目薬の効果を最大限に♪

病院で処方された目薬、正しく使えていますか?
せっかく処方された目薬も、正しく使用しなければ充分な効果が発揮されなくなってしまいます。
今回は正しい点眼方法を紹介します。
1.まず最初に必ず手をキレイに洗ってください。目薬の容器の先に手が触れてしまい、汚染されるのを防ぐためです。
2.下まぶたを指で軽くひいて、容器の先がまぶたやまつ毛に触れないように点眼します。
この時、さす量は一滴で充分です。2滴以上さすと目から溢れてしまい意味がなくなってしまうので、一滴を確実に目の中に入れてください。
3.目頭を軽く押さえながら1〜2分目を閉じたままでいてください。点眼した後すぐにパチパチとまばたきしてしまうと、薬が涙とともに目頭の涙点から喉の方に流れていってしまいます。
目の外へ流れ出た液はティッシュで軽く拭き取ってください。
2種類以上目薬が処方されている場合は、一つ点眼してから5分程度あけて次の目薬をさしてください。
使用後の目薬は容器のフタを閉めて、清潔な場所へ保管しましょう。
目薬は一度開封してしまったら、使用期限に関わらず一ヶ月以内には使い切るようにしてください。
正しい点眼方法で目薬の効果を最大限に得られるようにしましょう!

メガネもフィットさせて使いましょう!

めがねメガネの検査を希望で眼科を受診される患者さんが、毎日たくさんいらっしゃいます。近視や遠視・乱視などで見え方を矯正しなければならない方には必須のアイテム、それが「メガネ」です。

眼科内ではテスト用のレンズやフレームを使い、どのくらいの度数で見えるか、使用して違和感がでてこないかなどを測定し、その検査値をメガネ屋さんに託します。(眼鏡処方箋)

その後ですが、数ヵ月後に定期検査にいらっしゃった患者さんを見ていると、結構メガネを掛ける位置が離れていたり、下にずり下がっている方をお見受けします。

メガネは耳と鼻のところで固定して視力を矯正するものです。また、まさにこの位置に掛けた状態が一番視力矯正ができる(物が見える)状態であるのです。そのため、黒目からメガネを離しすぎていたり下方にずらしすぎていると、測定値の度数を入れても見えにくい!となってしまいます。メガネのレンズ真ん中で見てたときと、端のほうで見たときの見え方は違います。度数もすべての面に同じように度が入っているわけではないのです・・。

多少メガネがずれてしまうというのもわかりますが、その場合は所定の位置に是非、戻してあげてください。

受診を後回しにしていたら、治療費も倍増しますよ~!

病院1日の診療終了後、先生もスタッフも帰り支度を整えて医院を出ようとすると、

「目が真っ赤に充血してて痛みもあるんです。診てもらえませんか!」と、駆け込んでくる患者さん。これは大変!!すぐに準備して診察。先生が「いつからですか?!」と問うと、「今朝からです」とのこと。あらら、今までの時間、我慢していたのでしょうか・・。

遅くなるまで、放置していた理由については、仕事があって受診できなかったと。ご事情はわかるのですが、もう少し目を大切にしてあげてほしいとも思われます・・。

そして、病院に行くのを我慢できなくなるまで待ってからとか、後回しにして受診をしても何も良いことはありません。

症状が悪化し、早期処置が必要であった場合は手遅れになってしまう可能性があること、さらに悪化した症状を改善するために処置や薬も増える。よって治療費も倍増、さらに治療を受けた時間帯などによっても追加料金発生!!なんてことになります。

前述のようなケースで診療の時間外に駆け込んでいらして、診察を受けられた場合には通常支払う治療費にプラスして、時間外加算という料金が発生します。他にも休日加算、深夜加算などさまざまな医療費が国によって全て定められているのです。同じ治療を行っていても、診療時間内で診察を受けた患者さんのほうが医療費も少なくて済むのです。

目だけではありません。異常を感じたら、我慢せずにすぐに病院受診をしてくださいね☆百害あって一利なしです。

秋の夜空と目の休息♪

すっかり涼しくなって過ごしやすい季節になりましたが、この季節は急に寒くなったりと、体調を崩しやすいので気をつけてください。
秋は空の透明度が高く、一年で一番空がキレイに見える季節だそうです♪
そんな空を見上げて、パソコンやスマートフォンなどで疲れている目を休ませてあげましょう!

