どのぐらい見えてるの??

昨日に引き続き、学校の眼科健診についてのお話です。

学校の眼科健診での視力検査の結果は、
A、B、C、Dのアルファベットで表記し、
眼科では数字で表記しています。
実際、AやBがどのぐらい見えているのか??
特に、目が悪くないお父さんやお母さんは想像しづらいと思います。

では、実際どれぐらい見えているのでしょうか??

A(1.0以上)…..教室の一番後ろの席で、小さな文字も
楽に黒板を見ることができます。

B(0.7~0.9)…..教室の後ろ側の席でも、黒板が見えます。
もしかしたら、小さな文字は見えないかもしれません。

C(0.3~0.6)…..教室の前側の席なら、黒板の文字を見ることが出来ます。

D(0.2以下)…..一番前の席でも、黒板の文字が見えないかもしれません・・・

ほとんどの方が、Cぐらいになったらメガネを作り始めます。
遠視の場合は学校の眼科健診では発見できない可能性があるので
Aであっても、見えにくいと言うようであれば、
眼科での視力検査をおススメします。
また、個人差がありますが、
近視は30歳ぐらいまで進行すると言われています。
特に子どもは進行がはやく、度数が変わりやすいので
メガネを作った後も、1年に1・2回メガネがあっているか
チェックをしたほうが良いでしょう。

眼科で使用される目のお薬。

眼科でだれさる目のお薬といえば・・・目薬!!ですよね
でも、それだけではありません。
塗り薬や飲み薬も処方されることがあります。
それぞれ特徴が異なり、効果も違ってきます。
なぜ、このお薬が処方されたのか??
正しく理解して、正しく使いましょう~~

眼科で使用される主な目のおくすり

●点眼薬
目薬のことです。
誰もが一度は使用したことがあるのではないでしょうか?
白目や黒目、眼球表面、また、瞼の裏側などの
眼球前方の治療に使われます。

●眼軟膏
目に入っても大丈夫な塗り薬です。
目の周り、まぶたに塗って使用したり、
目の中に入れ、目の表面の病気にも使用します。
点眼薬よりも薬の成分が目の表面に長くとどまり、
効果が高くなります。
しかし、使用後に視界がくもって見えにくくなります。

●内服薬
飲み薬のことです。
目のお薬で飲み薬・・??
と思うかもしれませんが、点眼薬や軟膏では届かない、
目の奥、網膜や脈絡膜、視神経の病気の治療に使うお薬です。
点眼薬・眼軟膏の効果を補う際にも使われます。
胃や腸で吸収されたあと、血液の流れにのって、
病変部位に到達し作用します。

●注射薬や点滴薬
さくら眼科ではほとんど使用されませんが、
病気の急性期には、注射薬や点滴薬を使うこともあります。
病院で、医師や看護師が行ないます。

ゴールデンウィークの臨時休診のお知らせ

 もうすぐ5月!!
ゴールデンウィークがやってきますね。
今年は最大8連休ぐらいでしょうか?
皆様のお休みは何日ぐらいあるのでしょうか??

さて、さくら眼科も5月のゴールデンウィーク中に臨時休診がございます。
ご確認の上ご来院をお願い致します。

5月ゴールデンウィーク中のお休み

                    5月3日(金)
        5月4日(土)
        5月5日(日)

※4月中は通常通り診療を行ないます。
※平日は夜7時まで、土・日・4月29日・5月6日の祝日は夜5時までの診療になります。

お薬やコンタクトレンズをご希望の方はお早めにご来院ください。

ゴールデンウィーク中、旅行などに出かける方も多いと思います。
旅先で、よくある目のトラブルについて・・・
海外へ行かれる方、目を水道水で洗ってしまってゴロゴロしたり充血したり・・・
日本の水道水でも、目を洗うのは適していないと言われています。
目薬をさすなどして、水道水の使用は控えましょう。
また、国によって水質も違うため、ハードレンズも水道水で濯ぐのは避けたほうが良いです。

