ムコスタ点眼液の苦さはどのように解消する?

ムコスタ点眼薬UDドライアイの改善として利用さる「ムコスタ点眼液UD」という目薬があります。似たような目薬で「ジクアス点眼液」もありますが、ジクアスとの大きな違いは、ジクアスは涙の量を増やすのに対し、ムコスタは【涙の質】を改善する部分にあります。

防腐剤無添加、効果が発揮されるまでにジクアスは半年程度といわれていますがムコスタは2週間程度。効能的には申し分ありません。

しかし、この点眼薬。患者様からの訴えが多いのは、

苦いっ!!

ということです。
目薬なのに苦いってどういうこと?!と思われるかもしれませんが、目薬も点眼すると鼻涙管という管を通って目→鼻→のど、と流れていくのです。その為、苦いという味を感じてしまうのです。

苦さを抑えるためには、点眼したら目頭のあたりを人差し指で数分押さえてみます。こうすることによって、のどへ流れていく量を抑制することができます。

また、点眼前にコーヒーを飲むことでムコスタ点眼液の苦味を回避できるとも実験によって解明されています。コーヒーの持つ苦味や香りが、ムコスタの苦味を感じさせないようにする効果があるようです。コーヒーが苦手でなければ試してみるとよいかと思います。

処方された目薬を正しく使用しましょう

目薬点眼
眼科を受診された際に先生から処方された目薬、正しく使えていますか?

1、まずは手を石けんでよく洗います。
2、目薬のキャップを外します。このとき、容器の中の先端に手が触れないように気をつけます。外したキャップも清潔な場所に置くようにすることも大切です。
3、下まぶたを下に引いて、目薬を目の中に入れます。目薬を何滴も入れてもあふれてしまうので、確実に目の中に入ればお薬の量は一滴で充分です。このときも先端がまぶたに触れたりしないように注意してください。
4、さした後はまばたきをせずに、1分間ほど目を閉じます。目薬をさした後はパチパチとまばたきをする・・と思っている方も多いと思いますが、まばたきをすると目薬が流れてしまうため静かに目を閉じておくのが正解です。
目を閉じて目の周りにあふれた目薬はティッシュなどでふき取ります。

目薬は開封してから1ヶ月以上過ぎてしまったものは使用しないようにしましょう。二種類以上処方された場合は、5分間ほど感覚をあけてさすようにしましょう。
処方された目薬の効果を高めるために、正しい点眼方法をもう一度よく確認してみてください。
お薬の処方せんの有効期限は処方された日を含めて4日間となっておりますが、基本的にはすぐに使用していただくものになります。できるだけ早く薬局でお薬を受け取るようにしてください。

目薬1つ1500円でもニーズ拡大。

先日、新聞を読んでいたときにこんな見出しを見つけました。

「1500円」高級目薬が売れる理由 現代人のニーズに応えて高機能化

目薬1本に1500円?!しかも、そんなにニーズがあるのかと正直驚きました。A子、眼科で働いていますが、こんな高級目薬は使ったことありません~;

しかし、市販薬として活躍する目薬は改良に改良を重ねて現代のデジタル社会に対応した製品になっているようです。主に「疲れ目」「ドライアイ」の症状を改善させる目薬が大ヒットしているそうです。

眼科で処方される目薬と違うのは、やはり「多機能性」。有効成分の配合が多ければやはりお値段も比例して上昇しますよね。

一例をあげますと、参天製薬さんから出ている「サンテ メディカル12」。

サンテメディカル12ネーミングのとおり、眼の疲労への有効成分が12種類も配合されています。

◆ピント調節の観点からは、「ビタミンB12」「ネオスチグミンメチル硫酸塩」

◆乾燥から観点では「コンドロイチン硫酸ナトリウム」

◆代謝促進機能向上の観点では、「ビタミンB6」「L-アスパラギン酸カリウム」「パンテノール」「タウリン」

その他、抗炎症剤を含め5種などを配合して、現代人の【疲れ目】を緩和させるという超高級品です。

こういった市販の目薬は薬局薬店で手軽に入手できますが、しっかりと用法・用量の指示を守って使用するようになさってくださいね。また、症状が酷くなるときには早めに眼科を受診すること大切です。”高級”目薬が注目されるなんて今まではあまり耳にしませんでしたが、目に対する関心が大変高くなっているという点では良いことなのかもしれません。

クリアデューO2セプトで感染症予防

コンタクトレンズの感染症といえばソフトレンズ使用者が圧倒的に多いものですが、ハードレンズを使用していても、約20人に1人の割合で発症しています。この感染症を予防するために、他の製品と違う除菌ができるのがオフテクス社より発売されている「クリアデューO2セプト」です。

