アレルギー用の目薬、ちゃんと点眼できていますか?

充血がひどい!メヤニがひどい!かゆみがひどい!

目薬点眼これらの症状があれば、どなたでも目薬をさして何とか楽になろうと考えます。しかし、アレルギー対策として処方された目薬も症状が出ているときだけさせば良いのでしょうか?

アレルギーと言えば花粉症などを思い浮かべる方も多いですが、かゆい時だけ目薬をさす。果たして効果はどうでしょう?!確かにむやみに薬を使うのはよくないですが、かゆいとか症状が出たときだけさすのは抗炎症薬などの役目です。

アレルギー薬は、その症状がひどくならない様に予防的に使うという意図で処方される先生が多いのです。例えば1日3回点眼してくださいねと言われたアレルギー薬を、忙しくて朝1回とか朝晩2回しか出来なかった。そうすると、効き目も残念な結果になってしまいます。

アレルギー症状そのものがちょっと落ち着いた感じになっていると、ついつい目薬をさす意味があるの?!なんて思ってしまうことなんてないでしょうか。そこが落とし穴になるのです。先生の指示通りに使ってこそ効果が得られると考え、継続指示があれば軽快しているときも点眼を行うようにします。

メガネを掛けると近視が進むのは本当?

都市伝説といわれることがあります。その中に、「メガネを掛けると近視が進行する」というのも聞くところによると含まれているそうですね。

結論から言いますと、これはやはり迷信です。大抵の場合、次のような思い込みと経緯があるのです。

「メガネを掛けないと生活が困難になってきた」 → 「メガネを掛けた」 → 「さらに度が進んでしまった」 → 「見えないのでメガネの度を上げた」 → 「さらに度が進んでしまった」・・・。

という具合に、メガネを掛けた事と近視の進行が進んでいるのが同時期に起きているため、近視が進んだのが「メガネの責任」に転嫁されてしまっているのではないでしょうか。

この場合、順番が逆なのです。近視が進んだ → メガネを掛けた → さらに度が進んでしまった → 再度メガネの度を調整した。という事であり、先にメガネを掛けた訳ではありません。メガネを掛けなくても近視は進みます。(ただし、度の合っていないメガネを使用していれば近視の進行に気が付きにくいのは確かです)

現実問題として、近視が進行している時期につい数ヶ月前に作ったメガネの度がもう合わないとうことが、学校の友達同士とか身近な人間の間で起きている話が何件かあったら「メガネを掛けたら、近視が進むのよ!」という考えに至ってしまうのかもしれません。A君もメガネを掛けた頃から近視が進行、B君も、C君も?!えっ?!という具合でしょうか。

ところで、近視がどんどん進行して強度になるような場合、原因がメガネを掛けたということでなければ何が大きな原因なのでしょうか。

大きな要因の1つとしては「近視の遺伝子」が挙げられています。日本でも数年前、京都大学が「強度近視の発症に関わる遺伝子変異」について発表しています。まだ近視の進行を抑制するにはどうしたらよいかなどまでは完全に解き明かされてはいませんが、この遺伝的原因が近視を強度へ進行させる要因になっていることは明らかなようです。

視力2.0は便利?それとも不便?

今の日本人で一般的に視力が良いという基準は「裸眼視力1.0」という認識が多いようには思えます。そして、裸眼視力1.5というとスゴイ目がいいじゃない!さらに裸眼視力2.0ともなれば、すっごーーーい!!という反応になる具合です。しかし、これはほとんどの場合が軽い遠視の状態となります。
女医さんの視力検査を受ける少女 子どもであれば裸眼視力が良好なことは大変喜ばしいことなのですが、強度の遠視が隠れているケースであれば治療を要することもあります。見たい対象がどの程度離れているかによっても見え方は変わってきます。

また、このような視力の場合、現代の日本での生活においては年齢的に早い段階から老眼に悩まされることです。日本の眼科における視力検査では2.0を超える指標を出すことはほぼありません。もしかしたら2.0以上の視力が出ているかもしれません。実際に3.0とか4.0、5.0という視力も世界では存在します。仮にジャングルの大草原で暮らしている人であれば、遠くにいる獲物が良く見えて狩猟をするのにも便利なのかもしれませんが、現代の日本において必要視力という視点で考えると、この視力が役立つものかどうかというのは疑問が残ります。

日常的に使うスマホやパソコンなど、比較的近い離を見るときにはピントを調節をする力を使うことになるのですが、普通の方よりピント調節力を多く使わなくてはならない状態となり若い方でも眼精疲労に悩まされます。

