遠近両用コンタクトレンズ、見え方の質を考えてみる。

遠近両用コンタクト。 ネーミングからすると、「遠くも近くも見やすくなる」と 大きな期待を寄せられている方もいらっしゃると思います。確かに遠くも、近くも見えるということに間違いはないのですが、 その満足度に大きな差があるようです。

日本で初めにこのコンタクトを作ったのがチバビジョンで 「デイリーズプログレッシブ」という製品です。 念頭においたのは、”生活上の視力を確保する”という点にありました。そのため生活上の最低限の視力は確保できるものの、 ”遠くも近くもくっきり見えるというところまではいかない” というのが、使用者の率直な感想だったのではないでしょうか。

例えば今まで遠方の視力が1.0、遠くはこれで問題ありません。そして手元を見るときは上から老眼鏡を かけてバッチリ焦点を合わせていたような方がいらしたとします。 プログレッシブレンズで遠近ともに0.7程度の見え方を確保しただけでは、老眼鏡をかける必要はないかもしれないけど 「遠くも近くも今までのほうがハッキリ見えるではないか」と感じてしまようです。これはどちらかというと、失敗例です。

成功例としては、どちらかといえば遠方視力を我慢し、近方視力に重点をおいて コンタクトを使っていた方にとってはどうやら具合がよさそうです。 遠くがあまり見えていない状態が回復する傾向にあるため 近くは「うん、今までとあまり変わらない」 遠くは「見やすくなった」と満足度が変わってきます。

視力の出方やレンズをつけた状態での安定性は個人差があるので、 一概に決めつけられるものではありません。現在の見え方の状態と比較することになりますから、納得いく視界になるのか是非クリニックで試してみてください。

夏はボトックスで、脇サラサラ快適☆

少しずつ、気温が高くなってきましたね。

暑くなると、脇の汗に困ることはありませんか?

汗で衣類の色の変化が目立ちますし、放置すると黄ばみの原因になります★

そこでオススメなのが、「脇ボトックス」

ボトックスとは、ボツリヌス菌A毒素を製剤化したもので、一般にはシワを治療するのに有効な方法として知られているものですが、眼瞼けいれんの治療や、多汗症の治療、脳性麻痺の歩行障害などの治療にも用いられます。

脇に注射してから約1週間くらいで効果を発揮しはじめ、汗の量がぐっと少なくなります。

効果の持続期間は個人差がありますが、平均的に3~4ヶ月持続しますので、一度の注射でひと夏は快適に過ごせることでしょう。^^

ボトックス注射は一番細い針を使用いたしますので、チクチクとした軽い痛み程度です。

ほとんどの方は麻酔なしで大丈夫のようですが、痛みに敏感な方でご希望があれば、麻酔テープを30分ほど貼って時間をおいてから、施術を行うことも可能です。

注射の後は当日だけ入浴は不可でシャワーのみとなりますが、翌日からは通常通りの生活で大丈夫です。

施術時間は10分~15分程度ですぐ終わりますので、お気軽にご相談下さいませ。^^

 

 

コンタクトレンズのUVカット

「目からも日焼けをする」というのは、驚くかもしれませんがこれは本当です。UVカット付きのサングラスをしているからといって安心はできません。確かにサングラスなどの眼鏡は正面からの光への耐性は強いですが、真上や横からの光にはほぼ無防備です。眼鏡は、耳や鼻にフレームをのせ眼から1~2センチ離れた状態で使用するものですから通常は全方位をカバーするのはなかなか難しいものです。

では対処法を考えてみますと、UVカット付きの「眼鏡+コンタクトレンズ」を組み合わせて使用するということが挙げられます。コンタクトレンズにも、UVカット効果をもった製品が多数あります。

例えばワンデーアキュビューシリーズには、すべての商品にUVカット効果があるとされます。紫外線には波長によりA,B,C波とありますが、C波はオゾン層により地上までは届かないとされています。残りのA波(UVA)のカット率は約81%、B波は何と約97%といわれています。

また、通常コンタクトレンズのUVカットは紫外線散乱剤ではなく、紫外線吸収剤が採用されています。紫外線吸収剤は紫外線吸収をし、別のエネルギーに変換されているとお考えいただくと目に負担がかかることがなさそうと思えますよね。

コンタクトレンズと眼鏡は両方を上手く活用することがお互いを活かせることにつながるようです。

 

