「視力が出れば本当に“安全”ですか? ― 高齢者の免許更新を眼科の現場から考える」

近年、運転免許更新の時期になると

「どうしても免許を更新したい!!」

「免許がないと生活ができなくなる!!!」

という強い希望をもったご高齢の患者様が、眼鏡やコンタクトの調整を目的に来院されるケースが増えています。

眼科スタッフとして、そのたびにA子はちょっと複雑な気持ちになります。

確かに、矯正視力が基準を満たせば免許は更新できます。それは法律上、正しいことです。

しかし――
「視力が出ている=安全に運転できる」

本当にそうでしょうか?

運転に必要なのは「視力」だけではありません


車の運転には、以下のような複数の能力が同時に必要です。

  • 見えた情報を瞬時に理解する認知力
  • 危険を予測して行動する判断力
  • クラクションやサイレンに気づく聴力
  • 体を素早く動かす反射・運動機能

眼科では「見える・見えない」は評価できます。
しかし、

  • 認知機能のわずかな低下
  • 耳が遠くなって音に気づくのが遅れること
  • 反応が一拍遅れること

これらは視力検査だけでは分かりません。

「無理に通す」ことが本当に本人のためでしょうか?


免許を失う不安、車がない生活への不便さや恐れ。その気持ちはとてもよく分かります。家族の協力も得られにくいなど様々な事情があるのも十分理解はできます。

ですが、

  • 歩行者が多い交差点
  • 夕方以降や雨天などの暗い日
  • 病院へ行く等、気持ちだけが急いでいるとき
  • 急にスマホが鳴った

など、さまざまな状況が挙げられますが

もし判断が一瞬遅れたら?

高齢者運転

その結果を背負うのは、本人だけではありませんよね?

このような場合、事故は「悪意」で起こそうとする人は滅多にいません。

「まだ大丈夫だと思っていた」
その積み重ねで起こります。

免許返納は「負け」ではありません


免許返納は
「もう何もできない」という宣言ではなく、「自分と周囲を守る選択」です。

実際に、

  • 返納後に気持ちが楽になった
  • 家族との関係が良くなった
  • 公共交通や送迎を使うことで生活が安定した

という声も少なくありません。

眼科スタッフとして伝えたいこと


私たちは、
免許を“通すため”に視力を合わせる専門家ではありません。
患者様の生活全体の安全を考える医療従事者です。

「通るかどうか」ではなく、「続けるべきかどうか」を
今一度、本人も家族も一緒に考える時期に来ているのではないでしょうか。

最後に


運転をやめるタイミングは、人それぞれです。

しかし、

「まだ運転できる」時にこそ、やめる準備を始める

それが最も安全で、誇りある選択だと考えています。A子の親も実はまさに今、このタイミングなのです。是非一緒に考えてみませんか?

紹介状(診療情報提供書)ってどんなもの?

〜クリニックでの発行の流れをわかりやすくご説明します〜

診察の際に、
「大きな病院を受診してください」
「紹介状を書きますね」
と言われて、少し不安になったことはありませんか?

今回は、紹介状(診療情報提供書)とは何か、そしてクリニックでどのように発行されるのかを、できるだけ分かりやすくご説明します。


そもそも「紹介状(診療情報提供書)」ってなに?

紹介状とは、
これまでの診察内容や治療の経過を、次に受診する病院へお伝えするためのお手紙のようなものです。

紹介状があることで、

⇒これまでの検査や治療内容が正確に伝わる

⇒同じ検査を何度も受けずに済む

⇒診察がスムーズに進む

といったメリットがあります。

紹介状


どんなときに紹介状が必要になるの?

