天気が悪いと見えにくいのは何故?

「体調の良い悪し」、「測定する時間帯」などによって、視力が出やすい時と
出にくいときがあります。
身長とかもそうですよね、朝に測定するほうが高いということがあります。

では、いつもと同じメガネやコンタクトレンズをしているのに、
雨の日になると視力が出にくい!
というのは、ホントでしょうか?ウソでしょうか?

雨と視力

 

 

 

 

 

正解からいいますと、【ホント】です。

これは以前にもチラっとお話しした「焦点深度(しょうてんしんど)」というものが関係してきます。

晴れている日は、明るいので眩しくないように瞳孔は縮んでいます。
この瞳孔を通常の大きさとしたとき、
雨の日は、晴れの日に比べて暗いので、瞳孔が通常より開き気味に(大きく)なっています。
瞳孔の大きさは常に光の量を調節して、眩しくないように働いています。

そのため瞳孔が通常より大きく開いてしまっていると、ピントが合わせにくいのです。

これはどなたにでも起こることで、
生活上、支障がでなければ気にする必要はありません。

しかし、ストレスになるくらい見えにくい!!ということでしたら、
度の調整やその他の病気の治療が必要になる場合もあります。
一度眼科医にご相談ください。

生活保護の適用。

日本の憲法では、最低限の生活を送るために国が援助をしてくれる制度があります。

”医療” についても同じで、定義上、
『病気や失業などで収入がなくなったり、あるいは減少して生活に困った人が、自分の資産や能力を活用したり、親族の援助を受けたりしてもなお、暮らしていけない場合に、その程度に応じて最低限の生活を保障して、自立できるように援助する制度』
とされています。

申請をして認定されると、病院を受診するときに

【医療券】

が発行されます。

生活保護認定を受けた場合は、保険証のかわりにこの医療券をご持参ください。
(社会保険と併用の方は、両方お持ちください。)

医療券は、船橋市役所の生活支援課で発行してもらいます。
認定を受ける時に、担当の方がつくと思いますので、その型にお申し出いただきます。

土日などで、市役所がお休みの時は
先に受診をしていただくことができますが、お休み明けの月曜には船橋市役所へ受診した旨連絡をするようにしてください。

目に異常がある時は、コンタクトレンズを外してください。

目が炎症を起こし、眼科を受診。
コンタクトレンズを使用している患者さんにトラブルはつきものです。

使用者は、視力の矯正はもちろんですが
「見た目」もやはり気にされている方も多く、炎症が治まるまで

”メガネ使用”

の指示が先生からでると、なんとかコンタクトをつけたまま治せないかということで
食いさがり?!ます。

「炎症を起こしていても、コンタクトを受診するまでは装着してきたわけだし、痛みはないっ!」
「メガネではどうにも仕事にならない!」
「恥ずかしくてメガネでは学校に行けない」 など。
患者さん側のおおかたの主張なのです。

しかし、炎症を起こしていれば治るまではコンタクトレンズをしない!というのは当たり前のことです。

コンタクトレンズをどうしても外せない理由があり、なおかつ炎症などの程度にもよりますが
ワンデータイプのみなら使用可、となる場合もまれにはありますが

コンタクトレンズをしながらだと
「治癒が遅い」
「良くなっても、また異物を入れることになり再発を繰り返す」
といったようなデメリットのほうが大きくなってしまうのです。

一度スパっとやめて、治療に専念して
治ったらまた正しく使えばよいことですよね。
目は一生使う大切なものなのです。

人は何歳から生活に必要な視力が得られるのでしょう?

