2012年、年末にノロウィルスが大流行

こんな年の瀬に、ノロウィルスが大流行していると連日ニュースで報道されています。今日もまたノロウィルスの集団感染で4人が死亡したと報道されていました。嘔吐や下痢、酷いと死に至るような感染症です。主な感染ルートといって思いつくのは、「食事」のときと思いがちですが、気をつけなければいけないのは、食べ物だけではありませんよ。

すでにノロウィルスにかかった方の嘔吐物を片づけたり、使用後のトイレを掃除したりするときに飛び散ったしぶきや、空気中に浮遊しているウィルスを吸い込んだ場合でも感染します。目に見えない、空気中に浮いているウィルスなんて吸ってしまったことすら最初はわかりません。本当に恐ろしいです。そして眼科として注意していただきたいのは目の粘膜から感染するケースです。

ウィルス自体は目に見えませんから、例えば、ウィルスに感染した方がドアを開けようとして掴んだドアノブ。ここにもこの時点でウィルスがつきます。知らずにそのドアノブを触り、ウィルスが付着したと気づかずその手で目をうっかりこすったりしても感染します。他にも、コンタクトレンズなど着け外しの際も目に直接触れる事になりますから手首のあたりまでしっかりと手洗いをしてから取り扱いしましょう。

どこでウィルスが付着してくるかわかりません。自己防衛を是非心掛けてみてください。

VDT症候群で疲れ目

パソコンやゲームを長時間すると目に良くない・・・とか良く耳にしませんか?

最近、パソコンなどの作業を長時間つづけることで、VDT症候群といわれる新しい病気が増加しています。

VDT症候群とは、別名テクノストレス目症とも呼ばれる病気で、

パソコンのディスプレイなどの表示機器(Visual Display Terminal)を使った長時間の作業により、

目や体、心に影響のでる病気です。

主な症状は・・・

体の症状・・・肩がこる、首や肩、腕が痛む、 だるい、慢性的になると背中の痛み、手のしびれ

精神の症状・・・イライラする、食欲減退、不安感をまねく、抑うつ状態になる

目の症状・・・目が疲れる、視力の低下、かすむ、痛み

眼科での治療法は、目の疲れをやわらげ、うるおいを与える点眼薬が処方されたり、

メガネの処方などで様子をみます。

また、VDT症候群にならないために、毎日の予防や対策が大切です。

予防や対策の方法は、1時間ごとに10分~15分の休憩をとったり、

遠くの景色をながめたりしましょう。

適度に体をうごかして緊張をほぐしたり、画面の反射をさえぎるフィルターなども効果的です。

また、ドライアイが悪化しないよう意識的なまばたきも大切です。

作業中、目に異常を感じたら、早めに眼科を受診してください。

 

まったくパソコンやゲームをしないというのは、ちょっと難しい話ですよね。

仕事でパソコンを使って、家に帰ったらネットを・・・お休みの日にはゲームも・・・

そんな方多いと思います。

ちょっとの工夫で目を守っていきましょう。

 

ピアスは大人になってから?!

高校生くらいになると、ピアスをつけて、おしゃれをしてみたい。そんな楽しみがでてくると思います。しかし、大抵の学校は規則として、ピアスを許可するという事はないでしょう。生徒に任せた自由な校風という学校を耳にしたことはありますが、極めてまれなものです。

当院でもピアスホール希望という学生さんがいらっしゃいます。すべてを「NO!」とは言いませんが、学生さんはまずは保護者様の了承を得てからにしてもらっています。

保護者様の同意書というものがありますので、未成年の方は必ずお持ち頂いての施術になります。(16歳~19歳まで)同意書はホームページから印刷、もしくは受付窓口に用意してございます。

また、当院で行うファーストピアスの穴あけは医療用のチタンピアスを使用しています。金属アレルギーがあるという方でも、安心して行うことができるようになっています。症状がひどい方は樹脂製のクリアピアスも用意しています。

施術自体は、ほんの一瞬です。専用のピアッシャーにて、あっと思った瞬間にピアスの穴あけは終わっている感じです。患者様が、「一瞬だった!!」とよく感想をおっしゃっています。

ピアスホールを形成したら、アフターケアもしっかり行いましょう。ピアスの癒着を防ぐために、ファーストピアスをくるくるとよくまわし、先生から処方される軟膏を使って細菌感染などが起こらないようにします。温泉やプールなども避けるようにします。アフターケアがきちんとできる事もお約束いただいた上で施術になります。

クリスマスなのに、はやり目に!!