 次のような場合に、医師から紹介状をご案内することがあります。

★当院ではできないような、より詳しい検査が必要なとき

★設備が整った専門の診療科での治療が望ましいとき

★入院や手術の可能性があるとき

★大きな病院での診察が必要と判断されたとき

 また、転居などが理由で患者さんご自身の希望で紹介状を作成することもありますが、あくまでも医師が必要性を判断した場合のみ作成されます。

 よく勘違いされる事がありますが、「結膜炎程度の症状だけれども、心配だから大きな病院で診てもらいたい」等の理由で紹介状が作成されることはありません。

 「大きな病院でないと治療ができないという必要性」及び「今までの治療の過程を正確に引き継ぐ必要性」は医師が判断をします。


紹介状をもらうまでの流れ

診察で医師が説明します

診察の中で、
「この検査は専門の病院で行った方が安心です」
など、医師から紹介の理由をご説明します。

分からないことがあれば、遠慮なくその場で診察時にご質問ください。

※転居等の際で紹介状が必要な場合、基本的にはご本人様が最後の受診時にお申し出いただく事が原則です。やむを得ないご事情があり、ご家族様が申請される場合でも、同意書のご提示は必須です。個人情報の適切な取り扱いのため、マイナ保険証でご本人様確認ができない場合は、発行をお断りすることがあります。ご理解の程、お願い申し上げます。


② 紹介先の病院を決めます

医師から症状による治療の必要性や患者様の通いやすさなどを考慮して、ご希望を伺いながら決めます。

※病院によっては、クリニックから事前に予約が必要な場合もあります。(この場合は紹介状と予約票をお渡しします)


③ 紹介状を作成します

決まり次第、医師が紹介状を作成します。

記載される内容は、

  • これまでの症状

  • 行った検査の結果(写真や画像を添付することも)

  • 使用しているお薬の情報

などをまとめたもので、患者さんがイチから説明しなくても大丈夫なように書かれています。


④ 紹介状のお渡し

  • 当日お渡しできる場合 → 半数程度はお渡しが可能になるケースが多いです。会計の際に一緒にお渡しします。

  • 後日のお渡しになる場合 → クリニックからの予約が必要、記載される内容や用意しなければならない検査結果等がある、量が多い場合や症状、紹介先等によって数日お待ちいただくこともあります。

受付で受け取り方法をご案内しますのでご安心ください。


費用はかかるの?

紹介状の作成には、健康保険が使える費用がかかります。目安として、3割負担の方で1,000円程度です。紹介状作成にあたり同時に追加検査などがあると、その費用等も発生します。


紹介状を受け取ったら

  • 封筒は開けずに、そのまま紹介先の病院へお持ちください。

  • 正確な期限というのはありませんが、なるべく早めの受診をおすすめします。予約日が確定している場合は、遅刻やドタキャンにならないよう十分にご注意ください。


最後に

紹介状とは、
患者様がより適切な医療を受けるための大切な橋渡しです。

不安なことや分からないことがあれば、
医師やスタッフまでお気軽にお声がけください。

当クリニックでは、患者さんが安心して次の医療につながれるよう、丁寧に対応しております。

*・*・* ひとことコラム *・*・*

似たような書類で「診断書」がありますが、ざっくりと言えば次のような違いがあります。

紹介状は「次の病院のお医者様あてのお手紙、費用は保険」。
診断書は「会社や学校などに提出する証明書、費用は自費」。
同じ書類でも、目的と使い道がまったく違います。

 どのような書類が必要であるのかわからなければ、医師またはスタッフまでお気軽にご相談ください。

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★電話でよくあるお問い合わせランキング★

【船橋駅前さくら眼科】電話でよくあるお問い合わせランキングと注意点


当院にはお電話でお問い合わせを多くいただく内容があります。患者さまの混雑緩和とスムーズな診療のため、ホームページでよくある質問をランキング形式でご案内いたします。ぜひご覧いただき、ご不明点はお問い合わせ前にご確認ください。

第5位:「生後〇ヶ月の赤ちゃんのメヤニが気になります。診てもらえますか?」

眼科は年齢を問わず診察しております。年齢による受診制限はありませんので、異常を感じたら早めの受診をおすすめします。(※美容皮膚科は未成年の施術は不可となっております)

専門的な治療が必要な場合は適切な医療機関をご紹介いたします。


電話をするお母さん

第4位:「クレジットカードや電子マネーは使えますか?」

美容皮膚科の自由診療は各種クレジットカードでお支払いいただけますが、保険診療のお会計は現金のみとなります。会計業務の効率化のため、ご理解のほどお願いいたします。

第3位:「現在の待ち時間はどのくらいですか?」

電話時点での目安はお伝え可能ですが、診察状況によって変動しますのでご了承ください。
また、当院ホームページのトップページには随時、待ち時間の目安を更新しておりますので、ご確認ください。