パソコンやスマートフォンの画面を見ていると、どうしてもまばたきが少なくなり、画面を凝視してしまいます。まばたきの回数が少なくなると眼球の動きも少なくなり、目の周りの筋肉が凝り固まってきて、疲れ目の原因となってしまうそうです。
目の疲労が蓄積してしまうと、眼精疲労となって疲れが取れなくなってしまいます。定期的に目を休ませて疲れを取ることが大切です♪
秋 の空は特に夜の星空がオススメです。昼間に受けた光や刺激を、暗闇が包み込んでくれます。そして遠くの星を見ることで目のストレッチにもなり、疲労が少し でも軽減されるかもしれません。帰り道、歩きながら携帯電話・スマートフォンを見るのはやめて、たまにはキレイな秋の星空を見上げてみて下さい♪

さくら眼科では院外処方箋を発行しています。

薬剤師”医薬分業”という言葉があります。お医者さんと薬剤師さんがそれぞれの専門分野の実力を最大限に発揮できるようにしよう!と、厚生省も推進されているものです。

病院によっては先生の診察を受けた後、病院内で薬をもらって帰宅。というところもあります。一昔前までは、ほとんどの病院がそうでした。

しかし先生が診察をして、薬の内容まで事細かに患者さんが理解できるまで説明をしていたら、大変な時間がかかります。ただ、患者さんに使用してもらう薬については一人一人に、ご理解いただいた上で使用してもらわなくてはなりません。

そこで、薬の専門家”薬剤師”さんの登場です。
薬のことを薬剤師さんが管理してくれることで、他の病院で使用している薬も把握されるので、薬の重複や飲み合わせなど、ひとつの病院ではわからないけれども重要な情報がわかるのです。

別の窓口に薬を取りに行くのが大変・・と、思う方もいらっしゃっるとは思いますが、それ以上の安全を手に入れることができるのです!

ちなみに、さくら眼科近辺の薬局薬剤師さんたちは本当に親切で、A子も利用させてもらっていますが、しっかりと使用する薬、飲み合わせ、禁忌などについても確認と説明をしてくれますよ。

検査機が新しくなりました♪

眼科に行けば、必ずといってよいほど設置してある、オートレフケラトメーター。

ついにさくら眼科でも新台と入れ替えになりましたぁ!

開院以来10数年間、使い続けてきました機械がついに交換されました。

1台で眼圧を含めた3つの検査項目を測定できるので、ともかく早いです。目のカーブを測ったりするのも、結構長めにジッとしていただく必要がありましたが、この時間がまず短くなりました。そして、いままでの眼圧計は、激しい?!音とともに測定していたので、患者さんもびっくり!!という反応が多かったのですが、これもまたマイルドになりましたよ。

ですが、一番よかったな!と思うことは、患者さんに機械ごとに移動していただいていた手間がゼロになったということです。とくに足の悪い患者さんには、本当に申し訳ないと思いながら移動してもらっていたので、これは本当に助かりました。移動する時間がなくなりましたので、他の患者さんをお待たせする全体的な待ち時間も短縮になりました!

いつも定期検診などでいらしている方は、ちょっと今までより早くなった?!と、お感じいただけたら幸いです。

皆が思いやりの心を持てるようになると良いのですが。

先日、全盲の女子生徒が何者かに蹴られて、全治3週間の怪我を負うという事件がありました、、、。

そんな酷いことをする人がいるのかと、驚きと怒りと、そして悲しくなりました。少し前にも盲導犬が刺されるという事件がありましたが、加害者たちはいったいどういう神経をしているのでしょうか。

この事件は、少女の持つ白杖につまづいた腹いせだと思われているようですが、あまりにも自分勝手すぎます。

全盲の人が外を歩く時には、障害物などは杖で確認するしかないのです。目の代わりのようなものなのです。したがって杖を左右にふって確認しながらゆっくり歩くようになるのは容易に想像できます。なので、見えている私たちがよけるべきところを、勝手につまづいたあげく蹴るなんて信じられません。危害は加えないが「邪魔だ」と言う人もいるようで、悲しい現実です。

しかも少女は点字ブロックにそって歩いていたとのこと。あれは資格障害者の為にあるものです。線状のものが進む方向を、点状のものが注意を示しています。なので、それをふさいだりしてはいけません。正面から歩いて来たと思われる相手がよけるのが当然なのです。