クリアデューO2セプトハードコンタクトのケースなどにも、よく「抗菌仕様」という表示がついている物がありますが、抗菌と除菌は違います。抗菌は菌の繁殖を防止すること、除菌は菌の数を減らすことなのです。

除菌ができるクリアデューO2セプトは、洗浄前にレンズに付着している菌を減らすことができます。同社の除菌試験では緑膿菌とセラチア菌を用いて、抗菌のケア用品との除菌効果を比較したところ100~10,000倍の差が出たことが認められています。

どのケア用品も同じ!!と、思っていらっしゃる方はハードレンズ用の洗浄はクリアデューO2セプトを選択してみてください。もっと調子がよく使用できるはずですよ!
パッケージもリニューアルのようです☆

ジェネリック医薬品にするか否か。

ジェネリック医薬品は「効果効能は先発品と同等」と厚生省から認められていて、なおかつ価格も安価だということは以前もこのブログにてお伝えしていましたが、ジェネリック医薬品は「安い」だけではないのです。

薬飲みやすい大きさや形に改良したり、にがみを抑えたりと患者さんの負担が少しでも減るようにさらに開発が進んできているのです。使いやすくて安いなら誰だってこちらを選びます。

A子個人的にもジェネリック医薬品には賛成なのですが、実は気をつけなければならない部分もあります。確かにジェネリック医薬品は良いことが患者さんにも沢山あるのですが、効果の出方や副作用などを疑問視する医師が多いというのも実情のようです。

例えば、効果効能は同等という点。同等という表現にされているのは「完全一致ではない」ということです。同等の効果があると認められる誤差は許容範囲10%程度はあるのではないかと言われています。統計をとって効果効能の同等レベルの試験をクリアしても、添加物などに差があると薬の体内への吸収量等にも変化が起きたりという「効果の出方」に差が生じる場合もあり得るということです。

患者さん自身もジェネリック医薬品がどういったものであり、ご自身にとってどんな薬なのかとい事をよく知った上で使用することが大切です。担当医師や薬剤師とよく相談をして選択なさるのが一番です。

眼軟膏を塗るときは、綿棒をご活用ください☆

眼のフチのあたりの出来物とか、目頭のあたりとかにプチッと炎症があったりすると眼軟膏なるものがお薬として処方されることがあります。

軟膏は通常、清潔な手や指で塗ることが多いのですが目のフチのような細かい部分にはなかなか塗りにくいものです。

抗菌綿棒
良い方法は?!というと、「抗菌の綿棒」を使用することをお勧めします。薬局薬店などで数百円くらいで購入できます。綿棒の先に適量を出して、炎症部位に持っていくと塗りやすいです。また、炎症を起こしている部分なので直接指で触れるよりは抗菌の綿棒を用いる方がより清潔な状態で薬を塗布できますので、手指の常在菌から悪さを未然に防ぐことにもつながります。

ちなみに、強度の遠視眼であったり老眼の度合いがかなり進んでいる方は目元の細かい部分に薬を塗るのは大変なことです。このような薬の塗布に限らず、特に女性の場合は何歳になってもお化粧はするものなので、アイメイクをするときは非常に涙ぐましい努力をされているのです。是非ともご家族が率先して協力してあげてください。

充血を取る目薬って何?

「目が赤くなりやすいので、赤くなったときに充血を取る目薬を処方してください」

患者さんから、漠然と発せられた一言でした。そんな目薬があるのだろうか?!と、一瞬考えてしまいました。よくお話を伺って見ると、TVコマーシャルなどで目が赤くなりやすい人に!というようなキャッチコピーで宣伝をしていた市販薬があるとのこと。確かに、目が赤くなりやすくて、外見的に気にされてしまうというのもわかります。

そもそも目の充血は、目が疲れたり、表面が乾燥し始めたりすると、目を守るために血液が集結するために起こります。これは目の防衛機能といっても過言はありません。そして患者さんのおっしゃているような市販薬には、「血管収縮剤」とよばれる成分が含まれ、確かに一時的に赤くなっている症状を抑える働きを持っています。

しかし、血管収縮剤は外見だけの改善であり、根本的に充血を起こしている問題を解消させるわけではありません。むしろ、血管収縮剤の効き目が切れたときにさらに症状は悪化することでしょう。

そして、最初のテーマにもどりますが、眼科医の処方する目薬には、血管収縮剤が含まれるものはありません。もちろん防腐剤も入っていません。治療を目的とする以外、不要なものは混入されていませんので、薬の有効成分が目に負担をかけることなく届きます。