クリニック待合

混雑のピークは土曜日や平日午前・夕方18時以降です。祝日は比較的空いています。平均待ち時間は混雑日で約45分、空いている日は10〜15分程度となります。

第2位:「予約は必要ですか?予約はできますか?」

眼科は予約制ではありません。症状があれば当日受診が可能です。
(涙点プラグ処置が指示された場合は、診察後に予約をお取りします)

美容皮膚科は施術メニューによって予約が必要です。
【完全予約制メニュー】
・ヒアルロン酸注射
・多汗症のワキボトックス
・レーザー治療(イボ・ほくろ)
・サーマクール
・リジュラン再生注射
・ウルトラフォーマー
カウンセリングやその他メニューは予約不要です。

第1位:「受付時間に間に合わないのですが、診てもらえますか?」

当院は救急指定病院ではなく、時間外診療は行っておりません。症状によってはお受けできない場合もございますのでご了承ください。
受付終了は診察終了の1時間前です。メガネやコンタクトレンズ作成や定期健診など緊急でない場合は受付時間内の来院をお願いします。

船橋市公式サイトの時間外緊急受診案内はこちら

目の異常は軽視せず、早めの受診をおすすめいたします。

健康保険の適応範囲について

国民皆保険制度とは


日本には国民皆保険制度という、他国には無い医療制度があります。簡単に言えば、日本国民であればいずれかの健康保険団体に加入しているのが当たり前で、健康保険証がその証です。

日本国憲法第二十五条に(1)「すべて国民は健康で文化的な最低限度の生活を営む権利を有する。」 (2)「国は、すべて の生活部面について社会福祉、社会保障及び公衆衛生の向上及び増進に努めなければならない。」 と、規定がありますとおりの制度です。

クリニック

そもそもこの国民皆保険制度は、一定の保険料を保険者に納める事により、突然病気やケガをしたときに病院へ支払う医療費の自己負担が軽減されるものです。お金がないから医療を受けられないという理由で、国民の健康が損なわれないようにするのが本来の目的です。この制度により世界最高レベルの平均寿命や医療水準を実現しているのは確かです。

また、保険医療費は国が適切に料金を定める事により、どの医療機関であっても同等の金額(病院やクリニック等で多少の差はあります)で適正な医療を受ける事ができます。

価格を自由に設定させないのは、医療における値下げ競争への牽制もあります。また、今問題になっているオーバードーズ(薬の飲みすぎ)を防ぐ意味もあります。

適正な保険診療について


ここでは「適正な医療」という事に注目してみます。例えば、次のようなご要望が患者様からあった場合、どのように考えますか?

「すぐに薬を使いきってしまうから、30本目薬を下さい。」

希望通り、一度に30本も目薬を渡して良いものでしょうか??

→保険診療の観点から考えますと、目薬であっても薬には変わりありません。適量の投与が保険診療として認められます。出す量が多すぎたり、必要以上に使ってしまっている事も多々見受けられます。いくら多く点眼しても、吸収量というのは限られておりほとんどは瞼からこぼれ落ちてしまっているような状況もしばしば耳にします。

そのため、患者様が欲しい分だけ薬がもらえる訳ではないのです。医師が診察して、治療に必要とする量を処方するので受け取れるものです。

もちろん、年末年始やらで病院自体がお休みになるのでいつもの薬を多めに医師が出すという事はあります。ですが、欲しい分だけもらえるという事ではありませんよね。

では、次はいかがでしょうか。

「コンタクトレンズの処方箋、10種類試したいから出して下さい」

ご自身の目に合う製品を探したいのはわかりますが、保険診療の範囲内でしょうか??

→10種類も一度にコンタクトを目に入れる事はできません。通常の範囲であれば、2WEEKと1DAYを用途によって使い分けるとか、ハードレンズと1DAYなら何とか理解できます。せいぜい2つまでが限度でしょう。

コンタクトレンズも高度管理医療機器に位置付けられるもので、使い方を誤ると人体に大きな異常を引き起こします。やはり薬に準ずるものとして取り扱い、必要以上の分量を処方箋にお書きする事はできません。コンビニで違う味のジュースを何本も買うのとは訳が違います。

