加齢黄斑変性は、眼底検査で症状を確認しましょう!

40歳以降、老眼(手元の文字などが見えにくい)をはじめとして目にも老化現象が起こります。なかでも最近は「加齢黄斑変性(かれいおうはんへんせい)」についての認識度が高まってきています。

加齢黄斑変性は、簡単にいえば一番見たい物の中心が見えない!!という病気です。黄斑部は網膜の中央にあり、物体の「形」「色」「大きさ」「距離」などを判別する大変重要な器官です。ここに異常が起きると、物を見ることが非常に困難になります。メガネやコンタクトレンズなどを用いて見えるようになることはありません。

加齢黄斑変性を早期に発見するには定期的な「眼底検査」が不可欠です。網膜断層検査(OCT検査)を受けると、ご自身の網膜の状態を自分自身の目で確かめることができます。
40歳を過ぎたら、一度本当に異常がないのか確認しておくと安心です。

また、簡易的ではありますがご自身でチェックする方法もあります。(画像はクリックして拡大できます。)
アムスラーチャートこの網目状の中心を片目を隠しながら見てもらいます。縦横まっすぐに引かれた白い線に見えますか?

線が歪んで見えていたりすると黄斑部に異常が起きている可能性が高いです。すぐに眼科で精密検査を受けるようにしてください。

金属アレルギー

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気温が高くなって汗をかきやすくなってくると、冬は大丈夫なのにピアスホールが膿んでしまう…という人もいると思います。
金属アレルギーは、アクセサリーなどに使われている金属が汗や体液などで溶け出し、イオン化した金属が体内に入り込んでしまい、次に同じ金属が触れると拒絶反応を起こしてかぶれてしまう現象のことを言います。
そのため、汗をかきやすく肌にアクセサリーなどの金属が触れやすい気温の高い季節は最も危険です。
特にピアスは耳に穴をあけることで、皮膚の内部組織に金属が直接触れるため、ネックレスやブレスレット、時計などよりも金属アレルギーを起こすリスクが高くなります。
金属アレルギーを起こしにくくするには、汗をかきやすい夏場やスポーツ時などはアクセサリーを控える方がいいでしょう。
も う一つ、金属の種類に気をつけることです。最もアレルギーを起こしやすいと言われているのがニッケルです。次いでコバルト、クロム、銅や亜鉛など、その次 に銀や金、プラチナなどが続きます。一番肌に優しいとされているのが、チタンです。敏感肌の人でも付けられると言われているアレルギーフリーの素材です。
金属アレルギーは一度なってしまうと治らないと言われているため、ならないようにすることが大切です。

わかりやすい乱視用ガイドマーク

コンフォートプラストーリッ乱視用ソフトコンタクトレンズを使用する際、装着時に

【ガイドマーク】

というものを規定の位置に合わせてから目につけることになっています。しかし、ほとんどのレンズは刻印されるような感じでレンズに刻まれており、慣れるまでは見つけるのに結構苦労される方がいらっしゃいます。

そこで、パッと見てすぐに乱視用ガイドがわかるものもあるのでご紹介します。

一番わかりやすいのは、アルコン社より発売されてる「デイリーズアクアコンフォートプラストーリック」です。ワンデータイプです。

デイリーズTCガイドマーク左の図のように、緑色でレンズに書き込まれています。ガイドマークを真横に合わせるか、もしくはOKマークを上に合わせれば完了です。

製品も汚れのつきにくい非イオン性素材なので、アレルギーなどを起こしやすい方にも安心です。近視・遠視ともにパワー製作範囲ともに広く、ほとんどの方に適合できるようにつくられています。

また、メニコン社の定額制プラン「メルスプラン会員」の方のみ使える”マンスウェアトーリック”という定期交換タイプのレンズも、紺色でガイドマークが書き込んであります。これも見た瞬間にガイドマークが確認できるレンズのひとつです。

ガイドマークを見つけるのに時間がかかって困る・・・という方は、是非試してみてください。当院でも実物を実際に見ていただくことができますので、お気軽にお声がけください。

紫外線・可視光線から目を守ろう☆

目にダメージを与えるという事において、 「紫外線」はよく耳にされると思います。
また、近年では「ブルーライト」という言葉が 目に大きな負担をかけると様々なメディアでとり上げられています。

ブルーライトは可視光線の中でもとくに【黄斑部(おうはんぶ)】にダメージを与え傷つけます。具体的には「酸化」させてしまいます。黄斑部は物を見るために必要な非常に重要な部分です。