今日はクリスマスイブです。クリスマスイブで、さらに3連休中ということもあり毎年のことですが、さくら眼科はこの日は空いています(苦笑;)きっと皆さま、ご家族やご友人と楽しいひと時を過ごしていらっしゃることでしょう。喜ばしいかぎりです^^

しかし、こんな日に目を真っ赤に腫らしてして来院される患者さんもいらっしゃいます。メヤニもとまらず、かゆいなど多くの症状を訴えます。

診断の結果は「はやり目」。ウィルス性の感染力のきわめて高い結膜炎です。こんな寒い冬であろうと感染元は存在しているのですね。感染してしまったら、感染力がなくなるくらいまでは学校や会社を休まなくてはいけません。

また、感染力が非常に強いので家族の方も食器やタオルなどを含め別にして使用する必要があります。食器を洗う時も、お風呂も最後にシャワー程度でというように配慮が必要です。触ったものも消毒をし、ともかく感染しないよう対策をしないといけません。

感染すると、3日~1週間程度の潜伏期間を経て発症します。今日みたいな日に発症してしまうとはとんだクリスマスプレゼントになってしまった感じです。放置すると、後遺症が残ります。放っておいても良いことはありません。眼科をすみやかに受診して、早く完治させることが大切です。症状が落ち着いてきても、自己判断で薬をやめてしまうことも後遺症の原因になりますから大変危険ですよ!先生から薬をやめて良いと言われるまでは、症状が回復してきていても使い続けましょう。それほどウィルスというのは非常に厄介なものなのです。

オプティフリーに「プラス」とついていますか?

オプティフリープラスオプティフリーこの2つの商品はどちらもオプティフリーという商品ですが、よく見るとちょっと違いがあります。違いが分かりますか?

左の青い帯の方がオプティフリープラス。プラスと表記されています。従来販売されていた商品は「オプティフリー」ですが、これに「プラス」がつくと 何が違うのでしょうか?

通常のオプティフリーに【プラス】されたのはテトロニックという成分です。テトロニックがプラスされたことにより、こすり洗いの効果をUPさせてくれます。また、テトロニックは保湿効果に優れるため、洗浄後のレンズに水分を引き寄せる働きがあります。これらの点を比べますと最後に「プラス」とついているか否かで大きく違いがでますね。

安売りのドラッグストア等で「激安!!」とあるほうは、大抵の場合が「プラス」とついていないタイプの方です。船橋近辺でも「プラス」の方はどのお店でもそれなりの値がついていますので、よく確認をしてみるとよいでしょう。

また、使い方についての確認です。オプティフリーのようなこすり洗いタイプの製品は、片面30回・レンズは左右表裏ありますから1日合計120回は、コンタクトレンズをこする必要があります。こすり洗いが上手にできていないと、汚れがついたままのレンズをまた翌日装着することにもなりますから注意です。他にも「オプティフリーがつけ置き洗浄剤だと思っていた!」という衝撃的な発言を患者様より伺う事があります。使用方法の説明書をよく読むことも重要です。

確定申告時、医療費控除の対象となる眼鏡。

通常、近視や遠視などを矯正するために眼鏡を作ると思いますがこれらは適用外です。9割以上の方が当てはまることでしょう。しかし、医師が病気の治療のために必要と判断した眼鏡作成については医療費の控除対象になる場合があります。

ただし、細かい条件があります。まずは、厚生省の定めた疾病にかかっていること。弱視・斜視・白内障・緑内障・その他、難治性の疾病などです。さらに、弱視の場合なら0.3未満の矯正視力であること。斜視であれば、両眼合わせて2プリズム以上の度数が必要とされている。白内障の場合は、白内障手術後の視機能回復のためなどと一例には挙げきれない数多くの規定があります。

そして治療上、必要と判断された眼鏡の処方箋には、通常の眼鏡処方箋にはない項目が追加記載されます。眼鏡を必要とする理由として、患っている病名と治療を要する症状が記載されることになります。他にも「遮光眼鏡(ブラウン25%ハーフ)」「多焦点の種類(2重焦点)」などレンズの種類までも事細かに指定されます。

これらの記載が眼鏡処方箋(指示箋)になければ、医療費控除には該当しない眼鏡を作ったんだなという判断で良いでしょう。

緑内障の方が、レーシックができない理由。

ほんの数十分で近視が治せるという手術レーシック。しかし、手術をする前に「緑内障を患っている」「もしくはその疑いがある」という方は、レーシック手術は原則として受ける事ができません。

まず、緑内障の疑いのある方や家族既往歴等で罹患しやすい方は定期的に緑内障が発症しているか否かの定期検査を継続的に受けると思います。しかし、このような方がレーシックをするとその定期検査で緑内障の発症が見逃されてしまうリスクが高くなります。何故かといいますと、レーシック後の角膜は形状が変化して薄くなります。その結果 眼圧を測っても正確な数値を測定できない状態になります。

緑内障は眼圧が高くなり、視神経を圧迫して視界をせまくしていくという症状が典型的ですので、眼圧値が正常に測定できないという点に要注意です。一度ダメージを受けた視神経は二度と回復しません。かなり高いリスクを背負うことになります。デメリットのほうがこの場合大きいと感じます。日本人は40歳以上で5%の方が緑内障にかかっていて、世界の水準と比べると高い数値を出しています。