続いてはこんなパターンです。

医師から4ヶ月毎に検査をしましょうという指示を出しているにも関わらず、患者様ご本人が

「検査は年に1回で良いんです」

→これは検査が疲れるからとか、医療費の負担が増えるからとか様々理由があるように見受けられますが、4ヶ月毎というのは医師が病状により診断していくために必要と判定して指示をしています。これに従わずとして、何をどのように管理して診察や投薬が行えましょうか。眼科に来て視力も測らせてもらえない事も実際問題としてあります。

医療費の負担については、保険医療機関において不必要・過剰と認められる検査が行われている場合、診療報酬請求書に基づき減額されるチェックシステムとなっています。

うっかり紛失してしまっても、保険適応外です


では、次のような時はいかがでしょうか。

「昨日、診察を受けて薬もらったけどなくしてしまった。もう一回もらえますか?」

不可抗力かもしれませんが、うっかりもらったばかりの薬を丸ごと落としてしまった。どこかに忘れてきてしまった。こんなご経験がある方もいらっしゃると思います。しかしながら、必要分以上の診察や調剤は健康保険の適応外です。

もちろん無くしたからといって、調剤してもらえない訳ではありません。本当に無くしているのに必要な薬がないと大変な事になってしまいます。薬はもらえます。ただ、その料金の支払いが全額自己負担になるという事です。健康保険内においての診療(保険料の支給)は完了しているため重複される事はありません。

本当にうっかりやってしまった方はやりきれない判定かと思いますが、持っているのに無くしたと偽って受け取られる事を防ぐ(または転売などを防ぐ)ため、たとえどのような事情でも保険診療外となります。健康保険には紛失保証はついていません。

 

いかがでしたでしょうか。適正範囲という解釈には個人差が生じ疑義がつくも事も多くありますが、常識の範囲内で考える事が大切に思えます。

マイナ保険証って使っていますか?

マイナ保険証の利用率ってどのくらい?


当院ではすでにマイナ保険証の確認端末を導入しています。マイナンバーカードを保険証と連携して使用することが可能です。暗証番号でも、顔認証でもできるような機械を設置しています。

しかしながら、利用されている方って本当に少ないというのが日々実務を行っている者の感じているところであります。

マイナ保険証

そもそものマイナンバーカードの普及率については、現在人口の7割程度になったとされています。では、マイナ保険証の利用率というのはどの程度なのでしょうか。この点について厚生労働省が2024年2月6日付で発表しています。(以下、わかりやすい日経新聞の記事をそのまま紹介します)

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健康保険証をマイナンバーカードと一体にした「マイナ保険証」について、国家公務員の利用率が2023年11月時点で4.36%だったと発表した。武見敬三厚労相は同日の閣議後の記者会見で「率先して使っていただくよう働きかける必要性を改めて認識した」と述べた。

厚労省が国家公務員の利用率を公表したのは初めて。同省だけ見ると4.88%だった。

政府は23年12月に現行の健康保険証を24年12月2日に原則として廃止することを決めた。全国のマイナ保険証の利用率は23年12月時点で4.29%で、8カ月連続で低下している。

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マイナ保険証は何故普及されないのでしょう?


利用率4%台では、”利用率は低い”と判定されるべき数値かと思われます。

マイナ保険証が普及されない理由として、デジタル庁の発表においては「情報流出が怖いから」(35.2%)「申請方法が面倒だから」(31.4%)、「カードにメリットを感じないから」(31.3%)が3大理由として挙げられています。

相次ぐ人的な登録ミスにより、個人情報の保護の観点から「マイナ保険証は信頼できない」という認識が強まっているように感じます。国家公務員の皆さまですら、利用率4.88%というのは多大な税金を費やし推進されてきた方々が叩き出す数値なのか些か疑問なところです。

他にも、実際に運用は始まっているのに事務的な処理の遅さが非常に目立ちます。

具体的に申し上げると、転職なさった時など、マイナ保険証に新しいデータが反映されるまでに非常に時間がかかっています。そのため、マイナ保険証を使用するにもすでに資格喪失した保険証のデータが残っていて医療現場も患者様自身も迷惑を被る事があります。

例えば、

1/31 前職退職
2/1 新職場に就職
2/8 医療機関受診。新しい会社で手続き中のため保険証がなく、マイナ保険証利用。マイナ保険証のデータに新職場のものが反映されていない。⇒自費負担となる

わざわざ、健康保険資格証明書という用紙を持参された方も保険者の認印がないためマイナ保険証でデータを確認させていただくと、ほぼデータが反映されている事がないのが現状です。また、健康保険資格証明書は保険者の認印(会社の印鑑ではありません)があって初めて効力を発揮します。持参される際はご注意願います。

また、マイナ保険証の操作で顔認証したりするのも足が悪い方だと大変なのです。機械画面にお顔がうまくうつらない(設置台に届かない)とか、暗証番号を忘れてしまったとかいろいろ。クリニック側もスペースの関係で設置場所がカウンターだけでは十分に活用できないという現状もあります。

現行の保険証はいつまで使える?


