レバミピド点眼液とジクアホソル点眼液

最近、レバミピド点眼液とジクアホソルナトリウム点眼液の問い合わせが増えています。

どちらも、眼表面のムチン分泌を促進させるドライアイのお薬です。

 

以前、涙液の分泌が少なくなったり、涙液の蒸発が多くなることでドライアイになるというお話をしましたが、最近の研究により涙液が十分にでている人でもドライアイの可能性があることがわかってきました。このドライアイのことを『BUT短縮型ドライアイ』といいます。

涙液の分泌が減少するドライアイは、高齢の女性に多くみられていましたが、『BUT短縮型ドライアイ』はパソコンなどの作業を多くする方、コンタクトレンズを使用している方、アレルギー性結膜炎の方など男女関係なく幅広い年齢層にみられます。

なぜ、涙液が十分にでているのにドライアイになるのでしょうか?

涙は外側から油層、水層、ムチン層という3層でできています。油層はその下にある水層が蒸発したり、こぼれたりしないよう守ってくれます。水層は涙の大半をしめる涙液で、水を主成分にする層です。瞳を潤すのはもちろん、細菌の侵入を防いだり、角膜や結膜に栄養を届けたり、傷を早く治したりしてくれたります。ムチン層は粘液で、これがあることにより涙液がすきまなく広がることができます。

ムチン層がなんらかの原因により、性質が変化、または減少してしまうと3層がくずれてしまい、涙液が瞳を綺麗に覆えなくなることが『BUT短縮型ドライアイ』の原因の一つと言われています。

人口涙液などの涙液を補う目薬を使用していてもいまいちドライアイが改善されない!!という方はムチン分泌を促進させるレバミピド点眼液やジクアホソルナトリウム点眼液を使用してみるのも良いかもしれません。気になる方はまずは医師にご相談ください。

船橋で女性のための眼科作りを!

船橋さくら眼科

さくら眼科にいらしていただいた患様はすでにお気づきの方もいらっしゃると思いますが、院長をはじめスタッフはほぼ「女性」です。

眼科に行くと、「怖そうな男の先生で子供が泣いてしまった」とか、「相談したいが、話しかけにくかった」とか、「怖かった~~」とか、こんなお話をよく耳にします。眼科というと、男の先生が威厳をもった感じでどーーんと構えているようなイメージがあると思います。

しかし、さくら眼科はそんなイメージを払拭するような眼科をつくることを目指しています。院長&スタッフの平均年齢は、軽く30歳越えなので落ち着いた雰囲気も作れればよいなと思っています。アンチエイジングに励み、実年齢と外見が非常に一致しないスタッフもいます(笑)

院長は常勤ですので、診療中はいつお越しいただいても大丈夫です。美容皮膚科の診療も併せて院長が行っていますので、シミ治療やたるみが気になったりなどあるは、眼科の診療でいらしたときでもご相談できますよ。目に異常があったときはお子さんを連れてでも、旦那さんと一緒にでも気軽に来院していただけたら良いなと思っています。もちろん、男性スタッフもいますので希望の方はお声がけください^^

コンタクトレンズの医療費控除について

窓口にてよく質問を受けます。「コンタクトレンズは医療費控除の対象になりますか?」基本的には、単純な近視・遠視といった視力矯正の場合は、控除対象外といわれています。診療費ではなく、コンタクトレンズそのものについては高度管理医療機器のひとつではありますが控除対象外です。

医療費控除には、自宅から病院までの交通費やドラッグストアで購入した湿布なども対象になります。結構、対象になるケースは多いようですのでチェックしてみましょう!

ちなみに、眼鏡についても通常の視力矯正用の眼鏡は控除対象外です。しかし、治療として使用する弱視矯正用の眼鏡などは医療費助成制度などがあるようですでお住まいの市町村役場でご確認することをおすすめします。

ドライアイかどうかをチェックしてみましょう!

簡単にできるセルフチェックとして、ドライアイの一般的症状を上げてみます。5つ以上が当てはまれば、ドライアイの可能性が大きいとされますから、眼科の先生にご相談なさってみてください。

◆目が疲れやすい

◆目の乾燥感を感じる

◆しょぼしょぼする

◆ゴロゴロ異物感みたいなのがある

◆目が重い感じがする

◆目が痛い

◆目の違和感が抜けない

◆メヤニがよく出る

◆目に赤みがある

◆まぶしさを感じる

◆物がかすんで見える

◆涙がでる

たかがドライアイと侮ってはいけません。目に涙がない(=防護服のない)状態は、目に傷をつけたり視力不良にもつながります。

特に「パソコン」「エアコン」「コンタクトレンズ」は、ドライアイ症状をつくる3大原因です。意識的な瞬きをする回数を増やしたり、点眼薬を併用するなど、目の表面はいつも潤っている状態を保ちましょう。

後発品(ジェネリック医薬品)ってご存知ですか?