それでは、すでに緑内障にかかっている方の場合です。レーシックという近視矯正手術では、黒目の部分(角膜)を薄く切り、目にふたをするようなフラップをつくります。この時に、目が動かないようにするため眼球を吸引します。この吸引することにより眼圧が一時的に上昇させられます。そうすると、眼圧を下げる薬を使って緑内障をコントロールしているのに眼圧を上げてしまう行為をすると、視神経を傷つけ緑内障を発症させることになります。この理由から、レーシックそのものが原則として 禁止されています。

しかし、余談となりますが、このフラップを作らずに行うタイプもありますので術式や先生の方針によっても差が出ているのは確かです。

好きな人の前で泣いてはダメ?!涙のにおいって?

人間の嗅覚で、涙にニオイがあってもそれをかぎわける事ってできると思いますか?また、涙のニオイってどういうニオイかなんて説明できますでしょうか?私が思うには 「涙は無臭」という一般的な概念があると思います。

しかし、イスラエルのワイツマン科学研究所である実験が行なわれました。その結果、「男性が女性の涙と生理食塩水のにおいを無意識に嗅ぎ分けられる」ということが科学的に証明されたというのです。そして、その結果、女性の涙のニオイをかいだ男性はテストステロン(男性ホルモン)の低下がみられるということがわかりました。

という事は、「昔から女性の涙は女の武器 」とか言われてきましたがちょっとその武器の意味がこの研究結果で変わったことになりませんか?女性が好きな人の前で泣いてしまった場合、相手の男性にとっては、その女性の魅力が涙のニオイによって無意識のうちに低下してしまっているということです。好きな人の前で泣くときは要注意ですよ(汗;)

しかし、テストステロンは男性の攻撃性を象徴します。逆に考えますと、例えば怒りまくっている男性上司の前で女性は泣いてしまえばその上司の怒り(攻撃性)は涙のニオイによって少しおさまっていくということになります。

女性の涙は使い分け?!が必要のようです。しかし、涙のニオイを無意識のうちにかぎわけるってすごい事です。人間の嗅覚も捨てたものでもありませんね。

ドライアイでも、視力は落ちます。

ドライアイだと目が乾く。これは確かな自覚症状ですが、ドライアイでも見えにくくなるってご存じでしょうか?

何故かといいますと、ドライアイの方は目を保護する涙が必要なだけ分泌されずにピントを合わせる力が低下してしまいます。目の表面の乾燥が起こると、目がかすんだり視界がぼやけたりします。まばたきを意識的にしたり、目薬を点眼すると見えるようになるという方は要注意です。

裸眼の状態でも起こるこの症状ですが、特にソフトコンタクトレンズ使用者の方は要注意です。コンタクトレンズによってさらにドライアイ症状を悪化させてしまうからです。起床後から午前中くらいまでコンタクトを着けたときは問題なく、時間が経つと見えにくくなる。途中で 目薬をさすといくらかマシになる。これらの症状はドライアイそのものです。この症状が出た時は、状態が落ち着くまではコンタクトレンズを着けることはしばらくお休みしましょう。慢性化するようでしたら、レンズの装着そのものを考えることになります。

無理に先生にお願いしてコンタクトレンズの処方を希望される方もいますが、あまりお勧めはできません。また、パソコンなどの作業をされる方はまばたきの回数が通常の1/4程度の回数に自然と減ってしまいます。「意識的にまばたきをする」ということはドライアイの症状の対策としてとても有効な手段ですので、しっかりと行うよう心掛けたいところです。

ハードコンタクトレンズが突然くもる原因。

この時期に「最近、ハードコンタクトレンズが曇るようになった」という相談をよく受けます。年に1回交換をされる方も多い時期ということもあり、たまった汚れが視界を遮ってしまっているのでしょうか。

しかし、急に数日前からくもる。

という方に確認していただきたいのは、特にこの時期は「ハンドクリーム」なのです。

気を付けているつもりでも、ハンドクリームを触った手でうっかりコンタクトレンズを手に取ってしまうとレンズ表面がくもります。

ハンドクリームのような油汚れは肉眼では確認しにくいものです。レンズを透かしてみても汚れている(白濁した)ようには見えない、それなのに見え方に影響が出る。という方は手を石鹸でよく洗って、レンズを外して手にとりヌルヌルした感じがないかどうかを確認してみてください。 レンズを触った時にヌルッとしているようなら、油汚れが付いてしまっている可能性は大きいです。

この場合、脂質向けの汚れ落としなどでよく洗浄をしてみることが最初の対処法です。改善にならない場合は交換を検討しなくてはなりません。また、目のカーブなどが変化してくると今まで良好に使用していたコンタクトレンズに不調が出るケースもあります。その場合は洗浄では改善に至りません。レンズの規格を調整する必要がありますので、医師の再処方が必要と判断されます。