ソフトコンタクトレンズの消毒について

一昔前までは、ソフトコンタクトレンズの消毒は「煮沸消毒」という熱処理が一般的でした。煮沸消毒システムでは、最初に外したコンタクトレンズを洗浄液をつけてこすり洗いします。しっかりたんぱく質などの汚れを落としておかないと、固着してすぐにレンズが使い物にならなくなってしまうということもあり、無意識のうちに数百回こすっていた方も多かったはずです。そのあとは、レンズをすすぎ煮沸器にかけて平均2時間程度(製品によっては30分などもありましたが)待ち、煮沸が終わったら電源コードから外して保存、といった具合に何とも面倒な工程を時間をかけて行なっていました。

現在ではこの煩雑さから開放されるかのようにコールド消毒(熱を加えない消毒方法)が世に広まり、今ではどのメーカーも煮沸消毒システムの販売を中止してしまっています。

しかしながら、煮沸消毒の消毒力の強さには定評があり、特に細菌や微生物への消毒効果には目をみはるものがありました。廃れていってしまったのは何とも寂しいものでもあります。対してコールド消毒は、このような手間と時間を極限まで省くことができますが、消毒効果を比較すると大変弱いものとなっています。コンタクトレンズで引き起こされる眼障害は、正しいレンズケアができなかったことによるものが原因として多く報告されていますから、注意していきたいところです。

鰻(うなぎ)

来月の「土用の丑の日」を前に、ウナギの価格高騰がニュースを賑わせていますね。

今日は、ウナギに多く含まれる眼に良い成分についてまとめます。

 

ビタミンA   不足すると「夜盲症」といって暗い所で見えにくくなる病気を防ぎます。

ビタミンB1  不足すると視力低下を引き起こします。

ビタミンB2  粘膜保護、 細胞再生、眼精疲労に効果があります。

ビタミンE   抗酸化作用があり、白内障に効果があると言われています。

コエンザイム  同じく抗酸化作用があります。

 

眼に良い成分としてお薦めなのは、

抗酸化物質が多く入っているルテインコエンザイム これらはサプリメントとして売られています☆

アントシアニンが多く含まれるブルーベリー

各種ビタミン類   ビタミンA、B1、B2、C、E

DHAが多く含まれる 青魚類

 

食品で摂れない場合はサプリメントなどで補ったりして、眼の健康に必要な栄養をしっかり摂りましょう。^^

 

ソフトレンズとハードレンズ、自分に合うのはどっち?

ソフトレンズとハードレンズ、最初に選ぶ際にどちらがご自身にとって向いているのか?または何を選んだらよいかわからないという患者様のお話をよく耳にします。現在使用中の方でも、実は今のレンズが合っているかどうかわからないと悩む方も多くいらっしゃるのではないでしょうか。

当院でコンタクトレンズを選ぶときに参考にしていただいているのはおおまかに以下のような点です。

★どのような用途で使いたいのか。
⇒日常生活に使いたい、
⇒スポーツに使いたい、
⇒旅行時に携帯したい、など

★製品の性能にどのような期待をもつのか。
⇒見え方を重視したい、
⇒着け心地を重視したい、
⇒取り扱いやすさを重視したい、
⇒洗浄などの煩雑さがないものが良い、など

例えば、強度の角膜乱視を持っているならソフトよりハードレンズの方が矯正力が高いので向いていると言えますが、ハードレンズの着け心地(異物感)に慣れずに反ってストレスになってしまうようなら乱視用ソフトコンタクトをご案内するケースもあります。

他にも、日常生活はハードコンタクトでたまに運動するときだけソフトコンタクトにするならソフトの中でも定期交換タイプより使い切りのワンデータイプのほうが経済的で使いやすくなります。

生活スタイルには個人差がありますので、必ずこれを使わないといけないという決まりはありませんが、どのような製品が向いているのかというアドバイスをすることはできるかと思いますのでお一人で悩んでいらっしゃるようでしたら外来でお気軽にご相談ください。

眼と紫外線

紫外線の強い季節になりましたね☆

日焼けに気をつけていらっしゃる方は多いと思いますが、肌だけではなく眼も気をつける必要があります。

紫外線によって引き起こされる眼の病気についてご説明します。

1)紫外線角膜炎

紫外線に強くさらされた際に生じる急性の角膜の炎症です。

紫外線を浴びた後、30分~24時間たってから、角膜上皮ぴらんを生じます。

異物感、流涙、充血がみられます。

スキーなどで紫外線の反射の強い場所で起きる“雪目(ゆきめ)”が有名です。

2)翼状片(よくじょうへん)