UVカット・ブルーライトカット付きのメガネなどで 目を守ることも有効な手段の一つですが、 体の中から「抗酸化」対策をすることも非常に大切です。

抗酸化作用を持つ成分は様々ありますが、”目”に対して考えるのであれば 「ルテイン」が最適です。ルイテインは光の吸収作用を伴なう抗酸化物質のため、紫外線やブルーライト対策に有効とされています。

ルテインはカロテノイドの一種なので通常は食事から摂取することができます。緑黄色野菜に多く含まれていて、中でも「ほうれん草」がダントツで含有量が高く100g中12.2mg。 次いでブロッコリーやかぼちゃに1.4mgとなっています。ルテインは1日あたり2mg/kg体重の摂取までできるとされ、体重70kgであれば1日140mgまで摂取可能です。
ルテインプロ

体内ではルテインは生成されませんので、地道な摂取が必要です。効率的に摂取するのであればサプリメントを併用するのも方法のひとつです。

肌に大切なこと2

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昨日に引き続きこの時期の肌トラブルを起こさないために大切なスキンケアですが、クレンジングで汚れをしっかりと落とした後は保湿です。
湿 度は冬に比べるとだんだん上がってきてはいますが、真夏に比べるとまだ5月は乾燥しています。洗顔後、お風呂から上がった後はもっとも肌が乾燥しやすく なっているので、すぐに化粧水で肌を潤すことが大切です。化粧水はコットンで付けるよりも、手で温めながら付ける方が浸透力が高まります。強くパッティン グすると肌を痛めてしまうので気をつけてください。化粧水は惜しまず、2.3回付けると効果がアップするそうです。化粧水で肌を整えた後は、時間をあけず に乳液やクリームなどでフタをすることも大切です。皮脂の多い部分は少なめに、乾燥しやすい部分は重ね塗りなど、自分の肌の状態に合わせて保湿しましょ う。
バリア機能が低下してしまうと、肌はトラブルを起こしやすくなってしまいます。規則正しい生活をすると肌のターンオーバーも整い、肌のバリア機能も高めることができます。
コラーゲンやビタミンCなど、肌の潤いをサポートしてくれる成分を体内に取り入れることも有効です。緑黄色野菜をたくさん摂取するよう心がけたり、サプリメントなどは手軽に補うことができるのでオススメです。

肌に大切なこと

5月に入りますます日差しが強くなってきました。5月6日は立夏だったので、暦の上ではもう夏です。

爽やかで心地良い季節、とても過ごしやすいのですが、この時期は肌トラブルがおこりやすい時期でもあります。
トラブルをおこしてしまう前に、基本的なスキンケアを改めてしっかりと行うことで、美肌を保てるようにしましょう。
まずは、クレンジングです。
日 差しが強くなり、気温も高くなってきたこの季節は皮脂の分泌が活発になり、肌がベタつきやすくなります。風が吹くとそのベタついた肌にほこりなどが付着し てしまいます。その汚れをそのままにしておくと、毛穴がつまってニキビなどの原因になってしまうのです。そこで、夜はしっかりとほこりや皮脂などの汚れが を落とすことが大切です。
ク レンジングの際に気を付けたいことですが、全て一緒に落とすのではなく、まずアイメイクから落として次に全体のメイクを落とすということです。目元の皮膚 は弱く、アイメイクに使われる色素も他とは違うため、ポイントリムーバーでしっかり落としてから全体のメイクを落とすということが大切です。そしてクレン ジングの際はお湯で落としましょう。冷水で肌を引き締めてしまうと汚れが毛穴の奥に残ってしまうのです。クレンジング前にスチーマーなどで毛穴を開かせて から落とすのもオススメです。
汚れをしっかりと落とした後の洗顔は、しっかりと泡立てたたっぷりの泡で優しく洗いましょう。