白杖を持つ人すべてが全盲とは限りませんが、視野が狭かったり、弱視だったりと、普通に歩くのが困難なので、見える私たちが気遣ってあげるべきなのです。声をかけて手助けをすることができれば一番良いのですが、悲しいかな、実際はなかなかできないものです。おかしな話ですが、親切にするのに勇気がいるのです。せめて歩行を邪魔しないようにすることしか、私にはできていません。そんな私言うのもなんですが、すべての人が、せめて、邪魔思ったり、歩行の妨げになるようなことだけはしないように、思いやりの心を持てるようになれればと願います。

^^

診療費のクレジットカードの使用について。

診察費用をお支払いただくときに、「クレジットカードは使えますか?」というご質問をよくいただきます。

回答といたしましては、”自由診療”にあてる診察費用には、クレジットカードがご利用いただけます。

健康保険証を使用し「保険の負担割合」のご負担金は、申し訳ないのですが「現金」のみとさせていただいています。”眼科診療はすべてこれにあたります”

美容皮膚科の場合、基本は自由診療を採用しています。こちらの支払いには各種クレジットカードがご利用いただけます。支払方法も、1回のみでなく分割、ボーナス払い等も受け付けています。
クレジットカード

 

電子マネーなどは、端末機未設置のため現在のところ使用できません。ご了承ください。

ボトルの使用期限を確認してみましょう!

そういえば以前、友人とプチご褒美を目的に行った、とある高級ホテルの中の美容エステサロン。スタッフのサービスも料理も施設もほぼ満点に近し!

そのときの事です。フェイシャルのお手入れの際に、コンタクトレンズを外すのですが、サービスでレンズケースと洗浄保存液がおいてありました。しかも10分で消毒・洗浄が完了するタイプを完備するとは、なかなかできるとこではありません。

ここまでは、さすが!と思ったのも束の間。職業病かも・・と、思われそうですが気が付いてしまいました。その洗浄保存液のボトルをよく見てみると、なんと期限切れ・・・。しかもこの期限は、未開封の状態だったらという意味なのです。いったい、いつから置いてあるのかしら?!

たまたまA子はワンデータイプのコンタクトレンズユーザーなので、この洗浄保存液を使用することはありませんが、ちょっぴりガッカリ。お客様満足度アンケートに、書いてしまいました。

 

ところで、ご自宅の洗浄保存液の使用期限はいかがですか?未開封なら、ボトルの使用期限まで。開封済みなら、3ヶ月を目安に使い切りです。それ以上経過している場合は、余っていても捨てて、新しいものを使いましょう!

魚がまばたきをしない理由。

夏休み、お友達同士で電車に乗っていた小学生の男の子達がこんな話をしていました。

「魚はまばたきしないって知ってる?」

「え?何で」

「魚はまぶたがないから、まばたきなんかできるわけないじゃん!」

「まぶたが無かったら、寝るときも目を見開いたまま寝るんだよ(笑)」

「じゃ、魚になれば授業中に昼寝してても先生に怒られないで済む?!」

といったような感じの笑い話でしたが、魚の目を思いだすと確かにまぶたがありませんよね?!

魚の目

 

 

 

 

まず、人間のまばたきについて考えてみると何故人はまばたきをするのでしょうか。

これは、目の表面を潤すことによって目を守るための動作であり、通常20秒に1回はまばたきをすると言われています。目の表面が乾くと、「痛み」「視力不良」「雑菌が入る」など、様々な病気を発症させてしまいます。

ちなみにイギリスや台湾の有名な衛兵さん。微動もせず、 ”まばたきすらしない衛兵さん” とかの話を聞きますが、よーーく見てみると、一瞬まばたきしてますよね。ただ、まばたきの回数は極めて少なく、涙が出てしまっているということもあるそうです。(友人談ですが、涙が出ている衛兵さんの涙を拭いている人がいる光景を見たとか・・)訓練をしてまばたきの回数を減らしていると思いますが、眼科側からすれば「まばたきくらいしてくださいよ」と、言いたいところです。

さて、最初の小学生達の会話にもどりますが、『魚』は彼らが言うとおりまばたきをしません。理由は、生活している環境を思い浮かべてみればすぐにわかりますよね!水中で生きる魚は常に目の表面は潤っているので、まばたきはしません。したがって、まばたきが不要なのでまぶたも無いのです。