本日は嬉しいご報告があります。今年の3月まで受付けで働いていたスタッフが、昨日無事に男の子を出産いたしました。定期的に来院されている患者様の中には、気にかけてくださっていた方もいらっしゃったので、この場でご報告させていただきます。

ところで、赤ちゃんは生まれた時には、あまり目は見えていないのですが、どの程度まで見えるのでしょうか?あまり詳しく考えたことはなかったのですが、気になったので調べてみました。

生まれたばかりの赤ちゃんの目は機能的にはまだまだ未熟で、明暗が判別できるくらいなので、ほとんど見えていないらしいです。ここまで見えていないとは驚きました。

生後1ヶ月位ではまだ目の前で何かが動いたとわかる程度、3ヶ月位で0.02~0.03位で、やっと目の前のものがぼんやりと認識できるようになり、眼前の親の表情がわかるようになってきます。物を認識してその動きを目で追うようにもなります。

1歳でやっと0.2前後見えるようになり、成長とともに目の機能もどんどん発達していき、3歳半を過ぎると0.7~1.0まで見えるようになり、やっと生活に必要な視力となります。

もちろん、体の成長と同じく個人差がかなりあります。実際1.0まで見えるようになっているのは、4歳で71%、5歳で83%となり、遅くとも小学校入学までにはほとんどの子供が1.0見えるようになるそうです。

ニキビ跡や火傷跡にもプラセンタが有効?!

プラセンタは、慢性疾患を改善して健康を保つ効果に非常に優れます。

もちろん美容目的として使用されることも多く知られていますが、
実はニキビ跡や火傷跡にも有効なのはご存じでしょうか?

ニキビは炎症を起こすと、この原因になっている雑菌を退治しようとして「活性酸素」を武器に戦います。赤くぷちっと腫れたようになって見えるのは、この現場を目撃しているようなものです。

活性酸素の破壊力は非常に高く、雑菌だけにとどまらず正常な細胞も攻撃してしまいます。
この正常な細胞が、活性酸素によって破壊されてしまうと
綺麗でなめらかな肌がボコボコとなってしまいます。
なので、活性酸素に攻撃される前に何とかしたいところです。

そして、何故プラセンタがニキビ跡に有効なのかというと
プラセンタには炎症を抑える作用があります。
さらに、活性酸素を除去し、組織の再生を促進する効果もあります。

とくに、ニキビ跡や火傷の跡には、この細胞を修復する力が威力を発揮します。

プラセンタは重篤な副作用などが極めて起こらないものなので、
跡が残ってしまっているのが気になる!!という方は
プラセンタの力を試してみてはいかがでしょうか?

正しく使っていても目が充血?!

コンタクトレンズは正しく使うことが大前提ですが、
正しく使っているにも関わらず、目が充血してしまうことがありませんか?

この充血の原因は【酸素不足】です。
酸素不足による充血

 

 

 

 

目も肉眼ではわかりにくいですが、”呼吸”をしています。
黒目には、見てのとおり酸素や栄養を運んでくれる血管がありません。そのため、目は直接空気中から涙を利用して酸素を補給します。

そのためコンタクトレンズをしてしまうと、酸素の供給を妨げることになります。

酸素が足りなくなると、なんとか黒目に酸素を届けようとして
白目にある血管を広げたり、伸ばしたりして ”呼吸” をしようとがんばります。

そのため、充血したような血管が浮き出るような状態になります。

これは自覚症状として、「痛い!」とか、「かゆい!」とかそういったことはありません。
しかし症状が進行してしまうと、コンタクトレンズの使用はおろか、
視力障害にも発達し角膜移植手術にもなりかねません。

初期 であれば、コンタクトレンズを外すことによって、症状は改善します。

できる限りの装用時間を減らし、メガネを上手に併用すること。
視力矯正上、どうしても必要であれば
”酸素透過率(さんそとうかりつ)”=酸素をよく通すコンタクトレンズを
選んで使用するようにしましょう。

眼科受診時は、アイメイクはタブ~..。

眼科を受診するのですから、【目】を先生に診てもらうわけです。

そのときに、綺麗なアイメイクをしていらっしゃる方がいます。
お化粧もお上手で、素敵~♪と思うのですが、
アイメイク

 

 

 

 
残念ながら、眼科を受診するときにアイメイクを張り切っても診察や検査の際に
落ちてしまう確率は高いです。

目に異常があって眼科を受診するのですから、
瞼をひっくり返したりして、目に触ります。

ですので、お化粧(アイメイク)はもちろんなのですが、
つけまつげなども含めて、診察が終わったら、楽しむようにしてくださいね!