コンタクトレンズをなくしてしまった・・・この問い合わせが最も多いです。
コンタクトレンズは医師の眼科健診をうけ、処方箋がでて初めて購入することができます。
ゴールデンウィーク中はお休みの病院も少なくありません。
救急の病院では、コンタクトレンズの処方箋を出してくれない病院も多くあります。
必ず予備のコンタクトレンズや眼鏡を持参するようにしましょう。

何かあったら早めに眼科を受診することが大切です。
眼科だけでなく、まんがいちに備え旅先での病院などのチェックもしましょう。

目の紫外線対策

そろそろ紫外線の強くなる季節がやってきました
目の紫外線対策は大丈夫でしょうか?
紫外線は白内障の原因になるお話や、
目から吸収された紫外線で、肌にしみができるお話など
たくさんしてきました。
また、UVカットつきのコンタクトレンズの紹介もしてきましたが、
一番手軽にできるのは、やっぱりサングラスではないでしょうか?
しかもUVカット効果がコンタクトレンズよりもずっと高いのです。
しかし、選び方を間違えてしまうとせっかくの効果が半減してしまいます。
今日は、紫外線対策用!!正しいサングラスの選び方をご紹介します。

まず最初に、UVカット加工がされていることをチェックしましょう!!
そんなの当たり前、と思いがちですが、
ファッション性の高いサングラス
UVカット加工がされていない物も多いのです。
UVカット加工がされていなければただのファッショングラスになってしまいます。
ここは、必ずチェックしましょう。
次に色です。
洋服など、白い色よりも黒い色のほうが
紫外線をカットしてくれる、とか良く聞きませんか?
サングラスもなんとなく、濃い色のほうが多く紫外線をカットしてくれそうな
イメージですが、薄い色を選びましょう。
目は明るい所では瞳孔が小さくなり、
逆に暗いところでは光を集めようと、瞳孔をひろげます。
濃い色のサングラスをすると、視界が暗くなり瞳孔が広がってしまうため
いつもより多く紫外線を吸収してしまうのです。
シーンに合わせた薄い色のサングラスにしましょう。
スキー場などの紫外線が強い場所では、ゴーグルタイプを!!
紫外線は反射して、下からも横からもやってきます。
特に雪山は、紫外線の反射率が高いので
ゴーグルタイプなどのサングラスで顔とサングラスの隙間を無くしましょう。

花粉症に良い食生活

関東は桜満開、お花見シーズン到来ですね。
まだ見てないんですが、船橋でも咲いているのでしょうか?
皆様お花見は行かれましたか?
私は花粉症がヒドイので、室内からコッソリ見る派です。
そんな花粉症もそろそろ折り返し地点、苦しいのもあと半分です。
しかし、油断は禁物!!!
折り返し地点ということは、今がピークなのです。
今年の花粉症は本当につらいですよね。
少しでも改善するために、食生活を見直してみてはいかがでしょうか??

花粉症の患者人数は戦後から急激に増加しています。
原因は特定されていませんが、
食生活の変化が1つの原因ではないかといわれています。

花粉症に良い食生活

●炭水化物はできるだけご飯にする。

●油分が多い食事は控える。

●おもちやおせんべいなどの米菓、甘いものは周1回まで。

●たんぱく質を食べていない、または食べ過ぎている。(1日50グラムまで)

●卵類は3日に1個。

●食事は好きなものに偏らず、バランスよく。

●毎日野菜を食べる(温野菜と生野菜をバランスよく)

●できるだけ洋食は控える。

昔ながらの和食が理想的ということです。
昨日も今日もパスタと、チョコレートとおせんべいを
食べてしまった私にはちょっと難しいお話ですが・・・
出来るところから頑張っていきたいですね。