最近ですとテレビCMとかでも告知されるようになってきましたが、まだまだこの「後発品(ジェネリック医薬品)」というのをご存知ない方も多いのではないでしょうか。

製薬会社さんがお薬を開発して、その薬が新薬(先発品)として世の中に出回る時、特許をとって類似品などを他社がつくることができないようになっています。新薬を開発したりするには10数年以上の長い期間と開発費など数100億円の費用がかかりますから、そのくらいの対価はあってよいのかもしれません。

しかし、その特許が切れると他の製薬会社 も同じ成分で名前を変えて発売を始めます。新薬開発費に比べると期間も短く、1/10くらいの費用で作れてしまうようです。これが後発品(ジェネリック医薬品)と呼ばれるものです。

同じ成分で効き目もほとんど変わらなければ、後発品のほうが患者さんにとってもコスト的負担は減ります。私自身も疲れ眼の目薬は「サンコバ点眼薬」ではなく「コバラム点眼薬」とか使っていたりして。

しかし、主成分が同じということであり、すべてにおいて全く同じものではないということだけはお伝えしておきます。製法やら添加物やらは異なるかと思いますので、
先生や薬剤師さんと相談の上、選択をされるほうが良いでしょう。当院では院外処方箋による一般名処方を行なっています。先発品でも、後発品でも患者さんが選択できるようになっていますよ(※先生から指示のある場合は除きます)目薬といっても薬です。ご自身の使用しているお薬がどんなものなのか、調べてみるのも良いかもしれません。

近視の人は、老眼にならないというのは本当?

友人と話をしていると、こんな話を耳にしました。

「私の母は、目が悪いから老眼にならないみたいだよ!」

こんなことが実際にあるのでしょうか?
結論から申し上げますと、残念ながら老眼にならないというのは間違いです。年をとると、誰でも老眼になります。

しかし、友人母のようにもともと手元にピントが合った目をしている方もいらっしゃいます。裸眼で手元の新聞や携帯が見えますから、老眼になっていないような錯覚にとらわれますが年齢相応の調節力の低下は起こっているものなのです。

このような眼の方は、たいてい若いときは「近視用の眼鏡」を使用していたかと思います。(学生であれば後ろの席からでも黒板が見えるような眼鏡です。)では、現在も遠くが視力1.0見えるような眼鏡をかけた状態で、手元がはっきりと昔のように見えるかというとそうではない、ということにお気づきになるでしょう。

学生の時であれば、黒板を見るときに眼鏡を掛けて教科書を読むときに眼鏡を外すなんてことはありません。これは離れた黒板のにピントが合っている状態から、手元の教科書へ視線を移してもピントを調節する機能がきちんと働いているからなのです。年をとるにつれてこの機能が低下し、黒板が見える状態から教科書にピントを合わせる力が弱くなってしまうわけです。これが老眼と呼ばれる現象なのです。

つけまつ毛のせいで、眼瞼下垂になる危険大?!

先日、とあるメーカーの営業さんからこんなお話を伺いました。「まぶたが、つけまつ毛を持ち上げる仕事量は、お相撲取りの力士を持ち上げるのと同等くらいある」ということです。これは驚きです。

年を重ねるにつれて乏しくなってくるまつ毛を増やそうと試行錯誤する今。マスカラでまつ毛を盛ったり、つけまつ毛やエクステなどを試したりしますが気軽にできるような雰囲気ではなくなってきてしまいます。

まつ毛も加齢とともに、量が少なくなり、細くなっていきます。このような症状が起こる原因は血流が大きく関係しています。血液は酸素や栄養分をまつ毛の生える細胞に運びますが、それをさえぎる行為(上述のようなことですよね・・)を行うとまつ毛はどんどん痩せ細っていきます。

一例として、つけまつ毛をつけた状態でまぶたを持ち上げる1年分の仕事量は約95kgの物を1cm持ち上げるのと同じ負担がかかります。約100kgのお相撲取りを持ち上げるくらいの負担がかかるとは驚きます。(※片目あたり、つけまつ毛の重さを0.02gとし、1日6時間寝て、5秒に1回まばたきをし、1回で5mmの距離のまばたきをするとした計算の場合)