現在の健康保険証は2024年12月2日に発行停止と閣議決定されています。この日以降は健康保険証の新規発行をやめ、マイナンバーカードと健康保険証が一体の「マイナ保険証」へ移行される事となります。転職をしたり、保険証の有効期限が切れて新しいものへ更新する際、従来のような保険証は発行されないという事になります。

現状を鑑みますと、あと10ヶ月でマイナ保険証への移行が本当にスムーズに行われるか疑問が残るところです。保険証のかわりに資格証明書を発行するとかも言われていますが、それなら従来の健康保険証を発行したほうが手っ取り早いのではないかとも思われます。

とりわけ新規の発行が停止となるので、現行の保険証がいつどのように回収されるかによって対応が変わる事と予想されます。

マイナ保険証のメリットは?


現時点においては、非常にデメリットの項目が多く目についてしまいますがメリットはないのでしょうか?いくつか思い当たる点を挙げてみます。

●医療機関での受付時間の短縮と医療費削減
データが受付と同時に確認登録できるので、受付職員のカルテ手入力が等が省けます。初診時には数十円ですが、患者様の医療費ご負担金が減ります。

●受診の本人確認ができる
友達や兄弟の保険証で受診される事が防止できます。無駄な医療費の削減に繋がります。

●健康診断や薬剤履歴が確認できる
薬剤の禁忌や重複処方を未然に防ぐことができます。

いかがでしょうか。デメリットを払拭するだけのパワーがありますでしょうか。利用するか否かは個人的な判断になるかとは思いますが、根本的な個人情報漏洩問題のあたりを何とかしない限りマイナ保険証の利用率というのは改善されないのではないでしょうか。

待ち時間を短縮するなら?

待ち時間が少ない時って、どんな時?


病院での待ち時間。

気になるな~とか、時間がもったいないな~とか思う人も多いと思います。

大きな病院を受診する事になんてなれば、予約しているのに数時間待ちという話もよく耳にします。

では急な病気の発症ではなく、定期検査で受診をするような場合。待ち時間が少ないタイミングを見計らって受診するのはひとつの方法です。

当院における待ち時間の傾向でお話を進めてみます。

■季節的に空いているのは?

→ 秋

冬の終わりから春にかけては花粉症。新学期から初夏ごろは学校の身体測定後の再検査。夏ははやり目などの感染症。という具合に眼科の受診率が増える傾向があります。

年に一度の定期検査であれば目の病気が少ない秋がお勧めです。

■混雑緩和は何曜日?

→ 日曜と祝日

眼科クリニックなので、日曜祝日がお休みと思われている方が多々いらっしゃいます。当院は火曜と金曜が毎週休診ですので、実は日曜祝日も診察をしています。待ち時間を考えるなら日曜祝日は平均待ち時間が非常に少なくなっています。

■AMとPMでは?

→ PM

圧倒的にPM診療のほうが空いています。午前中に済ませて午後はゆっくりしようと思われる方が多いのか、午後の待ち時間は少ない事が多いです。ただ、平日の18:00以降のみ会社帰りの方が寄られる傾向にあり、混雑する事もしばしばあります。

■その日の天気でいえば?

→ 雨天の日

特に雨の日は、立地条件も影響してか空いている確率が高いです。晴れている日は出かける人も多く、そのついでに受診される方も多いです。さらに晴れている日のほうが視力も出やすいので、メガネやコンタクトレンズの処方に来院される方も多いです。あえて雨天の日を狙ってみると待ち時間の短縮につながります。

あまりにも悪天候(台風や大雪)の場合は臨時休診になる事もありますので、アナウンスをご確認の上ご来院願います。

■時間帯でいえば

→ PM3時からPM5時頃

平日午後は会社帰りの方がいらっしゃる前までは比較的空いています。日曜祝日の午後は、ベットタウンの船橋ならではなのか、明日は仕事だから早く帰宅しようという方が多い傾向ありPM3時以降はかなりスムーズにご案内ができます。

タイムリーな待ち時間を知りたいときは?