ドライアイによる視力低下

ドライアイの症状には様々なものがあり、目の乾きはもちろん、痛みやゴロゴロ感などもあります。
そして症状の一つに目がかすむ、というものがあります。視力の悪い人でなくてもかすんで見えにくいなど、見え方に影響が出てしまう場合があります。
ドライアイの人は涙の分泌量が少なく不安定になっているので目のピントを合わせる力が低下してしまい、見えにくさの原因になってしまうのです。
ドライアイは加齢、長時間のデジタル機器の使用、乾燥した部屋での生活などによって起こりやすくなります。
特にコンタクトレンズを使用している人は使用していない人に比べて目がとても乾燥しやすくなっています。
朝コンタクトレンズを付けた時は視界が良好なのに、夕方になってくるとかすんで見えにくい、目薬をさすとマシになるという人はドライアイの可能性が高いです。特にソフトコンタクトはレンズが涙を吸ってしまうので乾燥しやすくなります。
ドライアイの対策として、
*パソコンなどを使用する時はこまめに休憩を取ったり意識的にまばたきをするようにする
*エアコンなどの風に直接当たらないように気をつけ、エアコンを使用する場合はなるべく加湿をするようにする
*コンタクトレンズを使用する場合は目薬などをさしたり、部屋に加湿器などを置いたりして乾燥を防ぐ
などがあります。しっかりと心がけてドライアイによるかすみ、見えづらさを解消しましょう。
目薬点眼

ボトックスとマッサージ。

注射ボトックス注射をされた方にお話している注意点に

「術後のマッサージはしないでください。少なくとも1週間です。」

という内容があります。
ボトックスは筋肉を動かす神経作用を麻痺させることによって、表情筋などのシワを目立たなくさせるものです。いわば注射部位に局所的に作用させたいものなのです。

そのためマッサージをしてしまうとボトックスを周囲に拡散させてしまうことになり、不必要な箇所にまで効果を及ぼしてしまうことがあるのです。おでこにボトックスを注入したのに、まぶたのあたりまでボトックスが拡散されて目が垂れ下がったようになってしまった!!なんていう例も耳にしたことがあります。(万が一、そうなってしまった場合はボトックスの効果が切れるまで数か月は我慢していただく・・ということになりかねません)

ボトックス施術を受けられた後は、安静にしておくということがボトックスをより効果的にさせる重要なポイントなのです。

人間の視力ってどこまで出る?!

ランドルト環今の日本で生活する上では、だいたい視力1.0があれば問題が生じることはありません。視力1.0とは「5メートル離れたところから直径が7.5mm、輪の切れ目1.5ミリの環(ランドルト環)が見える」という定義があります。

当院の視力検査表も、1.0以上の表は1.2→1.5→2.0までとなっていて、それ以上の視力は院内の広さの関係もあり、測定することはできません。

よく、日本人では視力3.0が限界。いや6.0あるという芸能人もいるとかという話を耳にしますが、もし視力3.0の場合は15メートル離れたところから前述のランドルト環の輪の切れ目が見える。6.0なら30メートル離れたところから見えるということになります。

以前、テレビのバラエティ番組で視力20.0という脅威の視力をもつケニア・マサイ族の方がいるという放送を見た記憶があります。100メートル離れていてもランドルト環の切れ目が見えちゃうのですかっ!驚くほかありません。アフリカの広大な大地で狩りなどをして暮らしているそうなので、生活スタイルに応じた視力が発達しているということなのでしょう。しかし、もし彼らが日本に来てパソコン画面とかを見ることになったら、手元を見るための調節力も驚異的なものでなければならないですよね?!ましてや老眼が出てくるころにはどうなってしまうのか・・・!!とも考えてしまいます。

ひとまず私の見聞きした中では、このケニアの方が人間最大の視力ということに定義されています。これ以上の方、いらっしゃるのでしょうか?!

コンタクトレンズはソフトよりハードの方が良い?!

こんな質問をよく受けます。

「コンタクトレンズはソフトよりハードの方が良いと聞くのですが、ハードにしたほうがよいのでしょうか?」

一般的にコンタクトレンズは「ハード」の方が目に良いよ!とよく耳にしますが、この「良い」という点はどんなところを比べて目に良いのでしょうか。

「目に良いよ」のこの一言の中にはソフトよりも
*酸素をよく通すので良いよ
*視力の矯正力に長けるので良いよ
*眼感染症のリスクが低いから良いよ
*目が乾きにくいところが良いよ

と、いったような事がざっくりと含まれているように思えます。これらの点について言えば「コンタクトレンズはソフトよりハードの方が良い」というのは正解です。

一方、
*ゴロゴロ感などほとんど無いので、ストレスの無い着け心地が良いよ
*使い捨てタイプは毎回新しい清潔なレンズになる所が良いよ
*スポーツ時に破損したり、外れないのが良いよ

と、言った部分を挙げてみるとこのような点については、ハードよりソフトの方が良いよと言えます。

それぞれメリット・デメリットがやはりありますので、どちらの方がより快適に使用できるかよく検討してみると良いでしょう。