年齢とともに老眼が始まってくると同年代の方よりも早く老眼という症状に気が付くことになります。反対に軽い近視がある方は、老眼という観点からすればその症状に悩まされるのも結構年齢が進んでから、ということが多いのです。

度が弱すぎてもストレスになるのです。

メガネやコンタクトレンズを作る際、折角掛けるのであればハッキリ物が見えた方が良いといって作ったが、度がきつすぎて頭痛がしたりクラクラ気分が悪くなってしまったことがあった。

目を細める眉間のシワそんなお話をされる方に多いのが「極めて弱め」な度数でメガネやコンタクトレンズを使用しているということです。私はこれくらいの見え方が丁度良いのですと。度が弱い=目に良いという先入観がそうさせてしまっているのかもしれません。

確かに度を強くしすぎると、眼精疲労をはじめ様々な異常をきたすことがあります。しかし、度が弱ければ弱いほど良いというものでもありません。

見えなさすぎる!

というのも考えものなのです。常にボンヤリとぼやけた視界が目の前にあって本当に楽なのでしょうか?どのくらいの度数が最適なのかというのは個人差がありますが、見えなさすぎても目は疲れるのです。

目が痛い。どんな痛みなのか、具体的に医師に伝えられますか

目が痛い。単純に目に痛みがあるという表現で想像できる病気は数多くあります。しばらくすれば自然に落着くような単純な「目の疲れ」によるものなのか、それとも放置してはならないものなのか、見極めを間違えると失明に至ることもあります。
目の疲れ

目の痛みは大きく分けると目の表面の痛みと、奥の痛みに分けられます

例えば、
目に傷がある→「チクリと刺す様な痛み」
異物が入っている→「ゴロゴロするような痛み」
ドライアイ→「しみるような痛み」
できものがある→「まばたきをすると痛い」

表現や感じ方は人それぞれですが、これらが目の表面の痛みの一般的な症状です。すぐに先生が肉眼で確認できる範囲のため、対処方法が早めに見つかることがほとんどです。

では、目の奥の痛みについてですが「鈍い痛み」を訴える方が多いのです。言葉で表現するとズキズキする、重い感じというようなものです。目の奥ですから、すぐに顕微鏡でみてわかるものでもありません。

眼圧、眼底、視野なども含めあらゆる検査をして発見に至ることが多く、また目の異常ではなく脳など別の器官からの影響であったりすることもあります。

痛みを感じるのであれば、どんな痛みなのかをしっかりと医師に伝えることも大切です。

はやり目の感染ルート。

はやり目、正確には流行性角結膜炎という病気です。はやり目というと、夏・子供・プールなどを連想される方が多いですが、もちろん大人でもかかります。また冬でも感染することはあります。

はやり目は感染力が非常に高いとされている「アデノウィルス」が原因で発症します。

アデノウィルスは、接触するとほぼ100%に近い確率で感染するともいわれています。しかし、「接触」が原因ですので空気感染はしません。

家族がはやり目と診断されたら、食器や鍋、タオルなども分け、お風呂も湯船ではなく一番最後にシャワーを使うようにするなど、様々な注意点が眼科の先生から伝えられると思います。特に注意すべき点としては以上のようなことになりますが、何気ない日常生活における接触感染の主なルートについて考えてみますと、

はやり目のA君が自分の目を触った手で、物に触れる → その物を別の誰かB君が手で触る → B君が何気なく目をこする → B君も感染する、といった具合ではやり目は感染します。

生活していく上で、例えば何気なく触る玄関や部屋のドアノブ、エレベーターのボタン、テレビのリモコン、スマホなどにウィルスがついていると感染が拡大していきます。どこから感染してしまったのだろう?!と思うくらい自然すぎる行動の中からうつってしまうのです。

しかし、接触しない限りは感染しませんからこまめな手洗いや消毒、目にむやみに触れないというのが一番の予防策といえるでしょう。

バイオフィルム対策に効果的なケア用品はある?

昨日はバイオフィルムが形成されてしまうと、普通の洗浄消毒剤では対抗できない事を含めてお話しいたしました。細菌感染が疑われるようなケースは迷うことなく捨てるようにしましょう。

では、バイオフィルムが形成されにくい環境を作るためにはどのようにすれば良いのでしょうか?先ずはできるところから

*使用後のケースも、水道水ではなく洗浄消毒剤(MPS)を用いて綺麗に洗う。

*定期的にケースも真新しい物に交換する。1ヶ月に1回が目安!

