プールの時とかメガネ、どうしている?

私、とっても度が強くて。

メガネがないと何にも見えません。

こんな目の方は、何をするにも一苦労があります。

プールまさかメガネを掛けたまま水に潜るわけにはいきません。しかし、お子様であれば学校の授業でもプール学習があり、親御さん世代でも夏休みなどに海やプールへ家族で出掛けたりしますよね。折角の出掛けたのですから、みんなと一緒にプールで楽しみたいものです。他の方はどうされているのだろうと思う方も多いと思います。

実際に眼科を受診された方からも質問を受けます。

先ずは、今まではどのようにされていたのかを伺ってみると、

*潜らずにお腹くらいまで水に入って、いつものメガネでプールに!!
→メガネがプールに落ちると大変危険ですのでやめましょう!(プールの監視員さんにやはり注意されたようです)また、プールの塩素入りの水がメガネを駄目にしてしまいます。

*1dayのコンタクトをして、その上に普通のゴーグル着用!!
→万が一コンタクトが外れたり、またゴーグルの中にプールの水が入ると大変危険です。やめましょう。

*水着にはなるが、プールサイドで普段のメガネを掛けて、本読みとかスマホいじり
→せっかく皆と一緒にプールに来ているのに、ちょっと寂しいですよね。

といった具合に切ないお返事をいただきます。

では、メガネを掛けないとほとんど何も見えないという方はどうすればよいのかと言うと、「度付きの水中ゴーグル」を活用するということです。

メガネ屋さん、スポーツ用品店さんをはじめスポーツクラブ、ジム、デパートなどでも多数販売されています。もちろん、インターネットでも販売されています。度についても、左右差があって出来合いのゴーグルでは使用できないケースでは、組み立て式で左右の度を変えて組み立てるというゴーグルもあるようですから、ご自身の目に合うものを選んでみましょう。

度付きの水泳ゴーグルと普段のメガネ。

船橋も梅雨明けが先日発表されて、暑い日が続きます。プールや海へこれから行かれる方も多いのではないでしょうか。

紫外線と太陽ところで、この季節になると水泳用のゴーグルに度を入れて作りたい!という患者様からご相談を受けることがあります。「普段使いのメガネの処方箋で作れますか」と、いった内容です。

どちらもメガネであることに変わりはないのですが、普段使いのメガネと水泳用ゴーグルの度を一緒にしてはちょっとツライということはお話をさせていただきます。

水泳用のゴーグルは基本は水中で使用します。空気中と水中では、光の屈折率が違います。(空気(nd=1)、水(nd=1.33)と言われています)
そのため、同じ度を入れて作ってしまうとちょっと度が合わなくなってしまうのです。例えば、近視の方なら、度は弱め弱めに選ぶほうが無難です。また、水中では物の歪みなどはほとんど気にならないくらいになりますので、入れる度数にナーバスになりすぎることはないのです。

当院では、普段使いのメガネの処方は可能ですが、実際のゴーグルのトライアルは残念ながらありません。ですが、眼鏡屋さんの売り場では、普段使い用のメガネの度から水泳用ゴーグルの度に換算して作ってくれるところもあるそうですよ。