当院ホームページ上(画面右上あたり)に、只今の待ち時間を掲載しています。

15分程度おきに更新されていますので、状況を知りたい方は是非ご覧になってみてください。

電話等での目安の確認も可能ではありますが、電話対応している時間分、お待ちの方の待ち時間が増える事も考慮いただくようご協力をお願い申し上げます。

受け付け後一時外出をしたい時は?


受け付けを済ませた後、待ち時間を有効に使いたい方も多くいらっしゃると思います。

その際は外出する際、戻った際には必ずスタッフへお声がけいただくようお願い致します。

また、眼科は一部の処置を除き予約制ではありません。そのため順番をお取りおきしておく事は行っていません。戻った時点での状況に応じてご案内しています。お呼びした際に、たまたま御化粧室へ行っていたり、廊下で電話をしていて診察室や検査室へ入れなかった場合は、次の方から最短3番目以降よりお呼びします

呼ばれる順番が変更になる事もあります


いらした順番は院長スタッフともに大切に扱っています。

しかしながら、100%その通りに及びできない事もありますので、次のケースはご了承いただければと存じます。

・処置の緊急性の高い患者様がいらした
・泣きわめいている子どもが受診する

また、患者様からはわかりにくいかもしれませんが、医師の指示で診察から呼び、検査。検査から呼び診察になる場合があります。状況により、診察が混雑している場合と検査が混雑している場合があり、どんどん抜かされてしまう感じてしまう事もあります。

なるべく混雑時はスタッフからもお声がけするようにはしていますが、診察室から呼ばれるか検査室から呼ばれるかの差も生じる事がございます。

受診の際の待ち時間短縮を希望される方は、ご参考になさってみてください。(※予約制ではありませんので、確約はできません。)

眼科受診時の持ち物や気を付ける事

眼科を受診するときの持ち物リスト|スムーズな診察のために


「眼科を受診するとき、何を持って行けばいいですか?」というご質問をよくいただきます。診察をスムーズに行うために、必ず必要なもの・あると便利なものをまとめました。

  • マイナ保険証と資格確認証
  • 診察券(2回目以降)
  • お薬手帳・糖尿病連携手帳など
  • 人間ドックや健康診断結果、他院からの紹介状
  • メガネの度数や使用データの控え
  • コンタクトレンズデータの控え(箱やレンズケースの記載部分)

これらをお持ちいただくと、診察がより正確かつ迅速に進みます。
たとえ2回目以降の受診でも、健康診断や他院受診で新たな情報がある場合や、メガネ・コンタクトの度数変更があった場合は必ずお知らせください。
「前回と同じ」と思っていても、細かい変化を把握できることで、より適切な診療が可能になります。

眼科を受診するときのメイクについて


眼科受診時は、特に目の周りのアイメイクを控えていただけると診察がスムーズです。

マスカラやアイシャドウのラメは、診察中に目の中に落ちてしまうことがあります。また、つけまつげはまぶたの裏を診察する際に外れてしまう場合があります。
目の健康のためにも、アイメイクは最小限またはオフしてご来院ください。

コンタクトレンズをつけたまま受診しても良い?


コンタクトレンズを装着して受診するかどうかは、目的や症状によって異なります。

外してきてほしいケース

  • 充血、目やに、痛みなどの症状がある場合
  • ハードコンタクトからソフトや眼鏡に変更を考えている場合(1〜2週間装着なしが望ましい)
  • その他、目の異常を感じている場合

着けてきてほしいケース

  • コンタクトレンズの定期検査

定期検査では、フィット感や視力の出方を確認しますので装着してご来院ください。
ただし、診察内容によっては外していただく場合がありますので、コンタクトレンズケースやメガネを必ず持参してください。

眼科受診後の忘れ物にご注意


診察後は、お持ちになった物を忘れずにお持ち帰りください。当眼科で特に多い忘れ物は以下の通りです。

  • メガネ、メガネケース
  • 傘、日傘
  • コンタクトレンズケース
  • 帽子類

中には、イヤホン、スマホ、時計など高価な忘れ物もあります。
スタッフも気づいた時点でお声がけしますが、すれ違いになることもありますので会計時にお手荷物を今一度ご確認ください。

