結膜炎(けつまくえん)

●結膜炎の症状●

結膜炎の目はひどいメヤニや充血を伴います。

例えば、よく洗わずにおにぎりやパンを手でつかんで食べた、感染者と知らずに一緒に鍋料理を箸でつついた、うっかり感染した家族の使った同じタオルで顔を拭いた、エレベーターのボタンを押した指先で目をこすってしまった等、このような何気ない行動で口から目からウィルスが体内に入ってしまいます。逆に考えると、よく手を洗い消毒をし、むやみに粘膜(特に口や目など)に触れない、といった日常できる事を行えば感染の確率はぐっと下がると言えます。
 他人に感染させないように気を付けることはもちろんですが、細菌やウィルスをもらわないように防御することが大切です。

結膜炎の症状

特に夏に感染しやすいウイルス性結膜炎は注意が必要です。
ウイルスは細菌より感染力が強く、症状が重症化しやすいからです。

流行性角結膜炎(はやりめ)

アデノウイルスが結膜に感染する病気で、潜伏期間は約1週間です。
感染すると充血、異物感、メヤニ、涙などの症状が非常に強く現れます。完治までは平均3週間かかります。

急性出血性結膜炎

エンテロウイルスが原因で、感染後1~2日で発病します。
症状は流行性角結膜炎に似ていますが、治癒は早く完治まで約1週間です。

 

アレルギー性結膜炎

アレルギー性結膜炎はアレルゲンが存在する限り発症します。

気をつけること

●ウイルス性結膜炎は感染力が強いため、学校では登校禁止となります。
大人でも仕事を休むことが望ましく、上司の判断を仰ぐべきです。
症状が軽くなっても、医師が点眼薬をやめてよいと言うまで必ず続けましょう。角膜混濁などの後遺症を防ぐためです。

●アレルギー性結膜炎はアレルゲンが存在する限り発症します。
アレルゲンとは、アレルギー症状を引き起こす原因物質のことです。体質によって異なりますが、通年性では「ダニ」「ほこり」「ペットの毛」「カビ」「花粉」などが主なものです。
コンタクトレンズの汚れも原因になることがあります。季節性の場合はスギやヒノキの花粉が多いです。

抗アレルギー薬で症状を抑えますが、効果が出るまでに数週間かかることがあります。
季節性のアレルギーの場合は、毎年早めに点眼を始めると症状の悪化を防げます。
また、花粉がアレルゲンの場合は全方位をガードできるメガネの利用もおすすめです。