便宜上、市販薬を購入されるという方も血管収縮剤の入っていない【第3類医薬品】を選択するようにして、症状が改善されないのであればすぐに眼科医の診察を受けるようにしましょう。

ついに市販薬がネットで解禁。

数年間の間、薬の販売は「対面販売」が基本とされネット販売ができなくなっていました。

しかし、今年6/12の法改正によってほぼすべての市販薬がインターネットを経由で買えるようになりました。

この問題は、昨年の1月のネット販売業者の訴訟がきっかけになっています。
本来は”薬の説明がなされずに使用されては危険”
との判断から、ネット購入が規制されていました。

しかし、規制される前までは普通にネット販売されていた薬が急に買えないという事態が起きました。
すぐ近くに薬局があり、市販薬が手に入る方にとっては
さほど不便になるということはありませんでしたが、
足が悪くて外出がままならない、もしくは離島などに住んでいて、近くに薬局がない
などネット経由でしか手段がなかったという患者さんにとっては
非常に大問題でした。

結局、訴訟はネット業者側の勝利で、販売規制が全面的に解除されたというわけです。

以前よりこのブログでも取り上げてきた内容ですが、
薬のネット販売自体は大変便利なものです。
ですが、『本当にその薬を投与して問題ないのか』『誤った使用法をされないか』等、
当初の問題点が解決された訳ではありません。

買い求める側が、誤使用をしないように自己防衛をしっかり果たす責任も大きくなったわけです。ネット販売も便利なものであることには変わりありませんので、
上手に活用するようにしましょう!

お薬手帳と医療費。

今、ほとんどの病院で先生の診察を受けた後
薬局に薬の処方箋を持っていって、薬剤師さんからお薬をもらう。という流れに
なっています。

複数の医療機関を受診されている患者さんだと、
いつ
どこの先生から
どんな薬が
どのくらいの量

処方されたかということを、正確に把握するのはなかなか難しいことです。

そこで、お薬手帳が世に出回ったということですが、
これにもやはり費用がかかります。

薬局で薬代を支払うときに「薬剤服用管理指導料」という費用が発生します。
料金は3割負担の方で現在までは130円でした。

この料金は、上述のようなお薬の情報の他、
「患者さんの飲み残した薬の数の確認」
「先生の処方した薬に、後発品(ジェネリック)があるかどうかの情報提供」
をすることも条件で、
これらの項目がすべてできたときに、薬剤服用管理指導料が発生します。

ですので、
・お薬手帳そのものを持っていない方、
・忘れたりして、途中の記録が抜けている方(薬剤師さんからシールで手帳に張るように指示されても貼られてない方)
など、うまくお薬手帳が活用されていないケースも見受けられ
無駄に費用を支払うということが発生しているのも現状です。
そのため、今月4月から、【おくすり手帳を必要としない患者】さんの
薬剤服用歴管理指導料は、3割負担の方で110円。
現状よりご負担が20円安くなるという制度に変わりました。

薬の管理、という意味では是非ともお持ちいただきたいものですが
活用してこそ意味のなすものです。

使用されない方は、薬局窓口でお薬手帳の記載不要と申し出れば、
この管理料を算定されなくなりますので、
健康管理を考えた上で調整してみるのも良いでしょう。

余った目薬は捨てましょう。

急性的な結膜炎などにかかると、眼科で目薬が処方されるのが一般的です。

診察の際に、目薬をつけて数日から1週間程度でよくなりますよ!と言われ、指示通りに目薬をさすとすぐによくなってくると思います。

処方される目薬は、使い切ってくださいと大抵の場合は指示があるとは思いますが、薬の処方が変更になったり、多めにもらったけど余った・・というケースがあったとき、目薬はどうしていますか?

開封済みの目薬については、開封時から1ヶ月を目安に捨ててください。

勿体ない!!と、思うかも知れません、安全性を第一に考えると、開封後きわめて期間の経過した目薬を使うのは大変危険ですから、注意しましょう。

実際の捨て方ですが、余った目薬のボトルごと捨てては駄目です。また、液を水道とかに流すのも汚染問題です・・。

「ボトル」から「液」を出して捨てますが、液はちり紙などに吸わせて出します。ごみの分別は【可燃ごみ】になりますので、あとはそのちり紙と容器は丸めて捨てるだけです。

眼軟膏の場合も、ちり紙などに軟膏を絞り出して可燃ごみへ捨てます。

(容器は、もし金属やプラスチックなどになってるものでしたら、そのように分別してください)

 

ちなみに未開封の容器であれば、有効期限がボトルに記載してありますので、その期限までは使用できます。
いつも新しい目薬を使うように心がけましょう!