マイナンバーカードが保険証として使えます

マイナンバーカードが保険証となります


2021年10月、今月からマイナンバーカードが保険証としても使えるようになったのはご存じでしょうか。当院さくら眼科でもいち早くこの確認システムを導入しました。

現状では導入した医療機関は5%程度、マイナンバーカードを持っているという方も国民の40%弱という報告もあります。しかし、活用してみると便利で待ち時間の短縮にもつながります。今後は様々な医療機関で使用可能になるのではないでしょうか。

このウサギの「マイナ受付」マークが目印です。当院でも受付カウンターに設置しています。

マイナンバーカード受付

マイナンバーカードを保険証として使うメリットとデメリット


先ずはメリットとして、クリニックにおける待ち時間の短縮です。今までは従業員が保険証を預かり、目視でシステムに入力や確認をしたりするため間違えないよう気を付けながら処理をしていた訳です。これが、マイナンバーカードを使うと必要なものが全て電子カルテシステムに「ピッ」と数秒で完結されます。

続けて保険証に切り替え中ですとか、一時的に手元に原本が無い場合でも加入していれば資格の確認がとれます。以前までは健康保険組合から後になって「実は使えませんでしたので支払いを」という請求がいく心配もありません。

他にも、転職や引っ越しをしてもマイナンバーカードを持っていればこれ1枚がずっと継続で保険証となります。マイナポータルのサイトでは自身の医療費や薬剤の情報を閲覧することができ、医療費の確定申告にも活躍が期待されます。

次にデメリットとして挙げられる点は、マイナンバーカードを保険証とリンクさせる事が必要です。スマホやパソコンの操作が苦手な方にはちょっとハードルが高く感じられるかもしれません。今のところ、これをクリアすれば滞りなく運用できるのではないかと思われます。

クリニックでの実際の使い方


当院さくら眼科で、マイナンバーカードを使って受け付する方法を簡単に説明します。

①診察券を受付スタッフに渡し、カウンター上の読み取り機にご自身のマイナンバーカードをセットします。

マイナンバーカードの読み取り

②カードを所定位置に置くと、本人であるかの確認画面が表示されます。確認の方法は「顔認証」か「マイナンバーカードのパスワード」のどちらかで行います。

マイナンバーカードの本人確認

③顔認証を選択するとご自身側のカメラが起動されますので、お顔全体が写るようにカメラの前に立ちます。(マスクで反応しない場合は、少しマスクを下にずらします)パスワードの場合はタッチパネル画面に入力します。

マイナンバーカード顔認証

④数秒で認証されますので、カードを抜き取ります。マイナンバーカード受付完了

これで受付手続きは完了です!なんともスムーズに終了します。

(※当院で採用しているアルメックス社の方法で紹介、引用させていただきました。)

マイナンバーカードの保険証利用開始方法


マイナポータルサイトでは、その使い方について詳細動画で紹介されています。リンクを貼らせていただきますので、ご興味のある方は是非参考にしてみて下さい。

ポータルサイトはこちらです。

https://myna.go.jp/html/hokenshoriyou_top.html

医療機関においても電子化が着々と進んでいます。当院でも待ち時間の短縮やスムーズに診療を受けていただくために、様々な機器を導入して対応していくよう努めております。

新型コロナウィルス「抗体」検査をご希望の方へ

当院、さくら眼科美容皮膚科では新型コロナウィルスの「抗体」検査を行っています。※【2022年8月31日で終了しました。】


所要時間:約15分

対象:高校生(16歳)以上

検査方法:指先からの少量の採血によって判定

費用:自由診療
8,000円(税込み8,800円)健康保険適応外

各種クレジットカード利用可、事前予約も不要です。

※現在新型コロナウィルスにかかっているかどうかを調べる検査ではありません。すでに発熱等の症状がある方は受診をお控え下さい。また、現在の日本において抗体検査の結果は新型コロナウィルスの陰性証明にはなりません。

そもそも抗体(こうたい)検査とは?


