にしていただいているのは
以下の点です。
・どのような用途で使いたいのか。
⇒日常生活に使いたい、
⇒スポーツに使いたい、
⇒旅行時に携帯したい、など

・製品の性能にどのような期待をもつのか。
⇒見え方を重視したい、
⇒着け心地を重視したい、
⇒取り扱いやすさを重視したい、
⇒洗浄などの煩雑さがないものが良い、など

例えば、
強度の角膜乱視を持っているなら、ソフトよりハードレンズの方が、
矯正力が高いのでお奨めしますが、
ハードレンズの着け心地に慣れずに
かえってストレスになってしまうようなら
乱視用ソフトコンタクトをご案内するケースもあります。

他にも、日常生活はハードコンタクトで
たまに運動するときだけソフトコンタクトにするなら、
ソフトの中でも
2ウィークの定期交換タイプより
使い捨てのワンデータイプのほうが経済的で
使いやすくなります。

生活スタイルには、個人差がありますので、
必ずこれを使わないといけない
という決まりはありませんが、
どういった製品が向いているのかという
アドバイスをすることはできるかと思いますので
お一人で悩んでいらっしゃるようでしたら
外来でお気軽にご相談ください。

 

眼と紫外線

紫外線の強い季節になりましたね☆

日焼けに気をつけていらっしゃる方は多いと思いますが、肌だけではなく眼も気をつける必要があります。

紫外線によって引き起こされる眼の病気についてご説明します。

1)紫外線角膜炎

紫外線に強くさらされた際に生じる急性の角膜の炎症です。

紫外線を浴びた後、30分~24時間たってから、角膜上皮ぴらんを生じます。

異物感、流涙、充血がみられます。

スキーなどで紫外線の反射の強い場所で起きる“雪目(ゆきめ)”が有名です。

2)翼状片(よくじょうへん)

紫外線により白目の皮(球結膜)が増殖し、黒目に翼状に伸びて侵入します。

異物感、充血、乱視を生じ、瞳の近くま で進行すると、視力障害をきたします。

3)白内障

眼の中にある水晶体というレンズが にごり、物がかすんで見えにくくなります。

手術で人工のレンズに取り替えれば、また見えるようになることがほとんどです。

4)黄斑変性症

視界の中心部が歪んで見えたり、中心が見えなくなります。

治療法はまだ見つかっていません。

 

これから9月末までは紫外線が強いので、外出される際は帽子日傘サングラスなどで眼を保護しましょう!

ソフトコンタクトの酸素を良く通す素材って?

昔からコンタクトレンズを使っていた患者さんの中には、
「ハードレンズはソフトレンズより性能がよい」という
概念がある方が多くいらっしゃると思います。
この「性能がよい」と言われていた一つの理由には、”酸素透過率の点で良い”
ということがあげられるのではないでしょうか。

しかし、近年はソフトレンズの中にも、抜群の酸素透過率を
もつ製品が登場するようになりました。
「シリコーンハイドロゲル」という素材でできたコンタクトレンズです。

ハードレンズと比べると、レンズサイズ(直径)などの差もありますので、
一概にどちらが良いと断言はできませんが、
従来のソフトコンタクトに比べれば平均5~6倍くらいは
酸素透過率が上がっているはずです。
発売初期の製品では、たんぱく質は付きにくいが
目の中の脂質や化粧品などの油分がコンタクトに付着し、
”コンタクトをつけると曇って見える”という
症状を訴える患者さんがいらっしゃいましたが、
今ではこの点を改良するために
表面処理加工などを施した製品が開発されています。

従来のソフトコンタクトレンズに比べて
【酸素を良く通し】、【乾きにくい】コンタクトレンズという
位置づけになっていますので、
毎日、長時間コンタクトを着けている方は
検討してみるのも良いと思います。
この素材で、
現在ワンデーでは
ジョンソン&ジョンソン「ワンデーアキュビュートゥルーアイ」

2ウィークでは
ジョンソン&ジョンソン「アキュビューアドバンス」、「アキュビューオアシス」
クーパービジョン「バイオフィニティ」
ボシュロム「フレッシュフィット」
メニコン「2ウィークプレミオ」
チバビジョン「エアオプティクス」

などを始めとして、当院では処方を行なっています。
今、使用しているレンズと比較し、一番ご自身に合うコンタクトレンズを
探してみるというのもいかがでしょうか。

コンタクトレンズは高度管理医療機器です!

コンタクトレンズは平成17年4月の薬事法改正により、高度管理医療機器に指定されています。

高度管理医療機器とは、
「人の生命・及び健康に重大な影響を与える恐れがある医療機器として指定されているもの」という定義があります。よく耳にするものだと、心臓ペースメーカーなどもこれに含まれます。

そう考えますと、コンタクトレンズって、そんなに大それた物なの?!
と、驚くかもしれませんが
それくらい使い方を誤ると大変なことになります。

近年、コンタクトを誤った使い方で使用し、失明に至ってしまったという事例が報告されるということも少なくありません。特に、洗浄や消毒がきちんとできていないという原因は多いようです。
折角、物をよく見えるようにするために使ったのに、逆効果です・・

コンタクトレンズが他の高度管理医療機器と大きく違うのは、患者さん本人が自分の手で出し入れするという特殊さがあること。例えば、心臓ペースメーカーであれば、患者さん本人が自分で出し入れするということはありません。医師らが注意を払い、取り扱いします。
しかし、コンタクトレンズの場合、毎日寝る前には外す、朝起きたら眼につける。という使い方をするため、自分でやらずに誰がやるのだ?!!ということになります・・

使い方さえ誤らなければ、非常に快適な生活を送る手助けをしてくれるものですから、上手にお付き合いしていきたですね。安いもの・カラコン・その他いろいろと使う側の希望はあるとは思いますが、やはり「自分自身の眼に合うかどうか」「正しく使用できるかどうか」に注目して選ぶことが大切です。

 

外来の混雑状況について

当院の診療時間は、

月曜~木曜     午前10時半~午後1時(受付は12時半まで)

・・・・・・・・・・・・・・・・・午後2時~7時半(受付は7時まで

金曜日        休診日

土曜・日曜・祝祭日 午前10時半~午後1時(受付は12時半まで)

・・・・・・・・・・・・・・・・・・午後2時~5時半(受付は5時まで)   となっております。

※ お盆や年末年始はお休みとなります。

☆ 比較的すいているのは、火曜日や、日曜日、平日の3時~5時ですので、この時間帯の受診をおすすめします

また、雨の日もすいていますので、おすすめです。^^

 

★ 混雑する曜日は、土曜日・月曜日・木曜日

★ 混雑する時間帯は、午前10時半~12時までと、 午後の6時以降が混みあいます。