また、花粉症にはポリフェノールが効果があるといわれています。

花粉症スケジュール

だいぶ暖かくなってきましたね。
連日、風が強い日が多く、花粉症の患者さんが今年は大変多いです。

皆さんもご存知の通り
世間一般的に、花粉症のシーズンは2月~4月頃
この時期に飛んでいるのはスギ花粉です。
花粉症で最も多いのはスギ花粉ですが、
花粉症の原因はスギ花粉だけではありません。
日本では、ほぼ1年中なんらかの花粉が飛んでいます。
自分がもっているアレルギーの花粉が飛んでいる時期に
鼻水、くしゃみ、目のかゆみなどの症状がでます。

1年の花粉スケジュール

スギ       2月中旬~4月下旬頃
ヒノキ      3月初旬~6月下旬頃
シラカバ    4月中旬~6月下旬頃
イネ科     5月中旬~10月中旬頃
ブタクサ属   7月下旬~10月下旬頃
ヨモギ属    8月中旬~10月中旬頃
カナムグラ   8月中旬~11月下旬頃
ハンノキ属   1月初旬~6月下旬頃

場所やその年によって飛散時期は違いますが、
代表的なものをあげてみました。
他にもたくさんの花粉が飛んでいます。

少し寒くなってきた秋頃の花粉症は風邪と間違えやすく、予防が遅れがちに・・・
どの花粉の花粉症であっても、お薬や予防は同じです。
自分の花粉症の時期を知って、早めの予防を心がけましょう~

 

 

睫毛を傷めないために・・・・

目に異物が入るのを防いだり、
接触すると反射的に目を閉じてくれる働きがあるまつ毛・・・
眼科的な意味では、目を守る役割をしてくれていますが・・・
私たち女性にとっては目を大きく、
ぱっちりに見せてくれるのも、まつ毛の大事なお仕事の一つです。

さくら眼科ではまつ毛を増やすために、睫毛美容液を販売しています。
まつ毛を増やすために使用する貧毛用処方薬で、
まつ毛を長く、濃く、太くしてくれます。
夜1回まつ毛のキワに塗り、約4週間ほどで目に見える効果が出始めます。
約8週間でほとんどの方に目に見える効果があらわれ、
約16週で最大効果になります。
しかし、せっかくまつ毛美容液を使用して伸ばしても、
まつ毛が痛んだり切れたり・・・
不健康なまつ毛では意味がありません!!
まつ毛を健康に育てるためには、
美容液でケアしつつ痛めないようにするのが大切!

まつ毛を痛めないようにするには・・・

●栄養をしっかりとる
まつ毛も髪と同じ!栄養が必要です。
特に、たんぱく質・ビタミンE・ビタミンB群・亜鉛をしっかりとりましょう。

●強い刺激を与えない
洗顔時にゴシゴシこすったり、ビューラーで強くはさんだり・・・
強い刺激は抜け毛や切れ毛の原因になります。

●目のまわりは清潔にする
抜け毛の原因や、新しいまつ毛が生えてくるのを妨害してしまいます。
アイメイクや汗や涙をキレイに落としましょう!
目のまわりは以外に敏感です

●ストレスやホルモンバランスの乱れ
ストレスやホルモンバランスの乱れにより
まつ毛の成長をつかさどる細胞の働きがにぶくなってしまいます

まつ毛美容液を使っている人も使ってない人も・・・
健康的なまつ毛を育てましょう~~

 

憧れの青い瞳

私たち日本人の瞳の色は、茶色~濃い茶色の方が殆んどだと思います。
しかし、世界には薄い茶色や灰色、青などの
とてもキレイな色の瞳の方も多くいらっしゃいます。
茶色の瞳も十分キレイですが、
誰もが一度は、青や灰色の瞳に憧れたことがあるのではないでしょうか?