ということを実践することが大切です。

クリアデューまた、オフテクス社より販売されている「クリアデューファイーストケア」という製品があります。この製品は消毒成分にポピドンヨードを用いているため、感染症の要因として問題視されているバイオフィルムに対しても効果的ということが実証されています。他にもアカントアメーバーなどに対しても抗菌作用が広く、即効性のあるものです。ケア製品の成分に注目してみるのも方法の1つかもしれません。

夏はとくに細菌が繁殖しやすい条件が揃っていますので、感染症にかからないよう十分にご自身の目を守るよう注意していきましょう。

赤ちゃんが寝るときに電気を消すと、将来近視になりにくい

我が子の身長はどのくらいまで伸びるのかな。

どんな声でしゃべるのかな。

将来どんな仕事に就いているのかな。

親であれば我が子の成長は大変楽しみな事です。元気に育ってほしいことを願わない親はいません。
赤ちゃん

ところで目について申し上げると、子供が将来近視になる確率を下げる方法があるのはご存じでしょうか。あくまでも確率の話ですが、簡単に実践できるのであれば試してみたいところですよね。

では実際に何に気をつければよいかというと、

「寝るときの部屋の明かり」

これが大きく、子供の近視の進行に影響してくるようなのです。

かつてこんな研究結果が報告されています。ペンシルベニア大学の眼科研究チームが赤ちゃんの時にたとえ小さな豆電球であっても、明かりを付けたまま眠ると近視の進む原因となるというものです。近視になった結果は、

*真っ暗な部屋で寝た子→10%
*豆電球の部屋で寝た子→34%
*明かりを付けたままの部屋で寝た子→55%

真っ暗な部屋で寝た子とそうでない子。たったこれだけの事でこんなにも差が生じています。電球1つで将来近視になる確率が変わるなら、真っ暗な部屋で寝かせてあげようと思いますよね。年齢的には生まれてから2歳ごろまでの環境下だそうです。

はやり目にこそ欲しい特効薬

夏になると、プールなどを感染経路として流行性角結膜炎にかかる方が増加します。流行性角結膜炎とは、アデノウィルスによる感染力が非常に強い結膜炎で一般的には「はやり目」と呼ばれてます。

目の充血このウィルスに感染すると潜伏期間が1週間程度、その後に強い充血や多量のメヤニ、涙、異物感を感じたりします。

ともかく症状が酷いので、何とか特効薬がないものかと患者さんが思われるのも最もなことです。

しかし、残念ながらはやり目は「ウィルス」が原因で起こっているためウィルスに対する特効薬は未だに見つかっていません。

ではどのような治療が試みられるかというと、起きてしまっている炎症を何とか抑えるために炎症止めの目薬を使います。主にステロイド薬などがこれにあたります。また、抗菌剤などを併用していくといったような対処療法による処置になるのです。

ウィルスそのものを撃退する薬がありませんので、あとは人間の免疫力で対抗するほかありません。よく寝て、栄養をつけるという生活を心掛ければ数週間で次第に治まっていきます。

また、先生から指示のあった目薬をしっかり点眼しないと、角膜に点状の混濁ができて目がかすむようになります。1度かすみが起こると元に戻るまでに数年かかる事もあります。

身近な方がはやり目になった場合は、かかっていない方は感染しないように注意をする必要があります。アデノウィルスは空気感染はしません。接触感染になりますので、タオル・ドアノブ・リモコン・お風呂・食器など、何気なく触れるものを通して感染してしまうことが多いとされています。学校では周囲の友達に感染させないよう治るまではお休みすることになります。これは学校保健法にて定められています。職場においては上司の指示を仰ぐこととなります。

カラコンの適正使用を心掛けましょう!

高度管理医療機器、人体に大きな影響を及ぼす危険性のあるものが区分されます。カラコンといえどもこの高度管理医療機器に属するのです。ひと昔前までは、雑貨屋さんなどでも購入が可能であったこともありなかなか周知徹底されないところでもあります。

独立行政法人医薬品医療機器総合機構(PDMA)のホームページでは、以下の適正7か条が徹底されるように呼びかけれらています。以下、同文を紹介させていただきます。

カラーコンタクト1)購入前は、眼科へ行こう。
2)添付文書をよく読んで正しく使おう。
3)装用期間を守ろう。
4)異常があったら、すぐに眼科へ行こう。
5)友達との貸し借りはやめよう。
6)ケア用品を使ってケアしよう。
7)定期検査は必ず受けよう。

難しい事ではありません。当たり前のことなのです。使用方法を守って適切に使えば良いのです。再度確認して使用するようにしてみて下さい。