紫外線により白目の皮(球結膜)が増殖し、黒目に翼状に伸びて侵入します。

異物感、充血、乱視を生じ、瞳の近くま で進行すると、視力障害をきたします。

3)白内障

眼の中にある水晶体というレンズが にごり、物がかすんで見えにくくなります。

手術で人工のレンズに取り替えれば、また見えるようになることがほとんどです。

4)黄斑変性症

視界の中心部が歪んで見えたり、中心が見えなくなります。

治療法はまだ見つかっていません。

 

これから9月末までは紫外線が強いので、外出される際は帽子日傘サングラスなどで眼を保護しましょう!

ソフトコンタクトの酸素を良く通す素材って?

昔からコンタクトレンズを使っていた患者さんの中には、「ハードレンズはソフトレンズより性能がよい」という概念がある方が多くいらっしゃると思います。この「性能がよい」と言われていた理由はどのような点があるのでしょうか?1つ代表的なものを挙げてみますと酸素透過性がソフトレンズに比べて極めて高いということがあげられるのではないでしょうか。

しかし、近年はソフトレンズの中にも、抜群の酸素透過率をもつ製品が登場するようになりました。「シリコーンハイドロゲル」という素材でできたコンタクトレンズです。ハードレンズと比べると(レンズサイズ(直径)などの差もありますので)一概にどちらが良いと断言はできませんが、従来のソフトコンタクトに比べれば平均5~6倍くらいは酸素透過率が高い製品です。

発売初期の製品では、たんぱく質は付きにくいが目の中の脂質や化粧品などの油分がコンタクトに付着しコンタクトをつけると曇って見えるという症状を訴える患者さんがいらっしゃいましたが、今ではこの点を改良するために表面処理加工などを施した製品が次々と開発されています。

従来のソフトコンタクトレンズに比べて酸素を良く通し、乾きにくいコンタクトレンズという位置づけになっていますの。毎日、長時間コンタクトレンズを着けている方は検討してみるのも良いと思います。

コンタクトレンズは高度管理医療機器です

コンタクトレンズは平成17年4月の薬事法改正により、高度管理医療機器に指定されています。高度管理医療機器には、「人の生命・及び健康に重大な影響を与える恐れがある医療機器として指定されているもの」という定義があります。よく耳にするものだと、心臓ペースメーカーなどもこれに含まれます。そう考えますと、コンタクトレンズって、そんなに大それた物なの?!と、驚くかもしれませんがそのくらい使い方を誤ると大変なことになります。

近年コンタクトを誤った使い方で使用し、失明に至ってしまったという事例が報告されるということも少なくありません。特に洗浄や消毒がきちんとできていないという原因が多いようです。折角、物をよく見えるようにするために使ったのに、これでは逆効果です。

さらに、コンタクトレンズが他の高度管理医療機器と大きく違うのは、患者さん本人が自分の手で出し入れするという特殊さがあることです。例えば、心臓ペースメーカーであれば、患者さん本人が自分で出し入れするということはありません。医師らが注意を払い取り扱いします。しかし、コンタクトレンズの場合、毎日寝る前には外す、朝起きたら眼につけるという使い方をするため使用者本人が責任をもって管理するほかありません。

ただし使い方さえ誤らなければ、非常に快適な視生活を送る手助けをしてくれるものですから、上手にお付き合いしていきたです。安いもの・カラコン・その他いろいろと使う側としての希望はあるとは思いますが、やはり「自分自身の眼に合うかどうか」「正しく使用できるかどうか」に注目して選ぶことがまずは大切になるのです。

外来の混雑状況について

当院の診療時間は、

月曜~木曜     午前10時半~午後1時(受付は12時半まで)

・・・・・・・・・・・・・・・・・午後2時~7時半(受付は7時まで

金曜日        休診日

土曜・日曜・祝祭日 午前10時半~午後1時(受付は12時半まで)

・・・・・・・・・・・・・・・・・・午後2時~5時半(受付は5時まで)   となっております。

※ お盆や年末年始はお休みとなります。

☆ 比較的すいているのは、火曜日や、日曜日、平日の3時~5時ですので、この時間帯の受診をおすすめします

また、雨の日もすいていますので、おすすめです。^^

 

★ 混雑する曜日は、土曜日・月曜日・木曜日

★ 混雑する時間帯は、午前10時半~12時までと、 午後の6時以降が混みあいます。