これを放っておくと、眼瞼下垂(がんけんかすい)になりやす状況をつくりあげることになります。眼瞼下垂は、まぶたが垂れ下がり視界が狭くなるため、常に眼を開こうとして筋肉が緊張状態となります。肩こりや頭痛も引き起こす可能性があります。せっかく若々しくみせるために使用したつけまつ毛がこれでは逆効果です。ちょっと考えさせられるお話でした。

目薬のさし方

薬(くすり)というと、内服(飲むお薬)をイメージされる方が多いと思います。薬の飲み合わせとか、飲む時間帯とか複数の種類を投薬されている方は気になるところです。しかし、こういった気遣いは「目薬」にも必要です。直接飲み込むものではないからといって、安易に考えていると体に不調をもたらす危険があります。

点眼して体内に取り入れるものでも、薬は薬です。仮に充血が酷いからといって、むやみに目薬をさしたり、医師の指示なく使用したりするのは絶対にやめましょう。また、点眼薬も涙腺から薬の成分が体内へ取り込まれていきます。点眼後はなるべく(図1)のように、目頭のあたりを指でしばらく押さえて不必要な量が体内へ回るのを回避させるようにします。

(図1)

また、複数の点眼液を使用する際は、先生の指示通りの順番で使用します。1つ目の薬を点眼した後、5分程度空けてから2つ目の薬を点眼するようにしましょう。

コンタクトレンズを使用されている方は点眼時はレンズをはずし、点眼後5分程度してから装着するようにします。(先生から、レンズの上からでも点眼可と指示があった場合はこの限りではありません)目薬も正しい用法・容量を守って使用することが望ましいのです。

ボトックスでも脚痩せ効果アリ!

ボトックスと聞くと、シワの改善という効果を一番に思い浮かべると思います。ところが、実はボトックスには脚痩せ効果もあるのです。ちょっと驚きますよね。

適応になるのケースとしては、「筋肉」で太く見えてしまっている症例が挙げられます。(脂肪が原因の場合は、ボトックスより脂肪溶解注射が効果的です。どちらが向いているか分からない方は、院長の無料カウンセリングをご活用ください)

ふくらはぎの筋肉が発達しているがために脚がたくましくみえる場合、ボトックスを注射することによって筋肉の張りを緩め、シュッと細くみせることができます。

また、ボトックスというとボツリヌス菌の毒素というイメージが一般的にありますが、当院で使用しているボトックスは人体には無害なたんぱく質の一種ですのでご安心ください。施術後は少し歩きにくさを感じますので注意が必要です。ヒール靴などを履かなくてはいけない用事があるときは、時期をずらして行うことをおすすめします。

遠近両用コンタクトレンズの見え方【ワンデータイプその2】

遠近両用コンタクトの見え方についてよくお話を耳にすることがあります。「現在、遠近両用コンタクトを使用してるが、見えにくい」

もっとよく伺ってみると、次のようなときに見えにくいと感じているようです。

1)夜、もしくは暗いところで遠くも近くも見えにくい。

2)片目ずつ見ると、ぼやける。

当院に限らず、処方時に説明をさせていただいている内容ではあると思いますが、よく伝わっていなかった。聞いたけど忘れてしまったなどということもあります。

1)の原因については、瞳孔が大きく関係してきます。瞳孔はまぶしい時は「縮まり」、暗いところでは「広がり」ます。この瞳孔の動きにより、遠近両用コンタクトをしている、いないに関わらず見え方に変化が起きます。暗い所では瞳孔が広がることによって、ピントを絞る目の機能が弱くなるため事が遠くよりより近くが見えにくく感じます。また、暗い所に目が慣れる(暗順応)までに時間がかかることにも影響されます。そうしますと、夜に本を読むような時は照明の明るいところで読むことにより、見え方のストレスは改善されるはずです。

2)については、ソフトコンタクトレンズは目の真ん中に安定するものでははありますが、よくみると微妙に耳側にずれる傾向があります。

この状態で片目ずつ見ると、それぞれ「中心部の像」と「耳側にぶれた像」が残るため見えにくさを感じます。しかし、両目で見ることで耳側にずれた像より中心部の像が鮮明に見えるようになるためぼやけ感が改善されます。片目ずつでは見えにくいけれど、両目で見れば問題ないという方は遠近両用レンズの適応範囲内ですので安心なさってください。遠近両用タイプでは、片目でみるとぼやけるが両目で見たときに違和感がないといわれるのはこのためです。

こういったレンズの特性を知っておくと、なぜ見えにくいのかという事がご自身でも納得いくかと思われます。