瞳の色は、角膜ごし見える虹彩の色素の量で決まります。
虹彩表面の色素の量が豊富な人・または人種ほど、濃い茶色の瞳になり、
色素量が少なければ、薄い茶色の瞳になります。
白色人種の場合は、虹彩表面に色素がなく、
虹彩そのものが透けて見えていて、虹彩内の色素の量によって、
瞳が青く見えたり、灰色に見えたりします。

近年では、私たちの憧れをかなえるアイテム
『カラーコンタクトレンズ』が多くのメーカーから発売され、
その日のファッションや気分に合わせて、
青や灰色などに瞳の色を変えたり、
また瞳を大きくするレンズも発売されています。

また、アメリカでは、たった20秒のレーザー治療で、
瞳を半永久的に青くする手術が話題になっています。
レーザーで虹彩表面の色素を吸収する治療で、目に害はないとされています。
まだ、実用化はされていませんが、
近い将来、手術で瞳を青くすることができるかもしれません。
ただし、一度青くした瞳は茶色には戻せないのでご注意を!!

 

コンタクトレンズ眼障害

『コンタクトレンズによる目のトラブルが増えている』
と言う話を最近よく耳にします。
実際にどんなトラブルが起こるのでしょうか??

コンタクトレンズは眼鏡とは違い、
角膜(黒目に相当する部分)に接触しています。
そのため、視野が広い、顔の印象が変わらない、スポーツなどに適している。
など、多くのメリットがありますが、
反対にそれがデメリットにもつながり、
眼鏡では起こり得ない眼障害が起こることがあります。
また、コンタクトレンズの不適切使用による視覚障害も増えています。

主なコンタクトレンズによる眼障害

【角膜上皮障害】
コンタクトレンズによる病気で最も多い病気です。
主な原因は、ドライアイ、レンズの下などに入り込んだゴミ、
レンズの汚れなどによるこすれです。
角膜や結膜に小さな傷がつきます。
痛くても通常は数日で治ります。
しかし、ソフトレンズの場合気づくのが遅れ、細菌などに感染してしまうことがあります。
また、障害が上皮の内側まで及び感染を起こした場合、
治療が遅れると炎症が眼球内に及び、失明に至ることがあります。

【角膜血管新生】
本来、無血管で無色透明な角膜に、血管が伸びてくることです。
重度の酸素不足のサインです。

【角膜内皮障害】
酸素不足のため、角膜の一番内側の細胞の数が減ることがあります。
内皮細胞は再生しません。
自覚症状が重症になるまであらわれず、
気づいた時には角膜移植しか治療法がない、
ということになりかねません。

【巨大乳頭結膜炎】
レンズの汚れなどが原因のアレルギー性結膜炎です。

これらのコンタクトレンズによる病気にならないために・・・
①眼科で定期的に健診をうける
②装用時間を短くする
③きちんと洗浄、消毒をする
④使い捨てのコンタクトレンズは使用期限を守る

コンタクトレンズもきちんと使用すれば安全です。
正しく使用して健康な目でいましょう~。

 

しみ、ホクロの治療は今がおススメです

 

もうすぐ3月・・・

まだまだ寒いですが、紫外線は徐々に強くなってきています。

皆様紫外線対策はバッチリでしょうか??

紫外線は3月頃から徐々に強くなり、7月・8月頃に紫外線はピークをむかえます。

さくら眼科でおこなっている美容皮膚科の治療で、

シミやホクロなどのレーザー治療は、

照射部位が紫外線にあたると再発などの可能性がありますので、

紫外線の強い時期は、シミやホクロなどの治療はおススメしていません。

シミやホクロは治療後のケアがとても大切です!!

シミやホクロをとったあと数ケ月は、日焼け止めを必ずぬり、極力紫外線にあたらないようにする必要があります。

せっかく綺麗にとれたシミが再発してしまっては意味がありませんよね><

シミやホクロの治療を考えている方は、

2月末、遅くても3月なかばぐらいまでにお願いします。

この時期をすぎますと、10月・11月ごろの秋になってからになります。

 

また、治療後は1週間ほどテープをはっていただきます。

テープは肌色ですが、やはり近くで見ると目立ってしまいます・・・

特に顔のシミやホクロの治療をお考えの方は、

マスクのできるこの時期は、治療部位が自然に隠せておススメです!!

無料のカウンセリングは、いつでも大丈夫です。