現在も日本で猛威をふるう新型コロナウィルス。このウィルスに感染しているかどうかを調べる方法は大きく分けて3つあります。

①PCR検査:
現在かかっているかどうかをウィルスの遺伝子を増幅させて精密に調べる検査です。鼻や咽頭からの細胞を採取して検査をしますが、採取したところにウィルスが存在していないと陰性と出てしまうこともあります。

②抗原検査:
現在かかっているかどうかをウィルスが出す特殊なタンパク質の検出で調べる検査です。検査の精度はPCR検査よりも劣るとされますが、より短時間で結果を判定することができることが利点です。

③抗体検査:【当院にて行っています】
上述したPCR、抗原検査はいずれも「今現在かかっているか否か」を調べる検査でした。これに対し抗体検査は「過去にかかったことがあるか否か」「今、抗体をもっているか否か」を調べる検査です。

新型コロナ抗体検査

特に新型コロナウィルスは感染しても「無症状」で過ぎてしまったということも多く報告されています。ご自身が過去に感染したことがあり免疫抗体がすでに作られていたのかどうかを知ることができます。

感染が流行っているからといって全国民が随時PCR検査を受けることは非常に困難です。スクリーニングをして精査が必要かを見極める事も大切です。例えば、新型コロナウィルスに関わらず健康診断は元気な人でも本当に異常がないかを調べるために定期的に受けていますよね。当院ではこのように健康診断的な意義があると考え抗体検査を実施しています。

抗体検査の判定方法


新型コロナウィルスに感染すると、人間の体内では侵入してきたこのウィルスと戦うため免疫システムが作動します。感染から数日程度で体内に「IgM」 という抗体が作られます。さらに感染から1週間程度で「IgG」という抗体が作られます。感染からおよそ3週間程度でIgG抗体がほぼ100%の人に作られる事になります。

これらの抗体が血液中にあるか否かを指先からの少量の採血で判定します。

(1)利き手とは逆の中指の腹のあたりからチクっと医師が注射器で血液をとります。

(2)検査キット(当院ではPCR結果との高い符号率を示す検査キットを採用)に採取した血液を注入します。

(3)10分後に結果が出ますので、医師が現状について説明します。

IgM抗体が陰性かつIgG抗体が陽性であれば、抗体ができている免疫状態(すでに過去に感染して、新型コロナウィルスに対する免疫が出来上がっている)と判定されます。

抗体検査はどんな人が受けているの?


検査を受ける理由は多々あると思われますが、実際には次のような方々が抗体検査を受けられています。

◆仕事上、不特定多数の方と接する機会が多いので短時間で手軽に感染していないかどうかを定期的に確認しておきたい

◆ちょっと前に風邪を引いたが、実は新型コロナウィルス感染症ではなかったかを知りたい

◆家族や職場などの身近なところで新型コロナウィルスにかかった人がいた。濃厚接触者認定にはならなかったが、自分が無症状感染をしていなかったかを知りたい

◆仮に1度調べて抗体を持っているとの判定であっても、その後いつまでその抗体の効果が続くかは現在では不明(2度目の感染やブレイクスルー等も報告されていますが、半年程度は続くのではないかという研究結果も発表されつつあります)なので、現在も存在しているかを知りたい

いかかでしょうか。ご自身の健康維持のために抗体検査を是非活用してみてください。

海外旅行中に現地の病院にかかったら?

お盆休みも終わり、さくら眼科も今日からまた通常診療を開始しました。ところで、長期の休暇で海外に行かれた方も多いと思いますが、渡航先で急に体調を崩してしまったり怪我をしてしまうこともあるかと思います。

旅行2もし、急きょ現地の病院を受診したら医療費の領収書や明細、同意書などはとっておくようにします。治療の日本で給付可能な治療やお薬代は、帰国後に自分の加入している健康保険団体に申請すれば健康保険の対象として考えられ、医療費が被保険者に払い戻されるという制度があります。手元に戻る医療費は、日本で認可されていない治療や薬は対象から外されます。また、外貨で支払っている場合は支給申請の決定がおりた時の為替レートでの計算になるため、ピッタリ支払った同額が戻ってくる訳ではありません。

日本と海外では医療制度や治療方法にも差があるため、予想とは違う金額で償還されるケースもあります。海外旅行の医療保険に入らずに、高額の治療費を海外で急きょ支払ってしまったという場合には、このような制度もありますからご自身の加入している保険団体に確認してみると良いかもしれません。