消費税アップで、医療費もやはり値上げ。

あと2ヶ月後の4月には、直接私たちの生活に影響する”消費税”が
8%となります。

100円の商品を買うのに、8円税金を払うということになり
スーパーなどでの買い物時はもちろん
電車賃や郵便料金、ジュースなどの自販機などの販売価格を含め
各社料金の改定をしていますね・・
医療費と家計簿

ところで、病院にかかったときの医療費は、非課税なので
消費税8%はあまり関係ないと思ってはいらっしゃいませんか?
確かに消費税として納めることこそありませんが、
その消費税分を考慮して医療費自体が値上がりします。
医療費は国が定めていて、この検査をしたら何円とか
細かく決められています。
(決して病院の先生達が各自決めているのではありません;)
病院にかかったら必ず”初診料”もしくは”再診料”のどちらかを支払うのは
ご周知のとおりです。

2月5日時点で、中央社会保険医療協議会(中医協)は
初診料は120円、再診料は30円の値上げと決定したと報道されています。

健康保険の負担額で考えると、通常のサラリーマン家庭なら
自己負担額は3割なので、初診時では36円。再診時では9円支払う金額が増える計算です。
(実際には、検査料や薬代なども合わせて1円単位は四捨五入されます)

 

しかし、医療費は贅沢品を買ったりするのと比較されるものでもありません。
具合が悪いのに、値上げするから受診を我慢する患者さんが増えるとか、
定期検査の回数を減らすとか、
ちょっと間違った方向に行かないように医療費が改定されればと願います。。。

老眼鏡。使わないメリットってある?!

40歳をすぎると、手元にピントが合いにくくなる「老眼(ろうがん)」という
症状が起こります。

老眼が始まるのには、個人差こそありますが
誰でも必ず老眼になります。

とくに老眼初期のころだと、受け入れ難い現実になるやもしれません。

手っ取り早く手元にピントが合うようにするには
老眼鏡、メガネをかけてしまうことなのですが、
初期だとどうも抵抗があるようです。

 

たしかに老眼鏡は、強制ではありません。
メガネを掛ける掛けないという事が、老眼の進行に関係することもありません。
(髪が白髪になるのと同じで、目の老化も止めることはできません)

ご自身のご判断に委ねても良いところですが、
老眼鏡を掛けないメリットって、その外見だけしか思い浮かびません。

 

老眼鏡を使わないと、手元が見えにくいので、
しかめっ面で、目を細めながら、眉間にシワを寄せて物を見る・・・。
この動作の方がみっともないような気もしますよね。

また、目と脳はつながっている器官であり
目が物を見るという刺激を取り込んでいかないと
脳に刺激が伝わらず、かえって老化現象を招く原因にもなると
言われています。

ですので、出来る限りピントが合った状態で物を見ていくよう心がけたほうが
無難ですよ!

視力検査を受ける時の注意点。

視力検査。
視力検査

 

 
子供のときから、学校や会社での健康診断に至るまで
幾度か受けてきたと思います。

検査の方法そのものは、

ランドルト環といわれる(「C」のような輪)絵を見て
輪の切れ目がある方向を答えるというものです。
やり方を知らないっ!なんて方はいらっしゃいませんよね?

しかし、ただ答えれば良い!というものでもありません。

 

患者さんにも、検査中に守って欲しいことがいくつかあります。
正しく検査結果を出すために、ご協力をお願いします。

1)決められた位置より、前後に動かない。
さくら眼科ではイスに座ってて行なうので、イスの位置は動かさず
背筋を伸ばして、背もたれに背中をしっかりつけていてください。
測る距離が変わると、視力検査の結果が変わってしまいます。

2)視力検査用のメガネを動かさない。
視力検査の際に、検査用のメガネをかけてもらうのですが
勝手に動かしたりせず、検査中はそのままにしてください。

3)両目を開けた状態で指標を見る。
見えにくかったりすると、目を細めてみたり片目をつぶってしまったりされる方が
いらっしゃいますが、両目を自然に開けた状態で見ましょう。
また、何となくでも輪の切れ目がわかれば、恥ずかしがらずに答えてください。

4)首や頭を傾けない。
特に視野が狭かったりして見えにくい場合、首をかしげたり頭を傾けたりして
見えそうなポイントを探したりする方もいらっしゃいますが、まっすぐな状態で
見てくださいね!

必ず注意点を守って、検査を受けるようにしましょう。