人は何歳から生活に必要な視力が得られるのでしょう?

本日は嬉しいご報告があります。今年の3月まで受付けで働いていたスタッフが、昨日無事に男の子を出産いたしました。定期的に来院されている患者様の中には、気にかけてくださっていた方もいらっしゃったので、この場でご報告させていただきます。

ところで、赤ちゃんは生まれた時には、あまり目は見えていないのですが、どの程度まで見えるのでしょうか?あまり詳しく考えたことはなかったのですが、気になったので調べてみました。

生まれたばかりの赤ちゃんの目は機能的にはまだまだ未熟で、明暗が判別できるくらいなので、ほとんど見えていないらしいです。ここまで見えていないとは驚きました。

生後1ヶ月位ではまだ目の前で何かが動いたとわかる程度、3ヶ月位で0.02~0.03位で、やっと目の前のものがぼんやりと認識できるようになり、眼前の親の表情がわかるようになってきます。物を認識してその動きを目で追うようにもなります。

1歳でやっと0.2前後見えるようになり、成長とともに目の機能もどんどん発達していき、3歳半を過ぎると0.7~1.0まで見えるようになり、やっと生活に必要な視力となります。

もちろん、体の成長と同じく個人差がかなりあります。実際1.0まで見えるようになっているのは、4歳で71%、5歳で83%となり、遅くとも小学校入学までにはほとんどの子供が1.0見えるようになるそうです。