眼科側もメイクをなるべく落とさないようにと、気を付けていても
取れてしまうと、何というか・・・こう、罪悪感が残ってしまうのです。

また、腫れた目を隠すようにオレンジや茶系のアイシャドウなどを
塗ってしまっていた方もいますが、
是非、かわりに軟膏を塗ってあげて下さい♪

お化粧とコンタクトレンズ。

コンタクトレンズの素材は、近年シリコーンハイドロゲルという
『酸素をよく通す!!』という素材になりました。

このシリコーンハイドロゲルという素材は、
親水性ではなく、【親油性】をもつ素材で
その名のとおり油分を吸着する性質があります。

コンタクトレンズは、自分の手で触って取り外しをします。
そのため、お化粧品やハンドクリーム、目脂などが付着しやすい汚れとして挙げられます。
シリコーンハイドロゲル素材の登場により
とにかく、油分の汚れが付かないように気をつける必要性が高まりました。
(その反面、たんぱく質の汚れには耐性があります!)

そして何といっても、女性のお化粧品。
これは、自然に目に入ってしまったりする場合もありますので
対処がなかなか難しいものです。
ラメ入りのアイシャドウなどは特に注意が必要です。
化粧品

 

 

 

 

そして、お化粧とコンタクトレンズでは、まず石鹸での手洗い後、
先にコンタクトレンズを着けて
よく見える状態でお化粧をしてください。
その方が化粧しあがりもバッチリです☆

そして外すときも、コンタクトレンズを先に外します。
外さずにメイク落としなどのクレンジング剤などが目に入ると、
レンズの変形や表面が曇って見えにくくなる原因になります。
もし、付着してしまったら迷わずに捨てて新しい物に交換してください。

汚れたまま使用すると、炎症を起こす原因にもなりますので、気をつけましょう!

乱視を予防するには?!

最近、見えにくい。文字がダブって見えたり、夜間の信号の光などがのびて見える。
そういった見え方をしている方は、【乱視】があると考えられます。

乱視って何ですか?

と、患者さんから聞かれることがありますが
自覚症状としては、上記のような見え方をしている状態。
もう少し深く言えば、物を見るときにどこにもピントが合っていない状態です。

では、乱視にならないように注意することは何かあるでしょうか?

乱視には先天的な原因と、後天的な原因があります。
残念ながら、先天的な乱視の防御策はありません。

後天的な乱視については、
「角膜の変形」が原因で起こると考えると

*『眼を細めて物を見るのをやめる』
これは、眼球の圧迫が角膜(黒目)の変形につながります。

*『逆さ睫毛や、コンタクトレンズなどで角膜(黒目)を傷つけることをやめる』
角膜は光を屈折させる働きをもちます。表面に傷ができていると、ピントを結ぶ位置が一定になりません。

難しいことが書かれているようにも見えますが、
結局のところは、眼を傷つけることなく、真ん丸な状態に保てるようにすれば
ある程度の後天的の乱視出現への対策になるのではないでしょうか。

後天性でも、原因不明で角膜が突出してしまうような「円錐角膜(えんすいかくまく)」といったような病気もありますが、出来ることはやるように心がけましょう!

乱視の見え方、構造についてはクーパービジョン社さんのホームページ
とてもわかりやすいのでお勧めです。

取り外しの練習は何度でも、お付き合いします。

初めてコンタクトレンズを使用する際、眼科内で自分で着けたり外したりする練習をします。

この練習なのですが、本当に個人差が大きく
ほんの数分でできる方と、少し時間がかかる方がいらっしゃいます。

時間がかかる・・・。具体的にどのくらいかというのも難しいですが
1時間くらいの方もいらっしゃれば、
さらに別の日にいらしていただいて、再練習という方もいらっしゃいます。
しかし、視力の矯正で必要であれば、
最初はなかなかできなくても諦めずに、ぜひ練習してみてください。

コンタクトレンズ

 

 

 

 

一回コツを覚えていただければ、簡単にできるようになると思います。

練習は、何度でもお付き合いしますので
恥ずかしがらずにいらしてくださいね!

何日かかっても、気にすることはありません。
だんだん慣れてくると、目に近づいてくる指の恐怖感なども自然に克服されるはずです。

間違った使い方をしなければ、便利に使えるものですので
活用してみてください。